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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
優しい気持ちになれる大好きな小説!
心がトゲトゲしてしまった時に繰り返し読む
癒しの一冊です
瀬尾さんの作品を初めて読んだのは「強運の持ち主」でした。
次に読むならと、「卵の緒」を選びました。
やっぱり瀬尾さんの生み出すことばたちが好きだなぁと。
こころの中にしまっておきたいことばが
たっくさん散りばめられていた。
普段認識もしないような、でもいつもこころの中に転がっている
そんな思いを、とてもしっくりすることばで表現してくれる。
それはなんとなく母親に慰められるような、
そんな感じにも似ているかもしれません。
完全なものは必要ない。
あるがままでいること。
そしてそれを愛すること。
空の色、食事、人の表情や感情…
まるで本当にそれに自分が触れたようなそんな感覚になり、
読み終わってしまったことがとてもさみしくなりました。
優しい気持ちになれる2つの話です。
瀬尾さんのほかの作品も読みましたが、
家族で食事=家族の幸せ
をこの作品でも感じました。
どちらの話も、お母さんのさっぱりとしたところが好きです。
すごく暖かくて素敵なお話。
よく考えると主人公の状況はあまり恵まれていないのかもしれない。(こんな言い方は好きじゃないけど、一般的には)
でも、私には彼らがその世界の中でとてもキラキラして見えた。
本当に何気ない日々のことなんだけれど、どうしてこんなに引き込まれてしまうんだろ。
愛情に溢れたお話。血が繋がってるとか繋がってないとか関係ないね。
ぎゅっとできるか、わがままをちょっと言えるか、目をじっとみてにこにこできるか。
シンプルに、人間関係を考えよう。
優しさとか愛を、気取らない言葉でじんわり感じさせてくれる。まだしばらく本棚にいてもらおう。
「僕は捨て子だ。」と冷静に信じ切っている育生と、「育生は卵で産んだの。」と語る豪快な母との日常を描いた「卵の緒」。
入院を控えた母が「七生の周辺にいる大人の中では、自分が一番まともだったから」と預かってきた腹違いの弟七生と、彼をどうしても冷めた目で観察してしまう七子の1年を描いた「7’s blood」。
血のつながりがなくてもゆるぎない信頼に満ちた親子と、片親とはいえ、血のつながりがあってもギクシャクしながら、時間をかけてやっとお互いを認め合っていく姉弟、この2作を一冊の本にまとめたセンスがすばらしい。
2つの話が入った中編集。
どちらも、小学生らしい幼さを持っていながらも、天使のように広い心とぬくもりを持った少年にスポットライトがあたっている。
あったかい気持ちになれる一方で、冷静に見ると、「こんな少年絶対いないから、さすがに違和感がありすぎて、入り込めない」という自分がいた。
非現実的な人物やストーリーが嫌いなわけではないけれど、特に2話目は、自分にとって「ここまでだとちょっと引くわ・・・」というギリギリのラインあたりだった。
「瀬尾まいこ読者論」として─── 「坊ちゃん文学賞」大賞を受賞した表題作『卵の緒』と『7’s blood』の二作を収録。 (『7’s blood』はNHKで2004年にドラマ、DVD化。しかも蒼井優主演で「第59回芸術祭優秀賞受賞作品」だって。ぐわあ、見たい……。TSUTAYAにあるのだろうか) 本来なら重いテーマになるはずのものを、さりげない表現やキラリと光る会話、魅力ある人物を通... 続きを読む »
津田沼への往復路で完読。
児童小説かと思った滑り出しだったけど、これがなかなか味わい深くて良い小説でした。
表題の「卵の緒」と「7’s blood」の短編2作品が収められている。
個人的には7'sbloodの方が好きだったけど、両方とも高評価です。
高校生とかの子供にも読ませたくなる小説です。
卵の緒は前半で展開が読めてしまったのが残念。
読みたかった、瀬尾さんのデビュー作。 最初からこんなにも完成度が高かったのかと、驚きました。 心の隙間に染み入るように、じんわり温かい気持ちになります。 「捨て子」「不登校」「DV」「受刑者」「親の病死」と、やはり取り扱っている内容は軽くない。でも、その重さを感じさせないような柔らかさとひたむきさが瀬尾さんの小説にはあるような気がします。 表題作の「卵の緒」は美味しそうで、愛情いっ... 続きを読む »
親子の深い絆を優しく描いた1冊。
瀬尾さんの本は内容は深いけれど、重々しく無い。
そんな軽い優しい感じが好きです。
『卵の緒』と『7's blood』の二編収録。どちらとも大っ好きな作品です。
前者は親子の絆、後者は姉弟の絆。血縁的な戸籍上のものじゃあなくて、精神的なつながり!
