グーグル革命の衝撃 (新潮文庫)

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  • 新潮社 (2009年8月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (353ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101283715

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グーグル革命の衝撃 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 読んだのは数年前、今では若干古いですが、「情報資源」ということを意識させてくれた一冊。
    あれから数年、世の中は情報をどう扱うのかに、焦点が移っているような。。

  • グーグルが提供する未来は、夢の世界なのだろうか?それとも、絶対的な監視社会なのだろうか?

    グーグルは「すべての情報」を探せるプラットフォームを創ろうとしている。「すべての情報」とは、人間が認知しうるすべての可能性だ。それを実現するために、天才集団が毎日技術革新を起こしているのである。その動機は実に明朗で、「人間社会をより良く(楽しく、便利に)すること」である。

    だが、グーグルがひとつの民間企業であることを忘れてはいけない。いかに公共的な理想を掲げようとも、その本質上、利益を上げないことには成立しないのだ。グーグルにとって最大の収入源は、広告費である。これを得るためにグーグルは、検索結果に脚色を加えたり、個人情報をチラ見したり、著作権法をめぐる法廷闘争を続けていたりしているのだ。

    更に重要な怖れは、その便利さそれ自体に対するものだ。『ネット・バカ』という本によると、インターネットの過剰利用によって、人間の脳ミソが悪い方向に変化してしまうらしい。つまり、脳が忍耐弱く、忘れっぽくなり、自分の頭で考えることができなくなってしまうとそうだ。これに似た批判が、本書にも登場する。これは果たして旧世代のやっかみに過ぎないのだろうか?それとも、われわれはグーグルの掌上で弄ばされるだけになってしまうのだろうか?

  • グーグルの立ち上がりや技術、それらが世界にもたらしている影響などを分かりやすくまとめてある。
    取材は2006年のNHKスペシャル時に行った情報が元になっているが、そこまで古さを感じさせることなく、よくまとまっていると思う。
    これを読めばグーグルの凄さと特に恐ろしさを感じることができる。

  • NHKの技術系の番組では、圧倒的な取材力を感じます。
    本書でも、素人では話をしてもらえない人々からの話が掲載されているので、
    読むだけでも参考になります。
    年月が経っても、いつの時点で、誰が、何をいっていたかという記録は有用です。

    チカイオハザマという日系アメリカ人が、当時googleにいたということでも役にたつことがあります。
    googleを訪問する機会があったときに、チカイオハザマさんいますか?という話がネタの一つになるからです。

    著作権問題をはじめ、負の部分も指摘しているのは好感が持てます。
    google礼賛ではないで、情報が集められるのはNHKだからだと思います。

    本書の情報をどういかすかは、自分の仕事だと思いました。

  • ・グーグルは、オープンなオフィス環境で知られている。ガラス張りの建物の中では食事、クリーニング、マッサージまで全て無料。ジムやプール、ビリヤード場が完備され、ビルとビルとの間をローラースケートやローラーボード、自転車など好きな乗り物で移動している。グーグルの人々がここを「キャンパス」と呼ぶように、まるで大学の一角にいるかのような感覚になる。(pp16)
    ★大学では勉強に集中できる環境が整えられている。仕事に集中できる環境を整えているのがグーグルの「キャンパス」なのだろう。

    ・しかし一方で、ここを行きかう人々の多くは、世界の有名大学の博士号を取得したスーパーエリートたちである。その中での競争で、常に仕事の成果が求められることに変わりはない。廊下で社員たちが遊んでいるのは、厳しい競争の代償というわけである。(pp18)
    ★皆できるからその中で勝ち上がっていくのは大変そう。グーグルには世界の地が集結している気がする。

    ・「今の我々の関心事はあなた方が検索トップの15位以内に入ることです。理想的にはトップ5位で、確実なラインで言えばトップ10位ですね。15位以下ではあなたは存在していないも同じです。…」(pp82ブルースクレイ社の話)
    ★何か違和感を感じる。私は①5位以下でも見ることが多いし本当に真剣に探している者であれば多くのページを見ると思う。

