- Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101294513
感想・レビュー・書評
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亀山早苗『不倫の恋で苦しむ男たち』新潮文庫。
不倫という名の本気の恋に苦しむ男たちの告白でつづる告白ドキュメント。
結婚して妻子がありながら他の女性に本気で恋をし、一線を越えて後には戻れなくなった男。人妻に恋して一線を越えてしまった独身男。様々な事例が描かれる。芸能人の不倫はよくニュースなどで目にするが、一般の男女の間でも不倫はかなり多くあるようだ。
確かに結婚がゴールという訳ではなく、結婚後に運命の出会いが訪れる場合があることは理解出来るものの、余りにも無責任な行動は男の本能が理性を超えたからなのか。
他人の不幸は蜜の味というが、不謹慎ながら、ハッピーエンドの結末よりも爛れた男女関係の果ての修羅場の方が面白い。
本体価格438円(古本100円)
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読了。最後の章の「恋に幕が下りるとき」は、しんどかった。その章まで、不倫する男の苦悩がわかった。わからんでもない。でもされた方の苦悩は想像して欲しい。
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それでも人は愛することをやめられない・・
人それぞれ。
それに尽きる。
好きになった人にたまたま家庭があっただけ、妻がいただけ。
そう割り切れたらどんなにラクか。
男はズルイ
結論を出さないから。
でも、たいてい不倫なんてもともと結論なんてあるわけじゃないから
求めるほうが間違っているのかも。
なんだかいろいろ考えさせられて、若干切ない気分。