リカーシブル (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (522ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101287836

感想・レビュー・書評

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  • 仲の悪そうな弟と、「ママ」と一緒に田舎に引っ越して来た子の話。

    ハルカの置かれた家庭環境がなかなか分からないし、謎も伏線がたくさん出てくるのみで繋がりが分からなくてモヤモヤとしながら、はっきりさせたくてどんどん読んでいきました。
    よく分からないけどなんか不穏な空気だけはずっとあって、母親(継母だったけど)に気を遣ってたり、新しいクラスで過剰に空気を読んでいる様子が痛々しかったです。

    謎の全容もなかなか私には辿り着けなかったですが、りんかがどんな存在なのかよく分からないまま終わりましたね。
    ハルカがサトルを連れ帰ったことで、母親への講からの配慮はどうなるんだろう。
    中学までは面倒見ると言ってたママの態度も変わるのかな。
    でも水野報告が手に入ったなら謝礼が貰えるのかな。
    ハルカが渡さなくても、再現なりでいずれ手に入ればもう用無しだから配慮はなくなるのでは。
    ママ的にはまだまだ見つからないから、まだまだ保護されると思ってたかもしれないよなー

    辛いことばかりで可哀想なハルカ。。
    逞しく、賢くなって欲しい。

    地方の謎の信仰をモチーフにした「内側」と「他所」の対比は面白かったですが、実際には体験したくない…

  • 前半はだらけて後半に話が盛り上がったが、結局ハルカとサトルの姉弟はどうなるか中途半端だったな。

  • インシテミルの後の雰囲気で読んだので、ちょっと入り込めませんでした。
    ちょっと想像しづらいストーリーでした。

  • まぁまぁ面白かった。

  • 残念

  • こえーよ田舎

  • 一気読みできるという書店ポップに触発されたが、
    全然楽しめなかった。ハルカの想像が長すぎる。
    テンポが私には合わなかった。もっと深掘りできる話しであろうに。もったいない。その一言に尽きる。

  • 好きな人は好きなのかな。
    予想どおりなところあり、回収しきれない伏線ありで、落ち着かない感じで最後まで読み進んだ。

  • 何だか解決がしっくりこない。
    主人公の行動はあれで終わりなのがちょっと。

  • 激的に面白くなかった(¯―¯٥)

著者プロフィール

1978年岐阜県生まれ。2001年『氷菓』で「角川学園小説大賞ヤングミステリー&ホラー部門奨励賞」(ヤングミステリー&ホラー部門)を受賞し、デビュー。11年『折れた竜骨』で「日本推理作家協会賞」(長編及び連作短編集部門)、14年『満願』で「山本周五郎賞」を受賞。21年『黒牢城』で「山田風太郎賞」、22年に「直木賞」を受賞する。23年『可燃物』で、「ミステリが読みたい!」「週刊文春ミステリーベスト10」「このミステリーがすごい!」でそれぞれ国内部門1位を獲得し、ミステリーランキング三冠を達成する。

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