    ・グーグルニュースは、複数の記事を比較して、その中から客観的な事実を追求できるような環境を全てのネットユーザーにもたらした。知りたい分野のニュースを検索で絞り込むこともでき、「知の獲得時間」が大幅に短縮された。それに何といっても無料で利用できる。これによってどのような変化が起きるのだろうか。まず利用者は「ニュースを疑う」ということを始めるだろう。報道機関のニュースの内容、伝え方に質的な差があることを実感する。ニュース記事に誤りがあることも知るようになる。(pp102)
    ★大多数の人々は、いくら無料でも多くの記事を比較することはないと思うのだけれど…。

    ・製品の国際化を担当する部門には、多言語を操る人が多い。中には10ヶ国語をマスターしている人もいる。(pp114)

    ・「グーグルがありとあらゆる答えを持ち、どこにいても、何時でも使えるようにしたいのです。我々が一番大きく、一番早く答えを出し、あなたの国であなたの言語で、あなたのために最も優れた情報源になることを望んでいます。」(pp132 エリックシュネット)
    ★情報源があるのは便利だけれど…。一度グーグルの目を通して検閲されている情報しかないのが懸念事項。

    ・「グーグルが私たちの知る手段を決めるなんて民主主義に反しています。それが理由で私は動きだしました。グーグルが作り上げた目かに済みは、彼らに悪気がなくても、誰かが国際世論を悪用して民主主義を崩壊したければ、それを可能にするのです。」(pp170 グッドマン)
    ★民主主義をどうとらえているのかよくわからない…。

    ・グーグルに預けたデータが無断で他社に流れることはもちろんないだろう。しかし常に考えておかなければならないのは、提供し、預けるデータ一つ一つが個人と特定されない程度に「匿名化」された上得マーケティングに用いられる可能性である。グーグルにとって広告は巨大な収入源であるからである。(pp192)
    ★グーグルを利用する→グーグルが企業に情報提供、広告→広告→広告収入 という感じかしら。

    ・グーグルが先進国で唯一攻撃できない市場。それが日本だ。調査会社ネットレイティングスによると、2006年3月時点でグーグルの利用率は35%。周囲のヤフーの65%に大きく水をあけられている。
    ★日本は特異なんだね。ヤフーが日本発だったりするのかな。

    ・人... 続きを読む

  • 文庫版が安く出てたので「Google誕生」と読み比べてみる意味で購入。
    Google誕生がドキュメンタリー風なのに対して、こっちは社説風な印象。

    読みながら「日本人的発想なのかな、これって」みたいな感じで、Googleを多角的に見る、というよりはむしろGoogleという題材をテーマに日本人とアメリカ人の考え方を見比べる事に。

    かかってる取材費が全然違いそうなので、あまり比較しちゃいけないのかもしれませんが、「Google誕生」の後だとちょっと弱く感じました。親世代に紹介するには、こっちのほうが分かり易く書かれてるかも。

  • googleというサービスを知らない人はほとんどいないと思うけど、「運営している会社は?」とか「検索の他にどんなことを?」と聞かれると、答えに窮することがあると思う。
    そこで、この本の登場である。
    NHKらしく綿密な取材ができてると思う。
    が、いかんせん発売日が2010年現在からだいぶさかのぼるので、内容に注意する必要がある(特にものすごく変化している業界なので)。

  • たった二人の大学生が民家のガレージで生み出した検索技術が、世界の構造を破壊しつつある。

    グーグル革命とは一体何なのか。
    その答えは人によって異なるだろう。
    グーグルによる「知」そして「情報」の革命が世界に与えた影響は計り知れない。

    グーグルのビジネスの主要部分を成すのは、情報検索技術の提供とそれに伴う広告ビジネスである。
    検索技術は今ではほとんど全ての人が当たり前のように日常的に利用している。
    しかしこの検索結果の表示位置を巡って、大きな問題が起きている。
    我々は当たり前のように、検索結果の一番上に表示されたリンクを、最も信頼できるものとして受け入れる傾向がある。
    しかしその状況故に、企業にとってはそのランキングの上位に表示されることが最も重要になり、様々な手を使ってランキングの上位に表示されるように戦略を練っているのだ。
    かつてグーグルは、検索ランキングの表示順番は、クローマーと呼ばれるウェブ探索機械によって集められた客観的情報をもとにして、厳密な数式とアルゴリズムでその検索結果を表出している、と語っていた。
    その一例として、グーグルのアルゴリズムの一つにそのページに貼られているリンク数をもとに表示順番を決めるというアルゴリズムがある。
    これは、リンク数とは人によって利用されている、つまり人にとって利用価値があることを示すものであり、リンク数とは選挙でいうところの票を表すという考えに基づいたものである。
    つまりグーグルは、インターネット上に民主主義をもたらしたのだ、という主張をしていた。

