W杯(ワールドカップ)に群がる男たち―巨大サッカービジネスの闇 (新潮文庫)

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著者 : 田崎健太
  • 新潮社 (2010年1月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (319ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101299815

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W杯(ワールドカップ)に群がる男たち―巨大サッカービジネスの闇 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • おそろしー。フットボールがいつしか世界でもっとも稼げるコンテンツに成長し、それに群がり権力を奪い合う姿は醜悪。
    鄭モンジュが割り込んできて2002は強引に共同開催に持ち込まれたと思っていたけど、裏にはアベランジェとヨハンソンの闘いがあり、その代理戦争のようにもなり、どっちつかずの結論になってしまったのかー。
    日本を支持したのがヨハンソンであったなら、結果は違ったのだろうね。
    5ヶ国語で話されるfifa理事会はまさにグローバルな世界。日本は置いてかれちゃうね。

  • W杯の裏側を、綿密に、仔細に、それでも説明的ではない書き方で綴っている。長きに渡る日韓W杯までの道程を実にドラマチックに、力強く記録した1冊。

  • サッカー界の政治構造がザックリわかる。
    雑学としての楽しさもある。

  • 前FIFA会長のアベランジェを中心に、ビジネス化に成功したW杯に関することをまとめた良書。この手は「プーマ対アディダス」にせよ、翻訳ものが多い中、同レベルまで迫っている部分に感嘆。さすがケン・ファウソなだけはある…

    電通高橋さんの描写も多く、日本のスポーツビジネスの礎を気づいた方の足跡が読めるのは感動。当然、我らが師範代の広瀬さんも登場されます。

    また、個人的にはスポナビバイト時代にテープ起こしをやらせてもらった「メガビジョン」のところに感慨を覚えた次第。生まれて初めてのテープ起こしで意味が分からないところがたくさんあって、なんの力にもなれてなかったんだろうなと反省 m(_ _)m(2011.4.26ごろ読了)

  • もうずっと昔のことのような気がする日韓ワールドカップ。その裏舞台を描きながらFIFAの内情に迫る本作。スポーツビジネスに興味がある人には、一読の価値あり。

  • 2002年、日韓共同でアジア初のサッカーW杯が開催された。世界中から数多の人たちが押しかけ、大成功を収めた祭典の裏には、招致に賭ける男たちの熾烈な争いがあった―。
    単独開催できるはずだった2002年W杯が韓国との共催になった背景がよくわかった。が、ドイツ大会や南アフリカ大会が終わった今となってから読んでもいまひとつピンとこないところがあったのも事実。
    (C)

  • スポーツビジネスの裏側を描くビジネス本。しかしなんですな、ワールドカップの放映権がここ数回で10倍程度に跳ね上がって、もうオリンピック並みの熱狂振り。さぞかし動くお金もすごいんでしょう。

    ワールドカップのいいところはベルギーとかカメルーンとかオリンピックや経済関係ではまったく登場しない国々が実はサッカーでは強豪というところ。ワールドカップではアメリカもロシアも脇役扱い。

    惜しむらくはここはサウジやイランといった中東も一枚かんでほしいですがそうなると日本が出られなくなる可能性もあるわけで痛し痒し。

    しかしのう、電通はやっぱりすごいです

  • 筆者の取材力に驚かされる一冊。

    ジャーナリズムとしての意地が感じられる。

  • 電通半端ない。

  • 単行本で既読。

  • 嬉しさも欲も見えて、いい表紙写真だなぁと思います。FIFAの怪物・アベランジェ元会長を軸に据え、サッカービジネスを追ったノンフィクション。野心のあるヤツと、仕事のできるヤツと、金のあるヤツらの物語だなぁと思いました。それも日本の基準とはケタはずれに。社会的地位のある人が、純粋な道楽としてパトロン役を買って出るケースは今の時代、ありえん(笑)。それに、ボールを蹴れなくても「あの人は押さえとかなきゃ」って言われたい人はたくさんいるだろうし。幅広い取材とバランスよい筆致で、トリビアとしてはよく知られていることをうまくつなげてくれるレポートだと思います。でも、ちょっと総花的で、ピントがどこに合ってるのかわかりにくいような気がしました。特に、アベランジェ氏に関する章では、何か大事なところがすっぽり抜けているような気がする…取材できなかったんだろうなぁと思うけど(笑)。日本の関係者の書きようは誠実で、少々の身内びいきがあっても許せる範囲だろうとは思ったんですが…タイトルの「闇」っていう表現はちょっとイヤ。結局、舞台裏の下交渉であって、正当な手段の場合もあるわけだから。そこを下手に飾りたてると、「(日本の基準として)強欲だなぁ!」という非難めいた印象しか残らない。まぁ、事実強欲ではあるんですけど(笑)。そこは、「小ずるいけどセーフなプレイ」をアリかナシかと考えることに共通するなぁと思いました。読んでてスリルを感じるか、嫌悪感を抱くかは、巨大業界バックステージものの常として半々だと思いますが、「ほほぅ」と思うことも多い本でした。◇この本とはまったく関係ないんですが、某旅人氏がギリシア・ショックの波をかぶってるのかどうか、ちょっと興味があります(笑)。

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