ブラバン (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 1472
感想 : 195
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  • Amazon.co.jp ・本 (427ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101292717

感想・レビュー・書評

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  • 想い出話と現在が入り乱れる。
    ブラバンだけに登場人物が多く、一人一人のストーリーも弱く、誰が誰だかという感じ。
    リアルさと主人公の性格に好感が持てるが、
    山場もどこか分からないし
    素人の日記を読んでる気になった。

  • 吹奏楽をやっていた頃が懐かしく購入。

    高校時代と今を軸に話が進んでいくが、特に盛り上がるわけでもなく少し退屈。

    文中の方言もあまり馴染みがなく、読みにくく若干疲れた。

  • 私も吹奏楽経験者ですが、
    これは何を言いたいんだが全く分りませんでした。

    過去は過去として大切ですが、
    こういうノスタルジーっていうの?
    よくわかりません。

  • 青春小説!って売りの帯で、表紙もタイトルもそれ風だけど、ぜんぜん青春小説の良さなし。サギだ。

    内容的には、団塊のおっさんが、昔を思い出す、みたいな雰囲気。部活シーンも懐古主義的な描写と、当時のうんちくがメイン。
    音楽がテーマの小説なのに、あまり音楽の素晴らしさも伝わらず。話の展開もいまいち地味。

    作者と同年代の音楽経験者ならそれなりに楽しめると思うのですが、それ以外の人にはあまり引っかかるもののない小説かなと。
    表紙をもっと黒と茶色ベースで、暗闇に古びた楽器がそっと映ってるみたいなのにして欲しい。そしたら読む人は減るが内容にはマッチすると思う。

著者プロフィール

1964年広島市生まれ。青山学院大学卒業。“津原やすみ”名義での活動を経て、97年“津原泰水”名義で『妖都』を発表。著書に『蘆屋家の崩壊』『ブラバン』『バレエ・メカニック』『11』(Twitter文学賞)他多数。

「2023年 『五色の舟』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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