    しかし最近になって、その検索結果を巡って問題が起きている。
    なんと、ある人気ホームページがウェブの検索結果から突如消えたのである。
    これに驚いたホームページ管理者はグーグルにその理由を尋ねたところ、グーグルは消したという事実は認めたが、その理由については明かせないということであった。
    グーグルによると、コンピュータのみによる検索結果の表示には限界があるとして、ルールに反するホームページについては「人」の手によって検索結果から消去しているというのである。

    このことが、何を意味するのか。
    それは、グーグルによって全ての情報の価値が決められるということを意味する。
    企業にとって検索結果の上位にランキングされることが非常に重要な問題であればある程、グーグルが持つ絶大な権力はどんどん増していく。
    全ての情報をグーグルが握り、一般市民の検索ブラウザがグーグルに統一されればされるほど、グーグルの力は増していく。
    グーグルの検索結果に表示されない企業は、社会に存在していないも同然の状況が生まれる。
    検索結果に表示されるためには、グーグルに莫大な広告料を払わなければならない状況が生まれる。
    権力はグーグルに集中し、グーグルこそが情報の支配者になる。

    勿論、グーグル革命によってもたらされたのは負の側面ばかりではない。
    グーグルのアドセンスという広告ビジネスは、貧困地域の収入を爆発的に増大させている。
    インド北部のラジャスタン州の住民の平均年収は約800ドルであるが、そこに住むディーペッシュ・アガルワル氏の年収は今では1万ドルを超えるのである。
    しかもこれは必死で働いた結果としての収入ではない。
    彼は自分のホームページを毎日ちょっとずつ更新し、グーグルとアドセンス契約を結ぶだけで良いのだ。
    それだけで彼にはその地域の平均年収の10倍を超える収入が転がりこんでくるのだ。
    これはロングテールという原理に基づいたビジネスなのであるが、インターネットの発達によってもたらされたロングテールの実現は、世界中にあまねく富を再分配する仕組みを作り上げた。
    先進国においてはさほど大きくない収入も、発展途上国において... 続きを読む

  • 少し古い本ですが、文庫化にあたりきちんとアップデートされています。

    他のgoogle紹介本には無い視点や丹念な取材による事実が詳細に書かれており、大変読み応えのある本でした。

    最新の情報は別の本などに譲るとして、googleの歴史や考え方という観点において知りたい人は読むべき一冊であると思います。googleの全貌と共におすすめ。

  • どんどん便利になってゆく、インターネットの世界。しかし、その便利さの裏側で行われていることについて考えさせられる本でした。

  • 私にとっても衝撃を与えた作品。
    ぼやけていた検索サイトのビジネスモデルやリスクが、
    誰にでもわかる形で説明されている。
    読後、グーグルの検索履歴機能を使用し、改めて怖くなった。
    それでもグーグルを使わずにはもう生きていけない。

  • 検索からスタートし、いまや動画、ドキュメントやOS、会計、ネットワークなど、人々の生活に深く入り込んでいるグーグルのすごさとそれに依存することに警鐘を鳴らす。本書で指摘されるように、もしグーグルが検索やブラウジング、通話の記録を他のサービスに利用することは気分のいいものではないかもしれないが、一方でそういった情報でパーソナライズされた情報は便利でもある。アマゾンのレコメンド機能などは履歴をユーザーに還元している好例だろう。グーグルユーザーは個人履歴を保存される不安よりも利益を感じるが故にグーグルを使い続ける。もし不安やデメリットが上回れば他の代替サービスにユーザーが移っていくことはグーグルも当然考慮しているはずだ。ただグーグルのサービスは各々がつながっていることがまたやっかいなところではある。

  • 情報検索というシンプルな行為が、これほどまでに力を得てブジネスに食い込んできたか?その根幹にある理念がよく分かる。

  • グーグルの光と陰といったところでしょうか。

    本書が文庫化されたのは、つい最近ですが、取材&放映は2年ほど前のようで、今やすっかりおなじみになったグーグルですが、当時としては、まだ目新しい情報もたくさんあったと思うのですが、いかにもNHKらしい取材で、光と陰のどちらに偏向するでなく、センセーショナルとか奇をてらうでもなくでした。

    それにしても、グーグルはスゴイと思うのですが、やっぱ一人勝ちはよくないぞ!

