自転車少年記―あの風の中へ (新潮文庫)

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著者 : 竹内真
  • 新潮社 (2006年10月30日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101298511

自転車少年記―あの風の中へ (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • どこが少年記なの?おっさんの青年時代の回顧録で全然少年じゃないよ(笑)途中からは幼児登場でそこからが少年記なのかな?面白いことは面白いけどなんか上っ面を素通りしてる感じで、Amazonのレビューが信じられなくなりました。

  • 自転車に乗りたくなる、

  •  ドラマ視聴からの原作読了。幼い頃から少年記、青年期と、どの時代にも傍らに自転車があった昇平と草太。どんどんと成長していく様子も嬉しいけど、大人になってからも青春を味わっているところが見ていて気持ちいい。

  • ◆大人へ近づいた瞬間◆
    あなたははじめて自転車に乗ったときのことを覚えていますか?自転車に乗れるようになった途端、それまで見えていた世界が一気に広がり、なんだか大人になったような気がしませんでしたか?この本は、高校を卒業した少年たちが旅立つところから始まります。「旅立つ時は自転車」と決めていた少年たち。自転車が生活の一部となり、人生の悩みも自転車と共に乗り越えていく。少年たちの成長ぶりがキラキラ眩しく、読後は爽やかな気持ちになれます。

  • 少年から大人になるまでを自転車との関わりを通して爽やかに描かれていた。

    その時は強く感じない出来事が、それぞれの人生上の岐路だったりするんだよね。

    終わった青春、されどこれからの長い人生。さーて、どう自転車と走ろうか。

  • 面白かった。自転車、家族、子供というキーワードが今の自分のタイミングと合っていた。テンポが良い。深みはない。

  • 【本の内容】
    あの日、僕は、親友の草太、伸男と、自転車で走り始めた。

    生まれ育った南房総の風ケ丘から、目指すは大都会・東京。

    新世界への旅立ちだ。

    喜びや挫折を味わいながら、僕らは夢に向け、ペダルをひたすら漕ぎ続けた。

    仲間と、東京から日本海を目指す自転車ラリーを完走した。

    もちろん素敵な恋もした。

    単行本版『自転車少年記』の構想を元に新たに書き下ろされた、爽快無比の成長小説。

    [ 目次 ]


    [ POP ]
    自転車を軸にした、恋あり、笑いあり、涙ありの青春小説。

    爽快感抜群で、面白い。

    文体自体も平易で読みやすく、あっと言う間に読み切れ、気楽に楽しめる。

    読後感は、人生順風満帆。

    18歳旅立ちの日、昇平、草太、伸男の仲良し3人組は、南房総の風ヶ丘から東京西部まで100km以上ある距離を自転車でこぎ出した。

    自分自身のちからで、人生と言う、道に踏み出す事の様に。

    主人公の昇平の旅立ちから、大人へ、そして親へなる過程を軽快なテンポで描いている。

    なかなか楽しい作品なのだが、コンプレックスや挫折が少しある方が人生には味がある等と陳ねた人間からすると、ちょっと御都合主義的な感じがする。

    全体的に、登場人物の心理描写の掘り下げ方が物足りないので、余計にそう感じるのかも知れない。

    蛇足もいいところだが…解説の書評家のつまらないギャグでガッカリ。

    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 初めて自転車に乗れたときの思い出。自転車に跨がり冒険に飛び出した幼い頃の記憶が蘇った。

  • 文庫版の方が文章がこなれてるかな。

  • 理想の息子だな~

  • 解説 / 大矢 博子
    カバー装画 / 木内 達朗
    デザイン / 新潮社装幀室

  • 配置場所:摂枚文庫本
    請求記号:913.6||T
    資料ID:95080044

  • 自転車をきっかけとした友情・恋愛・成長のお話しです。初めて自転車に乗れた時の感動、自分の知らない世界を切り開く時のワクワク、挑戦し成長する事への喜び。老人の言う"つらい思い出だって宝物になる"、"諦めないでいられるのは、きっと幸せなことなんだろうなぁ"という言葉が頭に残りました。
    自転車を趣味にする人の気持ちが分かった気がします。

  • ドラマ化されたので、ドラマ見る前に読んだんですが、うん、きっとこんな感じの話だろうなと予想していた通りの、それなりによくできた、青春もの、でした。単行本の文庫化かと思ってたら、どうやら微妙に別ものだったのがちょっと騙された気分だったりはしたんですが、まあ普通に面白く読めます。ただなんか、かつての自転車少年たちの、その後の人生のダイジェスト版、みたいな印象は否めなかったので、共感とか感動とかとは、ちょっと別ものだったかなあ。

  • 盛り上がる箇所が一つもなかったのだが・・・。300キロ走破する場面などはもっと具体的に描いた方がよかった気がする。疾走感もなにも伝わってこなかったし、あまりにあっさりしすぎている。

  • 自転車を通してつながった人たちと、毎年の自転車イベントが大きくなるようにそれぞれの成長も伺うことができたり、自転車でつながった人同士がつながって、雪だるま式に話が大きく広がっていく、そんな一冊でした。
    こういう経験て、PartyTimeにしろマンガナイトにしろ奥多摩トレックリングにしろ似たようなところがあって、とっても共感を覚えました。そしてどんな経験が後で身を助けるか、誰かとつながるかわからないなと。いろんな経験をしておくに越したことはないなと思えた一冊でもありました。読んでると、きっと自転車でどこかに出かけたくなると思います。^^