登場する人物全員いとおしいけれど、特に『卵の緒』のお母さん(君子さん)のぶっ飛んだ発想と喋り方が大好きです。
育生くんの出生の秘密を知ったらますます惚れた!!
これはおもしろかった。瀬尾氏の作品はまだ数冊しか読んでいないけれど、たとえば、マシュマロのように柔らかな痛みとか、哀しいことって意外とありふれてるし、大事だと思ってるものに限って結局どうにもできなくなったりするよねみたいな、そのへんのもわもわした感じを、なんかこう卵の殻に入ったプリンのようにして描き出そうとしているのが瀬尾氏の特徴なのだとしたら、これはいいと思う。
そして、これがデビュー作というのにちょっと驚き。
家族、血のつながりとは何だろうと考えさせられる優しい物語。
あとがきを読んで、こういう筆者だからこそ書ける話なんだと納得。
本筋とは逸れる感想だけど、
やっぱり欠落感は人に深さと幅を生むと思う。
必要は発明の母、ではないけど、
現状に不満や不安があればこそ出来る行動や見えてくるものがあるのではないかなと。
登場人物のキャラクタというか考え方はいまいち合わなかった、
というか母たちはあまりに勝手じゃないかなと思うけど、
これが筆者の価値観なんでしょう。
たぶんそこがマッチしなかった。
それでも温かさは伝わるお話でした。
血の繋がることが絆ではないということが
この本の伝えたいことなんじゃないかなって思いました。
血がつながらなくても大事にして、実の息子以上に愛してくれる。
少しの血の繋がりでも、強いつながりを持つ姉弟。
家族っていいですね^^
表題作の『卵の緒』と、『7's blood』の2編が収められています。 『卵の緒』の主人公は、小学生の育生。 実は血の繋がっていない母、君子さんと一緒に暮らしています。 君子さんはかなりアバウトな人で、ある日育生が、「へその緒を見せて」と言うと、卵から生まれたから、と言って、卵の殻を見せるのです。 でも、適当に見えるけれど、君子さんの育生への愛情は、揺ぎないものです。 後、食べる事に... 続きを読む »
独特の話なんだけど、なんだかほっこりくる。
瀬尾まいこさんは初めて読んだ!
これから色々読んでみたい♪
2本の短編集が入っていて、どちらもそれほど長くなく
読みやすかったです。
表題の最初の話はすごかったです、嘘のつきようが?w
卵から子供は生まれないけれど、もしかして未来の話!? と思ったのですが
普通に嘘をつかれただけでした…。
納得のような母親の言い分ですが、これに愛情を感じるのはすぐですが
内容をきっちり理解するのは、もうちょっと先、ですね。
二つ目の話は、愛人の事暮らす事になった少女。
しかも引き取ると言った母親は、5日程度で入院。
そして始まる2人だけの生活。
弟となった少年は…確かにありえないほどの、よくできた子供。
なぜなのか、どうしてなのか。
とりあえず、子供とは純粋なる欲望の塊、だと思います。

ブクログ談話室で「家族が描かれている小説」というトピックで発見した作品です。
著者の瀬尾まいこさんは、中学校の国語の先生との兼業作家と言うおもしろいプロフィールの持ち主。
(今は専業作家になって...