    (2009/12/10)

  • 大学の先生のブログに載っていたので購入。

    ①グーグルを生み出した学生二人は、スタンフォード大学の研究室でグーグルのサービスを形作っていったのだが、研究室に入るなりすぐに、「私たちにアイデアがあります。これをやらせてください」と言った、という独立心の強さに驚く。来てそうそう発言する彼らは偉大。アメリカの学生はこういう学生が多いのだと思うと、日本とアメリカの開きを感じざるを得ない。
    ②グーグルの社会的使命・ミッションは、全世界の情報を整理するという壮大な目的をもっている設立されたことを知る。起業家とはこういう気概を持った人のことをいうのだろうなと考える。
    ③「あらゆる技術には光と影がある。グーグルは、その落差がかつてないほどに大きいのかもしれない。そこに僕らは不安を感じる。なぜなら、人間の脳、人間の知に直接影響を与えるからだ。」グーグルの影は、一体どのようなものであろうか?常に考えながら使用しなければならないと感じる。

    全体的にグーグルの検索システムの方法がわかって面白かったです。NHKさまさまです。情報のほとんどが英語だと思うと日本は大分出遅れているのではないかと思います。また、「.日本」が認められて喜ぶのではなくて、英語の情報にアクセスできていないことに大して日本の人に警鐘を鳴らすことの方が先な気がします。中国・インドの躍進が著しい昨今、若い世代が日本を引っ張る気概が必要だと思います。

  • 2009(底本2007)年刊。グーグルのビジネスモデルの形成過程、その意義、問題点、将来の見込みと事業戦略を解説する。検索システムとしては事実上競争のない状況(グーグル独り勝ち)、中国におけるグーグルの妥協(所詮、営利優先で、公器としては機能していない)の問題、情報の一極集中と追跡可能な媒体である点など、問題山積であり使い方には注意を、というのが正直な感想。とはいえ、明らかに便利であることは間違いないので、アナログと自分の眼、そして時空間を超えるグーグルの機能とのバランスを意識して、という他はないのかも。
    他に、プライバシーは開示されているものとみてネット環境に身をさらしているという意識を再確認できた。ネット環境にさらすべき情報の限界線をどこに引くかも同様。

  • 本著が黴臭くなるくらいの速度で、グーグルの快進撃は続いている。が、グーグルの「開かれた世界」に対する飽くなき追求の欲望を支えている『動力』についての考察は、本著にはない。

  • 取材しようとした理由
    ・検索と広告を連動させたビジネスモデルをいち早く確立し、世界で五十パーセント以上とも言われるシェアを持つ
    ・広告で得た収入を元にネット上でさまざまなソフトを「無料」で提供し、既存産業構造を突き崩す変革をもたらしつつある
    ・世界の右脳集団とも言われるトップエリートたちが能力を最大限に出し合い、他社の追従を許さないスピードで新サービスを次々と送りだし、ネット業界の新しいうねりの先駆者的な役割を担っている。

    確かに。
    改めてグーグルはすごいなと感じる。既になくてはならないインフラのひとつだ。ネットの検索、Googleマップ、カレンダー、Gメール、YOUTUBE。無くなってしまうと、大分不便になるだろう。

    googleをより深く知ることができた。

    【学】
    グーグル爆弾
    グーグル八村

    ・従業員はコンピューターの不具合があれば、24時間いつでも交換や修理、補充を頼むことができる。煩わしいことをする必要が無いのだ。プログラマーはプログラム以外に時間を使うのはもったいないと言う発想。

    検索結果に表示される広告をオークションで売る。

    検索結果の2ページ目を見る人は2割

    発展途上国の人でもHPを作り、広告料を得ることで、(現地では)億万長者になる。世界中の人の生活を変える可能性のあるサービスなのだ!

