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- Amazon.co.jp ・本 (420ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101296197
感想・レビュー・書評
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読み始めは少年達を含めた若者の成長の物語と思ったが、3人の女性の生き方を描くもののようだった。
明治の時代に女学校から果ては東京まで勉強に出た金持ちの家の女性、男親に死なれて芸妓になった女性、お手伝いながら健気に生きる女性。(上)では、意に染まぬ結婚や町の有力者に無理矢理に落籍される芸妓とか不安な形で終わる。その女性達の心の中心にいるのが坑夫の雷太。(下)では、どのような結末を迎えるのか見当が付きにくい。読むのが怖いような・・?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
明治時代の生野銀山を舞台にしたお話。
なかなか面白く、不穏な最後だけど、
下巻が楽しみ。