クレオパトラ〈下〉 (新潮文庫)

  • 120人登録
  • 3.59評価
    • (13)
    • (19)
    • (28)
    • (6)
    • (0)
  • 13レビュー
著者 : 宮尾登美子
  • 新潮社 (2002年5月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (443ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101293158

クレオパトラ〈下〉 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 2017_006-007【読了メモ】(170408 22:30) 宮尾登美子『クレオパトラ』(上下)/新潮文庫

  • 宮尾登美子さんがエジプト学を勉強し、現地に訪れ、そして莫大な資料の中から読み解いたクレオパトラの一生に魅了された。絶世の美女にして悪女。近づく男達がことごとく彼女の毒牙にかかり。。。なんて勝手なイメージしていたのに大違い。なんていとおしく、愛くるしい女性だろうか。さらには、なんて勇ましい、国を愛してやまない賢い国王だったのだろうか。
    愛した第一の男ジュリアス・シーザーの死に耐え、第二の男ローマの新しい実力者アントニーにも翻弄される。まさに地中海世界の政争と愛の狭間で、戦士クレオパトラはエジプトを最後まで守り続けるのだ。何という女性だろう。。。39年の人生に釘付けになる一冊だった。

    クレオパトラが前代の王から託された言葉。『王とは孤独である。国の兵士達も情勢によっては敵となる可能性をはらんでいる。だからこそ、王は戦わねばならぬ。国と戦い、敵と戦い、民衆と戦い、歴史と戦い、天地自然と戦い、休みなく闘争心を鼓舞しておのれと戦っていなければならないのだ。王が万一戦意喪失すれば、国はただちに亡びるであろう』

    贅沢に、大切に、何不自由なく育てられたお姫様、クレオパトラ。父の死後、この言葉を背負った運命に目が離せなかった。凛とした聡明な姿を想像せずにはいられない。クレオパトラが大好きになった。。。

  • とてもおもしろく、一気に読んでしまった。
    クレオパトラが、沢山いることには、驚いた。

    キプロス生まれ、
    プトレマイオス12世とクレオパトラ5世の間に生まれたとされた
    クレオパトラ7世。

    紀元前後の出来事。
    シーザー、アントニーとの愛にふける。
    ローマ帝国のディクタトルに、すべてを預けて、エジプトを守る。
    タクハエト 

    プトレマイオス12世
    「王たるもの。つねに戦って戦って、
    戦い通す生涯をおくらねばならぬ。
    国と戦い、敵と戦い、民衆と戦い、
    そして歴史と戦い、天地自然と闘い、
    休みなく闘争心を鼓舞して己と戦っていなければならぬのだ。
    また戦えば必ず勝たなければならぬのも
    王に負わされた責任だ。」

    プルターク 「英雄伝」

    クレオパトラを読みながら、
    頭の中では、「戦わないといけない。」と
    わかっていても一体どのように戦うのかを
    知らないことが一番大きなことであった。
    クレオパトラ側からシーザー、アントニーを
    見ていることに意味があるのかもしれない。

  • 下巻は、
    シーザーからアントニーへ。

    ローマでクレオパトラがアントニー達をもてなすシーン

    占い師の死

    昏睡状態のクレオパトラに語りかけるシーン

    この3つが特によかったです。
    途中、クレオパトラが恋に溺れる普通の女性になってしまいハラハラしましたが、そこから立ち直ってエジプトの女王として最後を迎え、読んで良かった!と思いました。

    逆にアントニーは・・・
    ある意味では、男の弱さがうまく出ていたかなと。しかし、情けない。

  • 上巻に記載

  • 4101293155  436p 2002・6・1 ?

  • 上巻は読破し、下巻の途中で投げ出し。
    目次を読めばだいたいのストーリーが分かるし、なんとなくずっと「あらすじ」を読んでいるような書き方が気になって、物語に入り込めなかった。

  • クレオパトラ お名前とエジプトの女王様~くらいのことしか
    知らなかったけれど 小説だから 脚色は多少あるにしても
    どんなことをした女性だったか~ということは 何となく
    分かりました。
    個人的には 目が見えなくなってまでも クレオパトラに仕えた
    占い師さんがすきかな。
    「読み物」として 単純に面白かったです。

  • 武器を持って殺傷するばかりが戦いじゃないんだな。

  • @2009/12/22
    やっぱりアポロドロス。

全13件中 1 - 10件を表示

宮尾登美子の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
宮尾 登美子
三浦 しをん
宮尾 登美子
宮部 みゆき
宮尾 登美子
宮部 みゆき
宮尾 登美子
有効な右矢印 無効な右矢印

クレオパトラ〈下〉 (新潮文庫)を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

クレオパトラ〈下〉 (新潮文庫)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

クレオパトラ〈下〉 (新潮文庫)を本棚に「積読」で登録しているひと

クレオパトラ〈下〉 (新潮文庫)の作品紹介

シーザーの突然の死に打ちのめされるクレオパトラの前に現れた、ローマの新しい実力者アントニー。成熟した魅力を湛えたクレオパトラに訪れた第二の恋は、不穏な地中海世界に更なる戦乱の渦を巻き起こしていく-。現代女流文学の最高峰が、遙かな異国に想いを馳せ、愛と政争に身を灼かれながら運命を凛冽に生き切った一人の女の生涯を、流麗な筆致で描きあげた絢爛たる歴史絵巻。

クレオパトラ〈下〉 (新潮文庫)はこんな本です

クレオパトラ〈下〉 (新潮文庫)の単行本

クレオパトラ〈下〉 (新潮文庫)の文庫

ツイートする