    中国では検索結果を変えている(中国政府に都合の悪い情報は表示させない)

    検索データがどのように使われるか、わかっておらずプライバシーの問題に発展するのでは?と心配する人は少なくない。

  • 昔購入して途中まで読んでいたもの。改めて読んでみて、グーグルにすべてを把握されるのは怖いと思いました。何に興味があるか、どんな病気にかかっているか、子供の既往歴は、など。そういえば昔はGoogleで検索していましたが、いつの間にかログインされたページがデフォルトに変わっていて、Google+の中で検索されています。本当にそうなってしまいました。

  • Googleの本はたくさんでているんですが、
    天下のNHKが出版しているということで、信頼性があるだろうということで手に取ってみました。

    グーグルの会社に勤める人の話があったり、検索アルゴリズムの話であったり、
    Google長者と言われる人の話であったり、SEOのお話であったり
    具体的な数値や実際のインタビューを通して取材したものがまとめられています。

    Googleのやることは発想が全く違いますし、スケールがほんとでかいですね。

    仕事するうえでGoogleは欠かせませんし、
    プライベートでもブログを書いたりゲームをしたりとGoogleを利用しています。

    これからまだまだ進歩するようなので、
    おいていかれないように気を付けないといけませんね。

  • ・2007年に書かれた「グーグル革命の衝撃」で、2011年に出版された「グーグル ネット覇者の真実」と同レベルの取材がなされていると思えました。内側で密着取材したスティーブン・レヴィ氏と同レベルの取材ができるとはNHKの人たちはすごいなと思いました。

    ・Googleの採用の文化(学校の成績まで提出させ、高学歴者でありかつGoogleに合った人を採用する)はFacebookの文化(学歴よりどれだけのめり込めるかで採用)とは似ているところはあるものの決定的に違うカンジがしました。

  • 以前読んだ本。

    当時は、とにかくグーグルすげー!で終わってしまった。

    いずれ再読したい。
    少し違った読み取り方ができるはず、今なら。

  • グーグルが生み出す未来を知りたくて読書。

    取材がしっかりと丁寧にされていると感じる。2007年頃までの内容であるが古さは感じない。グーグルの光と影、凄さと怖さを感じる。

    グーグルが生み出す社会の便利さと起こりえるだろうという問題点も述べている。

    2007年時点ではヤフー優勢の日本も2012年だとほぼ半々からむしろグーグルが逆転したという情報もある。私自身もデフォルトでIME、検索、ブラウザを使用し、メールも全てGメールへ移管し、一元管理する依存っぷりだ。

    グーグルの寡占はますます進んでおり、それが何をもたらすのかを考えさせてもらった。

    人間は贅沢なもので便利さ、快適さ、楽さを求めプライバシーまで提供しグーグル依存を強める一方で、管理、監視が強化されると自由を求め始める。今後、そのようなことは起こるのではないだろうか。

    また、エピローグに大切な事が書かれていると感じる。グーグル依存、高度情報化が思考停止を生み出している現状である。自分の頭で考えず、人任せが進むと、自分の人生の選択でさえ、人任せ、人の人生を生き、どこか仮想現実のような世界を泳ぎまわるような人が増えるのではないかと危惧する。本来、人間が利用するための情報が、逆に情報に人間が飲み込まれてしまっているそんな時代の到来を感じさせる。

    そんな近未来に備えて人間はどう対応していくのか今後の人間の進化が楽しみであり、同時に多少の恐怖も感じる。

    読書時間:約1時間5分

  • 私たちの暮らしは、もはや『検索』抜きでは考えられない。

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グーグル革命の衝撃 (新潮文庫)の作品紹介

「人類による文字以来の革命的発明」とも言われる「コンピュータ検索」。アメリカの2人の学生が興したベンチャー企業は、10年を経て今最も注目される巨大企業となった。私たちの暮らしは、もはや「検索」抜きでは考えられない。世界で1日10億回、世界中のネットユーザーが、1日1回はグーグルの検索ボタンを押している。徹底した取材を基に、進化し続ける世界屈指の頭脳集団に迫った話題作。

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