千日紅の恋人 (新潮文庫)

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著者 : 帚木蓬生
  • 新潮社 (2008年3月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (429ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101288185

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千日紅の恋人 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 読後感の良さが記憶に残ってます。再読したいです(^-^)

  • アラフォー女性の淡い恋物語。歳下の真面目な男性から女性側の懐に飛び込んできて貰えて羨ましい限り。女性も人生を重ねると体の一部になった生活がある。それを切り捨てて男性に付いて行けない切なさ。

  • こういうゆったりとした日常を面白いと感じられない自分は、小説に刺激を求めすぎなのだろうか?

  • 医療・戦争モノが多い帚木(ははきぎ)さんにしては珍しい恋愛モノ。美しく慎み深い恋愛は、本人たちにしてみれば楽しいだろうが、はたから見たら退屈でしかない。

  • すごく近所にありふれていそうな、身近なお話。
    心は温まるけど、好きなタイプの描写かと問われれば
    「普通」が当てはまるので、星3つ。

    サイゴン・スコールがしつこい印象。

  • とっても地味な作品だったけど最後は泣けた。帚木さんの中では異質なお話。

  • 途中放棄…
    主人公に魅力を感じない

  • 「千日紅」という文字に惹かれて手に取った一冊。
    九州を舞台に、バツ2で40歳間近の時子の日常生活を中心としたお話。

    ホームヘルパーとして、父の形見であるアパート「扇荘」の管理人として毎日を送っていますが、仕事を仕事と割り切らず、所々に感じる彼女の人の良さがとても自然で素敵でした。

    扇荘に一人の青年・有馬が現れたことから、少しずつ時子の生活が華やいでいきますが、終始ゆったりとした話です。
    鵜飼いや棚田など、田舎の描写が綺麗で、目に浮かぶようでした。
    ベトナムのサイゴンへも行ってみたくなりました。

    始めは途中で飽きてしまうかもと思ったけれど、たまにはこんな大人の恋愛も良いなぁと思える作品でした。

    1ページずつ大切に読み進めていきたい本の一つになりました。

  • 20代の自分からしたら一世代前の恋愛小説という感じでした。
    しかし、淡々と物語が進んでいくため、読みやすかったです。情景描写が主人公の気持ちを表してるような場面も多く、物語全体がそれぞれうまい具合に噛み合っているように思いました。
    物語の終わり方もほんわりしてて、優しい感じでした。

  • 九州の38歳女性の恋。
    人生を丁寧に生き、人の人生に上手に踏み込む女性の話。
    ふわふわした自分の心を正したくなる。

  • 38歳の時子は父親が残したアパート“扇荘”の家主として、なにくれとなく借家人たちの面倒をみていた。初婚相手を交通事故でなくし、二度目の結婚は姑と合わずに失敗。扇荘の管理と介護のパートのほかは老いた母親の相手をするだけの毎日だ。
    そんな時子の前に、新しい入居者として一人の生真面目な青年、有馬生馬が現れる。
    なんと言うか…恋愛小説をうたうようなタイトルなのに、この無味乾燥な感じはなんだろうか。まず第一に時子。本当に38歳か?初めのほうではっきり年齢が出てきたにもかかわらず、どう考えても45~50歳でしょ、と言いたくなる。一般的な38歳はたとえ独身でもカラオケ教室に通わないと思うが。
    その相手の有馬青年もおやじキャラだ。こちらは現実にもたまにこういう青年がいるけれども。二人のキャラクターのせいか色気もそっけもないままの全編にちょっとびっくり。

  • 読んだことない作家にチャレンジ! 開拓・・ってことで
    その昔購入していた本・・

    まだ全然読んでないんだけど これ面白いのかな??
    何か読む気が起こらなくて・・ (^^;
    今読みかけの本ないから 読めるといいけどどうなることやら・・

