| ブログで紹介する» |
|
Check |
|
|
この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
話し手・吉本に聞き手・糸井が人生に関わるあれこれを尋ねたもの。吉本のシンプルかつ明解な言論、随所に現れる逆説的な見解に頷かずにはいられない。
読み手の知識不足!わからないことの中にチラッとキラッとわかることがあった。タモリの分析の仕方に納得。
亡くなってから、ああ、すごい人がいたんだなあ、と知るのはやっぱり残念。でも、それによって本が新たな読者を獲得するのも事実。新たな読者としては、すごくおもしろかった。脳みそはつかわないとだめだ。
初めて読む吉本隆明の本に、これを選んでよかったと思った。何回もガツーンとやられました。
『生きる』について。「本当に困ったんだったら、泥棒して食ったっていいんだぜ」生きることの大事と、泥棒するなということとは重さが違う。
『挫折』について。挫折を知らないからダメだとか説教されても、しようと思ってできるものでもないし、しないですむならしないほうがいい。ただ、自分の経験から言うと、敗戦の時の挫折感はとんでもないものだった。
などなど。聞き手・糸井さんの各章のまとめもよかったです。
良かったなぁ。吉本さんの言葉には人間への鋭い目線があって、甘えや不必要な優しさはない。それが人への公平さというか、真面目さを感じさせる。世の中の本は現実に則さないほど厳しすぎたり、優しすぎたりするから。なんでもない毎日に一本の串をさすような本。
2012.04.11 様々なテーマについて、吉本さん独自の視点からの解説がとてもユニークだった。肩ひじはらない、かっこつけない自然体の姿勢がとても心地よく、読んでいて、何か少し気分が楽になったような気がしてならない。まだしばらくはがんばっていけそうだ。ホントありがとうございます。
「真剣に考える自分のとなりの人が、テレビのお笑いに夢中になっていたり、遊んでいたりすることが許せなくなってくるというのは、間違いなんです」
「逸らさないこと」・・・真剣?!まじめに。
「管理されている物の利益を第一とする」
吉本さんの発想が、全共闘世代のどこにひっかかったのかを知りたくて、なくなったのは残念だが、また、吉本本を読んでみた。 逆転の発想、既成概念のとらわれない視点がいい。 (1)真剣に考える自分のとなりの人が、テレビのお笑いに夢中になっていたり、遊んでいたりすることが許せなくなってくるというのは、間違いなんです。(p136) これは、自分にもっとも当てはまる。被災地の方々が苦労し... 続きを読む »
"うまく言葉にしにくいんだけどとても大切な感情・感覚"をとても軽やかに語られていて、「そう、そうなんだよ!うひゃー!」と何度も感じた。脳みそほぐされました。
読むのが途中で嫌になった、こんなのは久しぶり。
世の中の常識とか善とかっていう感覚に対して吉本さんがバサバサ切っていくのは痛快でもあるし興味ぶかい。
正直全部読まなくても最初のほうとあとがきだけ読めば、十分だと思う。全部読むと逆に影響されすぎる。中庸を求めるなら半分で良い。
なんでもいいから10年続けるという話は、今後自分の人生に影響する発想です。これを気づかせていただけたのは感謝です。
自分と違う考え方をする人がいても、私はそれほど気になりません。
でも、吉本隆明さんだけは違うんです。
吉本さんが私と違うことを書かれているときは、ちょっとだけ立ち止まって考えることにしています。
中学生に読んでほしいと書いてあったけど、さすがにそれには早すぎるとおもう(笑)生きるのがラクになる本です。
頑張りすぎるのはよくないとか、綺麗ごとを考えすぎないこととか、どうにもできないことだってあるとか。
何かのプロになるには、10年間続けてみること。掛け算で続けることが大事で、1日でも途切れると足し算になって伸びもとまってしまうよ。
っていう話がすごく成程と思いました。
中学生に読んでもらえると嬉しい,という吉本隆明のあとがき.
たしかに,中学生のときに読んでおきたかったな,と思った.
もっとじぶんのことを内側からも外側からも見たい.
なんていうか,今じぶんのことどれだけわかってるか,
って考えてみたら,なんか全然わかってないことだらけで,
ちょっと戸惑ってしまった.
そういうことに気づかされる本だった.
「なるほど!そういう考え方があったのか!」と、いうものと
「ん?どーゆーこと?」と、思えるものがあった
なんでもかんでも正論を並べるだけじゃなくて
「確かにその通りかもしれない、、、」と思うことが多かった
吉本隆明とか糸井重里の本は、読んだからといってどうにかなるわけじゃないけど面白いしタメになるっていうところが好きです。
吉本隆明を避けて通れないのはかなり上の世代の話。自分にとって吉本はなんだかとっつき難いなという印象。
この本は糸井重里が編み出した矢沢栄吉「成りあがり」と同じ手法で、対談でありながら吉本の一人語りのような体裁にしてあり、非常に読み易い。糸井からあえて単純な質問をすることで、質問が簡単なだけに答えは逆に深くなっている。吉本がどのように世の中を観察し、分析しているかがわかる。
果たしてこの人は一体何屋なんだろうか。批評家?哲学者? 同時代でそのようなことをしている人をぱっと思い浮かべると、吉本や小林秀雄なんかと比べると小物だなーという感じ。そこに偉大さを感じる。
終始吉本のべらんめえ調のしゃべり言葉で、小気味が良い。糸井の「Only is not lonely」というフレーズもいい。
吉本さんは、いつも考えが最先端でいて、でも実は普遍的であって・・・
何というか、若くて古いみたいな矛盾をはらんでいる。
でも哲学ってそういうものなのかな、と思う。
文庫コーナーをのんびり眺めていたら、なんとなしに 見つけました。確か2011年夏のYonda?100冊にも ラインナップされています。(違ったらごめんなさい。) 対談ではなく、糸井さんが提示したいくつかの質問に、 吉本さんが答える形でつづられています。 表紙からは強い印象を受けましたが、 がくっと力が抜ける一冊でした。 そして吉本さんの中で、タモリの評価が高い… と書くとギャグ... 続きを読む »
日本図書コードの分類によると哲学になるらしい。
本書は糸井重里さんが聴き手になって、いろんなお題で吉本隆明さんのお話を聴くという感じの本であるが、所謂対談形式ではなく、吉本さんのお話になられた内容を活字に起こしている。
語り口調なので読み易いが内容には深さがあることは間違いない。
とことん考える・思考するということを続けてこられた吉本さんらしい本になっていると思うが、この本の内容に興味をもった読者が更なる吉本ワールドに遊ぶようになって欲しいと吉本隆明ファンとしては願うところである。
面白かった。
各お題に添えられている糸井さんのコメントも面白い。
なんでも十年つづけたら…てはなし、ずっと思ってたことだった!このひとのはなし、私には分かるって思わせるのがいい書き手だって真贋でもかかれてたし。すごい。このひとになりたい。

対談の語り口調の文章なので読みやすかった。
けれど、内容は深く、わかったような気がするけど、きっとわかっていない。という気持ちが読みながらチラチラ浮かぶ・・という感じ。
自己評価よりも下のこと...





