シロクマのことだけは考えるな!―人生が急にオモシロくなる心理術 (新潮文庫)
- 新潮社 (2011年6月26日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101299921
感想・レビュー・書評
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さら〜っとサクッと楽しめる。知ってることも多かったけど、小難しい専門書的な物で眠くなるものと比べ読みやすく良かった。
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タイトルが気になって珍しく小説以外の本(実用書?)を読んでみました。
心理学の簡単活用法アレコレといった感じです。薄いのでその気になればすぐ読めます。
過去の辛い出来事を忘れようとすればするほど鮮明に反芻してしまう
あのアイドルが大好きだったのに友人が同じ人を好きだと知ると途端に興味を失う
などなど
ヒトは生まれ持った天邪鬼な性質を随所に小出しにしているんだということがよく分かりました。 -
忘れたいことを忘れる方法
根拠もデータもわかりやすく出してくれて
薄いし楽しいしでグングン読める作品!
本を読む、頭を使う体力なくてもいけちゃう。
軽い朝ごはんでたとえた…海苔をまいてないふりかけのおにぎり1個かな。 -
心理学の1つの知見につき1つのトピックを書いたもの。
エッセイに近い(あとがきにそう書かれているし、タイトルも心理学ではなく心理術)。
紹介されている心理学実験のうち、ジンバルドの監獄実験(スタンフォード監獄実験)の実験結果は、2018年に疑義が呈された。 -
「シロクマのことだけは考えるな」、この心理学の著名な実験があなたの悩みを解決してくれるかもしれません。いますぐ忘れたい辛い恋、成果のない合コン、ギクシャクする上司との関係、どんなに頑張っても幸福感のない日常―あらゆるシチュエーションで私たちがぶつかる問題を気鋭の心理学者が分析、ベストの対処法を教えます。
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テレビで見て気になっていた「植木理恵」さんの本。
「ウツになりたいという病」に引き続き読んだ。
内容的に被っている部分も多かった。
より広い内容を、浅く説明しているような印象。
読んでやってみたいと思ったこと。
・アメとムシ
・意外性で人を褒める
・一人実況中継
<印象に残った言葉>
・ 考えまいとすればするほど考えてしまう、忘れることができないということ。思考を抑制しようとすることが、かえって思考を活性化させてしまく、という現象が明らかになったのです。(P19)
・ パニックを鎮める必殺技は、ひとり実況中継(P29)
・ 何かを最高水準まで極めても、それを失う恐怖感がいっさい湧かない方法が一つあります。それは、普段から自分の中に、たくさんの「ペルソナ」を準備しておくことだと、私は考えています。(P58)
・ おりこうさんは、アメとムチでなくアメとムシで育つ ※マウス実験(P105)
・みんな「意外性」を言い当てられたい。ジョハリの窓で考えると、「他人だけが知っている自己」の窓を褒めることが効果的。
(P147) -
「デキる社会人」になりたければ、まずは金魚のフンから
⇒モデリングすべき尊敬できる先生や先輩を、(無理にでも)探し出すことが大事です。
まさに、そのような人生の選択を決意したところだったので共感しました。
おりこうさんは、アメとムチでなくアメとムシで育つ。
⇒相手に「本当に成長してほしい」と思っているのであれば、叱るのはあまり効果的ではありません。
例として、成功したときは「おめでとう!」、失敗したときは「期待してるよ。」などの声賭けが効果的らしい。試してみよう!! -
身内に勧められて読んだけどわかりきったことばかり書いてある印象。10代とかで読んだら気持ちが楽になってたかも(笑)
私はこの手の心理学本とか思考のhow to本は押しつけがましく感じてしまって苦手なんだけどこういうのに救われる人もいるならいいんじゃないかなと。
実験結果とかは面白いけど、人って浅はかだなと思わされます(笑)
浅はかな人間として明日も頑張ろう(`・ω・´)