  • なんだか懐かしく、安心できる話です。

    最後は泣けてしまった。

  • 良い。
    いつの間にか引き込まれ、納得し、ハッとし、ほっとする。いつものパターンにやられる。

  • 早川文庫
    なんて平坦な恋愛。ドキドキしねー。

  • 少し切ない恋愛小説。うーん、ヒロインがあまり魅力的ではないのにちゃんと恋愛小説になるところがすごい。共感の持てるヒロインではないけれど、普通の恋愛ってこんなものかもしれない。

  • 結ばれて良かった。

  • やっぱり帚木さんの作品は良いなあ・・。しみじみ感じる。

    この本は帚木さんには珍しく恋愛小説だ。
    私は恋愛小説は苦手なのだが、この本は本当に良かった。

    主人公はバツ2で、父親が残した古いアパートの管理人をしている。
    管理人のほかに近くの介護老人保健施設でパートヘルパーとしても働いているので介護保険のこととか、ケアマネジャーとか認定調査とか、デイサービスなどなどいっぱい出てきて、さすが現役の医者だけあってくわしいし、私には勉強にもなった。

    その主人公だが、性格がすごく私好みで、恋愛小説の主人公にはなりにくいタイプ。
    アパートの住人は個性豊かというと聞こえがよいが、精神病だったり、夫婦喧嘩でナイフを振り回したりで、とてもほかのアパートだったら追い出されてしまうような人ばかり。

    家賃も滞納するし、部屋はゴミ箱みたいに汚くするしで、毎月の集金に行くたびに、悪口雑言なんだけど、それでも住人を追い出すことはしない。
    お年寄りが亡くなったときも、残った妻の希望叶えてアパートでお葬式をしてあげたり・・。

    そんなアパートに若い男性が入居する。
    またこの青年が変ってるんだけど、すごく魅力的なのだ。

    なんというか、この二人を見てると、「私もこういうふうに生きたいな」と思えてくるし、言葉ではうまく言えないけど、読んでると心がほわ~っとしてくるのだ。

    先に読んだ主人が「帚木さんの今までの作品とはちょっと違うがすごく良かった」と言ったが
    その言葉どおりの本だった。読後感最高♪

  • あったかい物語だった。

    主人公の洞察力、目に見えているものが丁寧に生々しく描かれてて、
    扇荘の住人の様子が容易に想像できた。

    扇荘の住人しかり、デイサービスしかり、親しかり、
    主人公の周りにお年寄りが多いせいもあって
    この作品も「死とは何か」が静かに横たわっていた。

    主人公が人を思いやる(思いやりすぎる?)人だから、
    私には少しキレイすぎた。かも。

  • ハハキギ作品にしては珍しく?読んでいて辛い場面もなく、じんわり暖かい気持ちになる作品。

  • 2011.6.1(水)。¥300。
    2011.6.29(水)。

    センニチコウ(千日紅、学名 Gomphrena globosa)ヒユ科の春播き一年草。園芸植物。草丈は50cmくらい、近縁種のキバナセンニチコウでは1m近くになり、よく分枝し、葉は対生し、細長く、白みを帯びている。全草に粗い毛が生えている。花は7月から9月にかけて咲き、直径2-3cmで、松かさを少し押しつぶしたような形をしている。wikipedia http://goo.gl/5iyaT google画像 http://goo.gl/J3qGi

  • 胸がとても熱くなるすごく良い作品でした。
    帚木蓬生さんの作品は本当に大好きです。

    タイトルやテーマが重い作品が多い中、本著はとてもさわやかな作品で、でも、しっかりと人間をしっかりと素敵に描く作風は健在で、初めて帚木作品にふれる人に良いかもしれません。

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千日紅の恋人 (新潮文庫)の作品紹介

宗像時子は父が遺した古アパート、扇荘の管理人をしている。扇荘には様々な事情を抱えた人たちが住んでおり、彼女はときに厳しく、ときには優しく、彼らと接していた。ある日、新たな入居者が現れた。その名は有馬生馬。ちょっと古風な好青年だった。二度の辛い別離を経験し、恋をあきらめていた時子は、有馬のまっすぐな性格にひかれてゆく。暖かで、どこか懐かしい恋愛長篇。

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