和食のいただき方: おいしく、楽しく、美しく (新潮文庫 草 295-1A)

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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101295015

感想・レビュー・書評

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  • これさえ持っていれば安心できる、和食のお作法の王道。
    お茶をやっているわけではないので、本格的な茶事の作法までは私には必要ありませんが、法事などで懐石をいただくこともあるので、恥をかかない程度のことは身につけておきたい。
    箸の持ち方一つから、オールカラー写真で詳しく載っていて、分かりやすい。
    和食は、世界文化遺産に登録されたことだし、日本人としても大切に守っていきたいもの。
    この本の発行は古いのですが、とても貴重なめぐり会いをしたと思います。

  • 内容はタイトル通り。全ての手順を丁寧に解説、一々カラー写真を添える念の入れよう。自分の国の作法なのに知らない事が沢山出てきて興味深い。特に最終章の「懐石料理のいただき方」、細やかな所作の数々にただ感心。

  • -見た目に美しいいただき方こそが、合理的であり、作法にかなってもいるのです-

    食事を感謝して楽しくいただくために、先人が積み重ねた知恵の結集が「作法」だ!と実感する本。作法に適っている、ということは、即ち、合理的で美しいということ。例えば、お箸は水につけておき直前に拭って出す。というのも、「清める」+「湿っているほうが使いやすい」からということをご存じでしたか?鮨ネタが大きいときの作法は?お茶漬の食べ方は?などなど、知っているようで知らないことは多いもの。全編カラー写真で説明あり、単庫本サイズなのも便利。

  • 和食なんていつも食べてるんだからわからないはずがない,なんて思っているひとでも,懐石料理をいただく作法なんてご存じ?形式にこだわりすぎるのもつまらないことだけど,作法を知っているということは決して悪い事じゃない。おいしく,楽しく,美しく,なんて素晴らしいじゃありませんか。

  • 和食の作法、知っていますか?

    箸づかいをはじめ、お茶浸けから会席料理まで、和食の作法を写真で解りやすく解説。

    食べる側の作法だけでなく、おもてなしの作法も完備。

    日本人として思わず恥じた一冊です。

    精進しなきゃ…。

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