阿修羅のごとく (新潮文庫)

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著者 : 向田邦子
  • 新潮社 (1985年2月27日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (505ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101294032

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阿修羅のごとく (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • シナリオ形式で書かれている。
    それに慣れてしまえば、もうあとは最後まで目を離せません。
    ト書きは、人物の感情とかが一切書かれていないので、逆に脳内で映像化しやすいです。そしてト書きには一見それまでの話と関係ないじゃん、と思うようなことも書いてあるんですが、それを脳内で再現すると、超現実的なことに驚きました。(スミマセン・・・シナリオ初めて読んだので)そして人物の心情が反映されてたり、それを際立たせたり、見事です。
    もっと長生きしていたら、日本のテレビの歴史も変わったかもしれませんよね。

  • 映画もよかったけど、小説もおもしろい。どちらを先にみても楽しめる、かな。

  • タイトルに阿修羅、とてつもない憎悪や嫉妬や邪悪なものを覚悟して読み始めたが、四人姉妹とその家族を描いたホームドラマで、ほのぼのしたり笑えたり。中には、生活していく上で起こる残酷な出来事もあり、人生波ありがよく描かれている。
    脚本ということで、読みずらいかと思ったがそうでもなかった。

  • 高校生のときに、シナリオ形式のものを読んだ。
    どんどん映像が浮かんできて、あっという間に読み終えた。
    これがきっかけなのか、姉妹の関係性を描いた作品に興味を持つようになった。

  • 脚本です。いやぁ、向田邦子さんの素晴らしさに触れることができました。

  • 母に勧められて読んだもの。
    母曰く、食べ物の描写が素晴らしいとのことだったけど、本当にぜんぶ美味しそうだった。
    残念ながら、ドラマは見たことがないけれどリメイクされた映画では八千草薫が母親役を演じていたところに興奮した。

  • 父親、長女、次女の旦那が不倫しているという、まさかのシチュエーションなのだけれど、これって「そういうのは遺伝する」って理解でいいのか?
    ドラマの配役を見ると佐分利信、緒形拳、宇崎竜童、八千草薫、いしだあゆみ、吹風ジュンというわけで、ちと見てみたい気がする。
    小学生低学年だったかの頃、子供が夜寝る前くらいに親がこのドラマを見ていたのけれども、そのとき流れたテーマ音楽を社会人になっても覚えていてレコードなど欲しかったのが、ネットなどなかった頃ゆえなかなかわからず、たまたま買ったトルコ音楽のCDをかけてたらいきなり流れたときの感動したのが「阿修羅のごとく」の思い出だったりする。

  • 一気に読みました。やっぱり向田邦子ってすごい。
    かなり昔にNHKのドラマで見た覚えがある。
    チラ見だったので内容はおぼろげだったけどキャストがドンピシャだったなぁ~という記憶があります。
    確か長女役が加藤治子、次女役八千草薫、三女役いしだあゆみ、四女役風吹ジュンだったような。

    血の繋がりがある4姉妹でも性格や生き方はそれぞれで、時にはぶつかり合い、ののしりあい、それでも何も無かったようにケロッとして笑いあう生き物であり、血が繋がらなくても男は男同士かばいあう生き物なのだと感じた。

  • 四姉妹はどんなことが起きようと何を思っても「率直」。顔をあわせると喧嘩ばかりの滝子と桜子。潔癖の滝子が心の寂しさから犯した一度の過ちをネタに強請られた桜子を救うシーンは。ただ、その芯からの「率直さ」のまっすぐだけれどしなやかな強さを感じた。
    全体を通して、女同士の感情によって生み出される「えぐみ」やただ、過ぎてゆく時間感覚がとても日本的に感じた。そこをまっすぐ
    「率直」にある四姉妹の感情がたとえ全てが行動に反映していなくても確かに生きてゆくための強さとして存在しているように感じた。

  • 妻子ある男を愛人に持つ長女、夫の浮気に悩む次女、オールドミスで潔癖症の三女、売れないボクサーと同棲中の四女、そして彼女たちの父親は30歳も年下の女性と浮気をしており、すべてを知っている彼女たちの母親は・・・

    「そうだよ。女はね、言ったら、負け」

    女ってすごいな、と思わされました。

  • 脚本形式なので、それに抵抗がなければ、とても面白い本。映画にもなりましたねー。でも、昔の映画の方がキャストは良いです。

  • 090809(a 091025)
    090924(a 不明)

  • こっから先は地獄よ。

  • 全員浮気なかんじ!
    姉妹が緊迫してうなぎをひっくりかえすところ、母の倒れるシーンで坂道に卵が割れるところ、足の裏に描くいたずら…鮮やかな印象。


  • 面白かった!

    姉妹であれ
    女同士であることには変わりない

    女特有のやりとりは、
    読んでいてただ頷くばかりでした


    あの年齢で亡くなるなんて…
    文学界は惜しい人を失ったなー

  • 作者買い。エッセイで人となりに興味をもってから、
    作品側を読み始めた。出てくる人がみんなシュッとしてる。

  • 向田邦子の代表作とも言える作品。もとはテレビドラマのために書かれたもの。

    正確には小説ではなく読み下しのための脚本、あるいはシナリオ集という方が正しいのかもしれない。少しのト書きを除けば、場面設定とセリフのみで構成されているので、はじめは面食らって読みづらかった。ただ、読み進めるうちにこれはこれで、新しい(わけでもないが)種類の文学の形と思えばなんら不自由は感じない。

    巷にあふれる色褪せたホームドラマとは明らかに一線を画している。帯にあった、黒柳徹子の推薦が何よりも的を射ている。「向田さんの小説は、恋と人生を味わい尽くした大人の哀歓に満ちている。私は大好きだ。」

    原作のテレビドラマや、リメイクの映画は観ていないけれど、映画ならとっつきやすいし観てみようかなと思った。

  • ドラマ・映画原作。
    なので、脚本ですが、読みやすいです。冒頭は図書館から。

  • 女の人の美徳とは何かを考えられます。

  • 向田邦子を実感できたとき、ここまで生きてきたのも、そうそう無駄じゃなかったのかな、とか思えました。

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