白川静さんに学ぶ 漢字は楽しい (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
3.78
  • (14)
  • (24)
  • (15)
  • (3)
  • (2)
本棚登録 : 390
感想 : 36
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (183ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101298917

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 本当に自分も学生時代にこのように漢字の成り立ちから教えてもらうことができればもっと漢字に興味が持てたし、書き取りを間違うこともなかっただろうと思わされる。思わぬところにつながりがあって、言われてみれば確かに、と思わされること多し。自分の子供にも教えてあげよう。どういう反応を示すだろうか。漢字を習う頃が楽しみだ。

  • 白川静さんの漢字の解釈を学ぶには手ごろな大きさと値段。
    (この本が400円だなんて、日本は すごい国だなぁ!)

    手元に置いて、ちょこちょこ 何度も見るのがいいと思う。
    (一回では 消化しきれません!)

    続編の「漢字は怖い」もあわせて どうぞ。

  • 漢字は面白い。

  • いかに今の漢字が間違ったものになっているのかがよく分かる。

  • 漢字って、おもしろい。楽しい。思ってもいなかった発想の宝庫とはこのこと。考えに行き詰まったら、子供にかえって、おもしろがるのもいいかもしれない。

  • 漢字って、おもしろい。楽しい。思ってもいなかった発想の宝庫とはこのこと。考えに行き詰まったら、子供にかえって、おもしろがるのもいいかもしれない。

  • 2010/05/20 14:09:57
     漢字の成り立ちや語源に興味があるので買ってみた。うん、面白い。
    --------------------------------------------------------------------------------
    2010/05/21 11:43:34
     雲(云)って、竜がの尻尾が雲から出ている形を表していたのか……。成る程、それで青龍=雲師なのかな(at太王四神記)。
    --------------------------------------------------------------------------------
     【正】という字の元の意味は「相手を力で征服して、此方の思うように“ただす”こと」、【義】という字の元の意味は「全て欠陥のない“犠牲”のこと」。
     という事を知ったら、世の中に横行している【正義】という名の暴力行為が、その通りの意味合いなんだと思えてきた。
     目から鱗がポロポロだった。

著者プロフィール

著者略歴

小山鉄郎(こやま・てつろう)
1949年、群馬県生まれ。一橋大学経済学部卒。共同通信社編集委員・論説委員。村上春樹作品の解読や白川静博士の漢字学の紹介で、日本記者クラブ賞受賞。著書に『白川静さんに学ぶ 漢字は楽しい』『白川静さんに学ぶ 漢字は怖い』(共同通信社・新潮文庫)、『白川静入門 真・狂・遊』(平凡社新書)、『村上春樹を読みつくす』(講談社現代新書)、『村上春樹を読む午後』(文藝春秋、共著)、『村上春樹の動物誌』(早稲田新書)、『大変を生きる―日本の災害と文学』『文学はおいしい。』(作品社)『あのとき、文学があった―「文学者追跡」完全版』『白川静さんに学ぶ これが日本語』(論創社)など。
2009年から白川静博士の業績を学ぶ同人会「白川静会」の事務局長を務めている。

「2021年 『白川静さんに学ぶ 漢字がわかる コロナ時代の二字熟語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

小山鉄郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×