いもうと物語 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 34
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  • Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101301112

感想・レビュー・書評

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  • 図書館で。
    印象としては文章版ちびまるこちゃん、みたいな。自分、ちびまるこちゃんきちんと読んだ事無いんですが…
    やっぱり地方は電化製品の普及が都市部に比べると少し遅いのかなぁと思ったり。昭和40年かぁ…確かにこの50年、60年で生活様式もインフラも随分変わりましたしね。

    すごく素直でパワフルなチヅルさんスゴイ。私、小学生の時こんなに元気いっぱいだっただろうか… 多分違ったな… 何事にも全力な感じで読んでいて何故か謎の疲労感がありました…

  • いろんな意味で懐かしい。
    子供ってつくづくばかだなぁ~~。こんなことあったな~~。足りない頭でそれなりに計算して、結局短慮でぶちこわす、とか。
    放っておかれ加減も、同世代だと実感される。
    楽しかった一冊

  • これも原風景はわかる。
    ぴんとくるのは、
    40代以上で北海道出身の人なんだろうなと思います。
    ぴんとこなくても、
    少女の成長物語として良質な作品だと思います。

    2012/04/30

  • 児童書の部類に入るのですかね??

    北海道で暮らす小学4年生の女の子が主人公です。
    私の母も北海道出身なので、小さい頃に聞いた
    母の子供の頃の話を思い出して読んでいました。

    小さい頃って、どんな事も遊びに繋がって
    キラキラしていたよなぁー!!

  • 思わず子供の頃を思い出す。
    懐かしい作品。

  • 昭和40年代の北海道に生きる小さな女の子の物語。というか、後に女の子に愛される小説を生み出した氷室さんの物語。友達との微妙な距離感も、理不尽な大人も、厳しい北の冬も、大好きなおねえちゃんも、みんなやさしく描かれてます。

  • 2006/02/04

著者プロフィール

氷室冴子(ひむろ・さえこ)
1957年、北海道岩見沢市生まれ。 1977年、「さようならアルルカン」で第10回小説ジュニア青春小説新人賞佳作を受賞し、デビュー。集英社コバルト文庫で人気を博した『クララ白書』『ざ・ちぇんじ!』『なんて素敵にジャパネスク』『銀の海 金の大地』シリーズや、『レディ・アンをさがして』『いもうと物語』、1993年にスタジオジブリによってアニメ化された『海がきこえる』など多数の小説作品がある。ほか、エッセイに『冴子の東京物語』『冴子の母娘草』『ホンの幸せ』など。 2008年、逝去。

「2021年 『新版 いっぱしの女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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