マネーロンダリング―国境を越えた闇金融ヤクザ資金 (新潮文庫)

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  • 新潮社 (2010年2月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101301914

マネーロンダリング―国境を越えた闇金融ヤクザ資金 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 犯罪で得た収益をあたかもきれいな金であるように見せかけるテクニックであるマネーロンダリング。

    以前、紙面をにぎわせた五菱会事件。その被害額は一千億円にものぼると言う。それらが国税当局の目を盗んで、香港やスイスの銀行に持ち込まれた手口を克明に追っている。またその犯罪にかかわった犯罪者を追う捜査陣の執念も描かれる。

    警察や地検の血のにじむような捜査。シュレッダーにかけられてぐしゃぐしゃになった用紙を一つ一つ張り合わせて、数字のならぶ計算書を組み立てて行く作業なんて、聞いているだけで気が遠くなる。

    いわゆるタックスヘイブンのように租税回避のスキームとは異なり、完全に犯罪収益の偽装にしぼったマネーロンダリングについて知ることが出来るだろう。また、国際的に見て、日本の遅れた法整備にも改善を促す本書である。

  • 映画では時々耳にする表題の立件できた案件に関するレポート。

    新聞記者さんだからなのか、語り口が硬く断定口調なので、若干ホンマか?と疑いたくもなる。

    あと、話が単調なのは飽きがきてしまって、残念。

  • 不謹慎かもしれないが、すごい面白かった。


    最初は、ゼミの発表のための資料として買ったに過ぎなかったが、読みはじめてから、はまってしまった。

    マネーロンダリングという犯罪の発見の困難さとともに多くの国を巻き込んで遂行される犯罪であることを知った。

    実際の事件を描いているが、小説のように読めてしまうところが、マネーロンダリングという犯罪の本質なんだろうと思った。

  • 小沢…クレディスイスの隠し…

  • ヤミ金のドンがつくりあげたネットワーク
    追い詰める検察
    消えた金の行方
    スイス・香港 世界をまたに掛けたマネーロンダリング
    国境を越えた捜査の難しさ

  • 山口組傘下団体の五菱会による100億円規模のマネロン事犯につき、主犯格とされたクレディスイス香港の日本人行員と実際に割引債を日本証券代行に持ち込む行為を行ったインターミディアリーの人物の公判記録をもとに経緯をドキュメンタリ的に再現。後半はおまけ。クレディスイスは懲りない会社だと実感。

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マネーロンダリング―国境を越えた闇金融ヤクザ資金 (新潮文庫)の作品紹介

高利を貧るヤミ金融の巨大ネットワーク-それを背後から操っていたのは指定暴力団山口組系組織だった。捜査陣は苦難の末に犯行手口を解明、事件を摘発するが、莫大な収益は香港、スイスへとすでに消え去っていた。刑事、検事たちは、国境を越えるブラックマネーの正体をいかにして暴いたか。警視庁担当記者が、「五菱会ヤミ金融事件」の舞台裏を克明に追ったクライムノンフィクション。

マネーロンダリング―国境を越えた闇金融ヤクザ資金 (新潮文庫)はこんな本です

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