爛漫たる爛漫: クロニクル・アラウンド・ザ・クロック (新潮文庫 つ 24-2)
- 新潮社 (2012年11月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (175ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101292724
感想・レビュー・書評
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内容よりも、絶対音感持った人がiPodに、高級ヘッドホン直挿しで音が聴くに耐えられるのかどうかが気になった。
mp3でも問題ないのだろうか、それとも、圧縮音源でも不快感なく聴けるものだろうか。 -
これは三部作だそうだが、作者が「あとがき」で「前作をひっくり返していく大掛かりな物語」だと書いている。それならば三作通して読まないとなんとも言えないなあ。「ルピナス探偵団」でも普通の連作かと思ったらなんとまあ、という仕掛けがあって、やられた~と思ったものだ。わかりやすい心地よさに決して行かないところが、津原泰水の津原泰水たる所以なのだろう。
これだけで独立したお話としても成立しているわけだけど、当然のことながら、もやもや気にかかることがちらほらある。時間の流れがどうもぎくしゃくしてて読みにくいのも「仕掛け」のせい?
さあ、次はどう来るか。で、またそれがひっくり返されるんだよね。いやあ楽しみ。 -
久しぶりに薄い文庫本を読んだ。三部作の一作目。登場人物紹介と謎の提示の巻と言ったところか。
音楽に関係する小説は面白い。 -
ロック好きゆえにロック小説は得てして気恥ずかしい。ボリューム少なくひっかかりもなくあっという間に読了してしまい物足りなくもあり。これから2部3部へと続くそうなので、以降に津原マジックを期待したい。
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ジャケ買い。多くの書店で平台に置かれていたし、薄い本だったので気楽だった。バンドの話だったこともあり一気読み。現実味のあるキャラ設定だったのでよかった。ストーリーも読みやすく、文章も歌のようだった。くれないの特性や周囲の人間関係が羨ましかった。2巻目が楽しみ。
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くれないの「オープンDのチューニング」という問に反応した犯人は、くれないにドラッグを飲ませ、人事不省に陥らせる.凄いテクニックを持つギタリスト新渡戸利夫ことニッチの突然の死に始まる若者の物語だが、音楽用語がふんだんに出てきて、少し理解できないのもあったが、楽しめる短編だ.「
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はっぴいえんどってそんなに活動期間短かったのか…!
というわけで、解説が好き。