ざらざら (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 1987
感想 : 176
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101292403

感想・レビュー・書評

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  • 女心をわかっているのよって、女性に言われている気持ちになりました

  • 短編。

  • もっともっと!というところでしめられて置いてきぼりにされるから短編小説は普段好んで読まないけれど、村上春樹と、川上弘美の短編は好きだなあと思う。
    「菊ちゃんのおむすび」「ざらざら」「山羊のいる草原」「桃サンド」がとてもよかった。

  • 恋愛中の女たちの日常を虫眼鏡的に綴ってある短編集。

    川上さんの作品を読むと生活を受け入れるすべがあれば夢なんていらないんじゃないのかなとまで思えてしまう。

    「椰子の実」がとてもよかった。たった10ページの中に恋愛と家族の歴史までが入っていてその変遷に読み応えを感じた。

  • H24.5.13

  • 『深刻ぶるのってヘボいよ、アン子。』コーヒーメーカー

  • 胸の奥をくすぐられる感じ。
    大切な宝物のような短篇集でした。
    そっと閉じ込めておきたくなる。

  • ケイさんに会いたいし、桃サンド食べたい。

  • さらり、と読めました。だからか頭に残ってない…

  • 『ラジオの夏』、『びんちょうまぐろ』、『ハッカ』、『コーヒーメー カー』、『ざらざら』、『トリスを飲んで』、『ときどき、きらいで』、『山羊のいる草原』、『オルゴール』、『同行二人』、『パステル』、『春の絵』、『淋しいな』、『椰子の実』、『えいっ』、『笹の葉さらさら』、『桃サンド』、『草色の便箋、草色の封筒』、『クレヨンの花束』、『月火水木金土日』、『卒業』の23篇の掌編を収録。描かれているのは不倫とか失恋の話とか書きようによってはじとっと湿って重い話になってしまうのに、なんだか懐かしいさでほっこりする。

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著者プロフィール

作家。
1958年東京生まれ。1994年「神様」で第1回パスカル短編文学新人賞を受賞しデビュー。この文学賞に応募したパソコン通信仲間に誘われ俳句をつくり始める。句集に『機嫌のいい犬』。小説「蛇を踏む」(芥川賞)『神様』(紫式部文学賞、Bunkamuraドゥマゴ文学賞)『溺レる』(伊藤整文学賞、女流文学賞)『センセイの鞄』(谷崎潤一郎賞)『真鶴』(芸術選奨文部科学大臣賞)『水声』(読売文学賞)『大きな鳥にさらわれないよう』(泉鏡花賞)などのほか著書多数。2019年紫綬褒章を受章。

「2020年 『わたしの好きな季語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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