  • 最近また自転車に乗り出したので
    ふと本屋で手に取りました。
    内容は少年記と書いてあるくせに
    30のおっさんになってからの方がメインでした。
    あんまり好評ではないようだけど、
    自分としては結構好きでした。
    東京-仙台の昇平の旅。
    東京-糸魚川の八海ラリー。
    めっちゃ楽しそう!!
    まぁだけど現実的には俺が出来るのは千葉-中野の上京ランくらいかなぁ(^_^;
    また自転車になりたくなる!
    そういう作品です。
    単行本の方はまた違った視点で描かれているそうなのでまた読んでみよう。

  •  単行本では少年時代の頃からいろいろと多岐に渡って書かれているそうですが、文庫本では青年期以降のことを主に書かれているそうですね。
     読み終わったあと解説を読んで理解できました。何せあまりにも話がいいこと尽くめでとんとん拍子に進むものだから、おかしいと思ってはおりました。

     映画にもなった定評のある作品のようですが、今更単行本を読む気がしないのが正直なところです。
    でも、自分の息子らには単行本から読ませたい一冊です。
     
     八海ラリーってしんどそうですね。もっと時間をかけたポタリング程度なら、ぜひ参加したい!と思いました。

  •  タイトルから店頭ですぐに本書を手にした。理由は簡単である。
     かつて、私も「自転車少年」であったからである。小学6年生を目前にした春休み、能登半島の故郷で私は1つ上のマーちゃんと往復約40キロにおよぶ自転車小旅行を経験したことがもとで、翌年の春休みにも中学入学を目前に全く同じコースを走った。そして高校生、学生時代と自転車によるツーリングに惹かれていった経緯がある。だから、当然「自転車」とかかわる少年を描いているものと期待していた。

     しかし、読んでみると本書はいわゆる青春小説ではない。幼少期から少年期を回顧しながら、青春期を経て家族を形成し、家族と共に自転車とかかわってゆく様を書いた小説である。当初の予想より外れたものの、最終的に妻子をも「自転車」にかかわるイベントに参加してさせていこうとする主人公の「自転車」とのかかわり方と家族に対する思いやりに新鮮な驚きを感じた。

     なぜなら、私自身は家族ができる前にすでに「自転車」からリタイヤしていたからである。いまでは、通勤の際に自宅から駅までの間に利用するか近くのスーパーマーケットに買い物に行く時以外は殆ど使わなくなってしまっている。

     それでも、最近のガソリン価格の高騰を考えると、経済的にはクルマ中心の生活から「自転車」を使う生活への見直しを図ってゆく必要があると痛感している。
     私と同じようにクルマから「自転車」への転換を考えており、ご家族のある方々には、是非お薦めしたい一冊である。

  • 自転車で旅がしたい。

  •  僕らが子供のころの移動手段は自転車だった。というかそれしかなかった。小学生低学年の頃の自分にはとなりの町に自転車で行くことすら「冒険」だった。

      しかし、大人になるにつれてこの乗り物は「遠いもの」になっていく。私自身もそうだった。
     
      この「自転車少年記」は自転車に乗っていた頃の「子供心」をいつまでも持ち続けて大人になっていく人たちの物語だ。

      一般的には「大人」と「子供」対比は「子供」に軍配があがるに違いない。なぜならば、大人になると責任や人間関係などが重くなり、子供の「無邪気さ」がいっそう尊く感じられるからではないかと思う。

      でも、この物語は大人になることが楽しいと思わせてくれる。責任や人間関係の重さの代わりに「出来ること」も大きくなり、達成したときの喜びはとても大きいと感じさせてくれる。

      私の理想の大人像だ。もっと若い頃に読みたかった気がする今日この頃である。

  • 自転車少年期の続編。
    本編と合わせて読まなきゃ意味なし。
    まずは本編を読むべし。

  • 題名からも分かるとおり青春小説です
    若い時の挫折、苦悩、恋愛、友情などイロイロ
    これも、ドラマになっていたような気がします

    最近の書店で何気なく平積み本を買うと大抵メデイアミックスで買わされているパターンのうちの一つ

    それに関してはイロイロ嫌な面も有るけど、ま、仕方ないか、と思えるうちに書店の形も変わって行くんだろうなぁ

  • 「競技としての自転車」により興味を持てた一冊。
    ストーリー展開が割と単純なため、中盤以降は読み進めながら先の展開が「読めて」しまうことを考えると、どちらかというとあまり小説を読み慣れていない人向けの物語かも。

    ただ、主人公やそれをとりかこむ周囲の人々が、みんなそれぞれのスタイルで前向きに生きているため、たくさんエネルギーが貰える物語であることは間違いない。個人的には、単純ではあるがこういう展開は好き。

    あらゆる本を読んでいて思うが、「自転車」は個人技のように見えて、実はとてつもなく団体競技なのです。この物語では、少年期から子供が出来るまでを描いていることから、主人公にとっての「支え」が成長するにつれて変化していくのが興味深い。何もできない赤ちゃんですら、誰かに何かを与えることが出来るのだ、とつくづく思わされた。

    「自転車で走ること」(=前に踏み出すこと)で何かを見出そうとする登場人物たちの姿勢は、くよくよ悩む前に「とにかくやってみる」ことの重要性を体現しているように思う。

  • 少年時代、僕もこんなんでした

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あの日、僕は、親友の草太、伸男と、自転車で走り始めた。生まれ育った南房総の風ケ丘から、目指すは大都会・東京。新世界への旅立ちだ。喜びや挫折を味わいながら、僕らは夢に向け、ペダルをひたすら漕ぎ続けた。仲間と、東京から日本海を目指す自転車ラリーを完走した。もちろん素敵な恋もした。単行本版『自転車少年記』の構想を元に新たに書き下ろされた、爽快無比の成長小説。

自転車少年記―あの風の中へ (新潮文庫)のKindle版

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