名前がいっぱい (新潮文庫)

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著者 : 清水義範
  • 新潮社 (1999年4月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101282183

名前がいっぱい (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 何かの書評でこの本を知り、ずっと読んでみたかったものです。
    でもどこの本屋にもなく。
    そうか、図書館で借りようとやっと思い立ち、借りてきました。

    名前って確かにおもしろい。

    あとがきの「悪魔ちゃん騒動」。
    そうそうあったなあそんなこと。
    気になってその後を調べたら、なんか大変なことになってたんですね。

  • 名前を題材にした短編集。
    小説というよりは作者の悪ふざけ的な意見を基にした話が多いです。
    その悪ふざけも「ワハハ」「クスッ」というよりは「クスクス」くるものです。
    それだけではダメだと思われたのか最後の話ではきちんと小説になっています。
    小説が読みたいけれど軽く読みたい、そんな時にピッタリのものです。

  • 「名称」をテーマに様々なこだわりやすったもんだ、シチュエーションを描いた十編の短編集。文庫版のカバーには「苗字しりとり」というお遊びができる仕掛けがついています。
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     どのエピソードも面白かったです。↓

     匿名を足がかりに、仮名やペンネームやハンドルネームに対する著者の考えを綴った――、「匿名希望」

     身近にあるものに勝手な和名をつける、という孤独な一人遊びに喜びを見出してしまった、とある研究所の所員――。学問の世界の世にも奇妙な一面を知ることができる、「学名と和名」

     若い夫婦が初めての子供に命名しようとしたら、周囲の意見に振り回されて大パニックとなる、「"さき"と"ゆうき"」

     親の戒名を、寺に頼まず自分でつけようとした男の七転八倒ぶりと、厳格且つとても奇妙な戒名のルールをユーモラスに描いた、「人は死して……」

     変なあだ名でクラスメートからいじめられた息子を慰めようと、父親が息子にした話とは――、「あだな物語」

     新作を書き始めることにした小説家。まずは登場人物の名前を決めようとするのだが――。物語を作る者なら誰もが持つ「登場人物の名前の決め方」という悩みをコミカルに綴った、「誰でもない人」

     個人名、呼び名、役職名、俳号、ハンドルネーム、ペンネーム――。一人の人間が様々な状況で様々な人に様々な名前で呼ばれるという、至って普通のことが実は奇妙なことなのかも、と教えてくれる(かもしれない)、「名前がいっぱい」

     「名」がつく慣用句をいじり倒す、「名の言葉辞典」

     人物名がないばかりに、単純な事件がとんでもなくややこしい話になる、「無名人物列伝」

     母親には見えない「何か」と遊ぶ子供。その「何か」には名前がないので名前を欲しがるのだが、絶対に名前をつけてはならない。つけてしまうと――。名前と存在の関係をホラー仕立てで描いた、「名前がほしい」

  • 借り物。

    スパンキーwww

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