隠居志願 (新潮文庫)

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著者 : 玉村豊男
  • 新潮社 (2015年11月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101297064

隠居志願 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 玉村さんの本は初めて読みました。
    病気をしてから信州に移り住み、20年。
    ゆっくり療養するつもりだったらしいですが、元気に野菜を作り始め、ぶどうを作り始め、ワイナリーとレストランを始めてしまって…
    忙しく、元気に自然の中での暮らしを楽しんでいらしたようです。
    “隠居”を志願された理由はいろいろあるけれど、ぶどうの木の寿命は50年から80年ほどもあり、なんと、古くなった木の方が、美味しいワインになる実をつけるのだとか!
    40代でぶどうの木を植えた豊村さんは、ぶどうの木が最高に美味しいワインになる実をつける時まで面倒を見ることが出来ない、それゆえ、きちんと後継者に託したい、そんな意味も兼ねて隠居を考えたようです。

    花のイラストが、落ち着いた色調でとても美しい。
    文章も、読みやすく、ユーモアもあり、「そういう考えもあるのか」と気付くこともあり、素敵な本でした。
    ずっと手元に置いておきたい。

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隠居志願 (新潮文庫)の作品紹介

まだまだ隠居はしないけれど――階段で転ばぬように気をつけながら、ふとのぞく「若者だって転ぶときは転ぶ」という本音、腹回りがちょっときついズボンを見栄で買ってしまったときの小さな後悔……。自ら醸造するワインや取れたて野菜を食べる愉しみなど、信州の豊かな自然の中で、人生の納め方、来し方行く末を綴った滋味溢れるエッセイ集。美しい自筆の植物画もカラーで収録。

隠居志願 (新潮文庫)はこんな本です

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