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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
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もしっていうのは、苦しくなったときにみる夢だよ。目覚めてみれば、もとの自分がいるだけさ。夢を逃げ道にできるような人生をわたしは送ってこれなかった
― 333ページ -
おれにはね、人がみんな、<好きな自分>の姿を心に大事にもっているような気がする。なかなかそのとおりにはなれないし、他人にはてれくさくていえないような姿だけどね。
少なくとも、おれはその姿をもって生きてきた。そして、どうしたらいいかわからない分かれ道にやってきたら、どっちに歩んでいくほうが<好きな自分>かを考えるんだ
― 199ページ -
はずれ者は、気楽なかわりに、ささえてくれる手もない。なにか起きれば、こうして疑われ、憎まれるのさ
― 182ページ
みんなの感想・レビュー・書評
守り人シリーズ第3作目。
今回は、タンダやトロガイ師が中心のお話。
彼らの過去が明かされます。
今までの前作品達に比べると、少し物足りないような気もしましたが、
チャグムが今どんな気持ちでいるかや、
大人になる、というのは生き続けることなのかもしれない。
チャグムは一度生き続けるのをやめようとした。
生き続けるのは辛い。逃げたいことも多い。そんな弱さを、夢という幸せにひたれる場所で癒す。
そんな人の危うさにユグノは気がつかなかった。
でも受け止めたあとに、生き続けるつらさをわかることができた。
生き続ける幸せ、辛さに向かい続けたい。
もし自分に諦めきれない夢があって、それは現実の世界ではかなえられないけれど、ある世界ではそれが叶っているなら、私は現実の世界に戻ってくることができるのかな?
派手なアクションは控えめだけれど、前2作と違い、美しく切ないものがあります。雰囲気も少し異なるけれど、引き込まれる世界観はそのままです。
タンダの師・トルガイにも若い頃があり(当然だけど)、道を誤ったりすることもあったのだとなんとなくほっとしてみたり。チャグムの再登場が嬉しかったり。
人間の一生は短く、夢より現実のほうが辛辣ではるけれど、現実のほうが愛しく美しく大切であると感じました。心の奥に響くように語られる物語です。
チャグムが成長しましたよ、クーちゃん。もうバルサの肩まで背があるそうです。 「バルサぁ~(ぷにぷに)」はできないね、もう。 ってかそんな風に守り人シリーズを見ている時点でおかしいだろう、クーちゃん。 そうそう、守り人シリーズってどうも恋愛感情は絡めちゃいけない感じ。多分メインのバルサとタンダが好き同士でもイチャイチャしないからだと思う。 「闇の守り人」からバルサが新ヨゴに帰ってきて、そ... 続きを読む »
守り人シリーズ3作目。1.2に比べると分かりにくい切ないストーリー。(呪術師のトロガイとタンダの物語だから、抽象的な表現や、闘いよりも心に関わるが多いのかもしれないなぁー。)
身分の差、母が子を失うことなど、切なく辛いことに耐えている自分、逃げてしまう自分の間で葛藤している人々の姿は共感できる。
このシリーズを読んでいて気付いたのは、まず不平等ありきが当たり前、という世界観です。
それが良いでも、悪いでなくて、ただそうである、という環境。
この本を読んだ子ども達もそうでない子ども達も、みな強く逞しく、優しい心を持ちながら、育って欲しいなぁ、と願ってしまいました。
シリーズ3冊目。1冊目の登場人物たちが登場したので、やっぱり前後の巻の絡みはわずかながらあるのかも。この巻はいまいちですねぇ。あと、どうもクライマックス部分がわかりにくいのは恒常的にあるんですかね。それとも自分の言語能力がおかしいんでしょうか。
タンダは、精霊ではちょっと影が薄いかなぁと思っていたのですが、この巻で彼の優しさと芯の強さが伝わってきました。
「どうしたらいいかわからない分かれ道にやってきたら、どっちに歩んでいくほうが<好きな自分>かを考えるんだ」名言です。
シュガやチャグムにまた会えた・∀・!
花や夢の下りがいまいち消化できてないけど、全体の雰囲気は一番好きかも。
今回はトロガイの過去についてが描かれていた。タンダも危険な目に遭ったりして展開が面白かった。
居心地のいい夢の中にいつまでも居たいという気持ちは凄く分かる。だけど、それでは生きてる意味がなく本当はとても寂しい世界なんだなと思った。
もし自分が花の夢にとらわれたら、どんな夢を見るんだろう。
賢く成長したチャグムに会えたり、トロガイの過去が語られたり、タンダが活躍したりと、このシリーズファンになりかかってるわたしには
嬉しい一冊だった。
でも肝心の<花>の世界の説明がちょっと分かりづらかった。
呪術や歌が中心だからか、情景が想像しにくかったのかも。アクション少ないのでほんの少し物足りないかも。
第三巻。
この本を読んで改めて考えれば夢って本当にたくさんの意味を含んでいる。
目標、逃げ場、幻想どれも夢という単語で表せるけど全く違う。
夢と現実って反対の意味で捉えられるけど、もしかしたらこの二つはもっと違う関係なのかもしれないと思った。
守り人シリーズの第三巻「夢の守り人」
一ノ妃を始め、眠りから覚めない病が広まるヨゴ王国を舞台にバルサの幼なじみのタンダが活躍する物語。
「夢」「花」「歌い人」キーワードの鍵は、呪術師トロガイの過去と密接な関係を持っていた。
本巻では、あまりバルサの出番がなくて物足りなさを感じてしまったが、スピーディーな展開でグイグイ読ませる手腕はさすが。
タンダの今後が気になる作品でした。
「守り人」シリーズ第三弾。
自分の人生に絶望した人たちの心の隙をつき、夢の中へ閉じ込めようとする「花」と、それを阻止しようとする主人公バルサや、呪術師たちの攻防。
その中で見えてくる愛しい人たちへの想い・大呪術師「トロガイ」の秘められた過去・バルサの決死の覚悟が見ものである。
第三弾の今作も勢い衰えることなく物語が疾駆する!
前の2作品に比べたら少し面白さは足りないかな。
チャグムがバルサたちと再会できて良かったし、トロガイとシュガがあれ以来交流しているというのも嬉しかった。
花の守り人とか番人とか木霊の想い人とかその辺ややこしかった。
「眠って見る夢と、憧れとして追い求めるものを、なぜ人は、同じ言葉で表現してきたのでしょうね。」(作者 あとがきより)
守り人第3巻は、トロガイ師とタンダを中心にした「夢」をめぐる物語です。
なにしろ、「本に耽溺することは至上の喜び、中でもファンタジーは没入の度合いが高くなるので殊に好き」と常日頃から思っている私なんかに、このテーマは直球すぎます・・・・。語りかけられる言葉がみんな「おまえはどうなんだ・・」と問われているようで、きちんと向き合えた、と思えるまでには、まだまだ精進が必要なようです。
上橋作品は、中学生でも読める物語でありながら、年を重ねて読み返す度に、新しい魅力を掘り起こすことが出来ます。
昔読んだよねぇ、というあなた、もう一度ゆっくり読み直して見ませんか?記憶とはまったく違う物語であることを見つけると思いますよ。

守り人シリーズ3作目。2作目がバルサの内面を描き出していたが、3作目は呪術師(トロガイとタンダ)の話。少し意表をつかれた。花と夢を題材に精神世界を描くという面白い試みであり、見事に成功している。1作ご...





