それぞれの時: 都市で暮らす一人の部屋 (新潮文庫 は 23-1)

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  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (380ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101302119

感想・レビュー・書評

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  • 他人を見つめることは、自分を見つめることだと思う。
    個人主義の出発点がここにあるような気がする。
               エピローグ より

    何でもない日常の中にこそ真実があり
    時代の全てが隠され、育まれている
           文庫版のためのあとがき より 

    橋口譲二さんのお言葉です

    この本の単行本から数えると
    ほぼ二十年の月日が経った
    それでも、橋口さんのその「思い」は
    今も、ますます真実だと思う
    いや、今だからこそ
    余計に心に迫ってくる

    気持ちが少し弱った時、
    ちょっと迷っている時、
    手に取りたい一冊 
    その被写体の方への眼差しは
    いつも限りなく優しい

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