| ブログで紹介する» |
|
Check |
|
|
この作品からのみんなの引用
-
おれたちはラッシャローだ。家船ひとつでどこへでも行ける。どこでも生きていける。海は広い。やつらは、海の上に線をひいているつもりだろうが、おれたちには関係ない。
― 161ページ -
船の上では、船長の命令は、王の命令とおなじぐらいの力を持つ。たとえ王子であっても、経験豊かな船長の命令には、即座に従うことを当然とされた。底のない海原の上で、果てしない天の下で、木端のように揺られる船に暮していれば、共に乗っている者たちはみな、生死を共にする家族のような絆を心の底にもつようになる。・・・・・・身分をこえたあの感情を、王となる兄上はきっと一生知ることはないだろう。
― 142ページ -
金で買う言葉には嘘もあるが、親切からかけてくれた言葉には嘘はないって。
― 239ページ
みんなの感想・レビュー・書評
チャグムが成長し、皇太子として政治に関わるようになってきた。
人の思いと、国体の護持との間の機微を覚えていく。
でも、王子であることへの誇りがないことが心配。市井の人への気配りだけだと大きなものは動かせないのではないかなあ。
チャグム主人公でバルサが全く登場しないシリーズ第5巻。南の帝国の侵攻と呪術の動きにゾクゾクした。
『精霊の守り人』の冒険から3年がたち、14歳になった「新ヨゴ皇国」の皇太子チャグムを主人公とした外伝的なお話ですが、雰囲気やおもしろさは変わらず。
チャグムの成長がよくわかるのが嬉しかった。強さ、優しさ、清らかさ、危うさ、それらの中に3年前にバルサやタンダの影が見え、絆を感じることができたのも嬉しい。
本の中の情景が目を閉じれば、浮かんでくるような描写も相変わらずで、この話に引き込まれ、ドキドキと楽しみながら読み進められました。おもしろかった!
大好きなチャグムが再び登場! 「まあ、前に会った時よりも随分と成長して!」と、まるで親のような心境になりつつ読みました。なんていい子に育ったんだろう。 今回は舞台が南国ということもあり、開放感溢れた美しい世界でしたね。 今までの舞台ももちろん美しくはあるのだけど、この世界の新たな一面に触れることができてわくわくしました。もうこの世界にとことん魅せられています。 首謀者たちである島守... 続きを読む »
チャグムっっ!!あなたまぁ、大きくなって・・・オカーサンは嬉しいわ。 精霊ののいっちばん最初、寝ぼけ眼の中バルサに連れられて王宮を離れた時から、めーーーーっちゃ成長してるよ! 地に足の付いた庶民的な強い皇子様になってます。 しかも年の近い隣国のお姫様にドキドキしちゃう辺り・・・あぁ、母心。 それにしてもサンガルにはタルサンって、またまた庶民的な皇子もいるし、サンガルの女性陣は女にしては珍し... 続きを読む »
守り人4作目。1作目でのメインキャラクター、皇太子チャグムが、隣国サンガルで繰り広げるストーリー。
ナユーグルライタの目、ラッシャロー(海を漂う民)、宮廷での新王即位儀礼、などいくつかの描写が少しずつ表現され、ひとつのストーリーへと繋がっていく様子にどんどん引き込まれました。
今までのシリーズあっての今回の話だとは思うが、今まででいちばん面白かった。 バルサもタンダも、チャグムの回想でしか出てこないのは残念だけど、それを引いてもあまりあるくらいチャグムが立派でかっこいい。ずっと成長を見守ってきた気になっているのか、なんだか誇らしい。十二国記の泰麒といい、わたしは賢くて優しい、そして高貴な少年が大好きだ! もともと政治の話は苦手だと思っていたけど、今回の国同士の駆... 続きを読む »
チャグムの著しい成長が実感できる本書。まだまだ幼かったチャグムは、どんどん大人びていく。ただ、大人びていくだけが成長ではない。物語の最後に、大人びてもなお幼い夢を捨てずにそれを成し遂げようと、そう決意したことこそ、彼にとっての最も大きな成長なのではないだろうか。
チャグムが主役の話。
あんなに幼かったチャグムが聡明すぎて驚いた。
経験を生かすってゆうのはこうゆう人のことをゆうのかも。
チャグムが皇族なので国同士の関係とかも関わってて面白かった。
守り人シリーズの第4巻「虚空の旅人」
舞台は新ヨゴ王国の南西、島々からなるサンガル王国。
チャグムとシュガがサンガル王国の国王交代の祝いのため、旅に出るが国王交代に乗じた騒動に巻き込まれる。
今回はバルサの出番はないが、チャグム、シュガのヨゴ王国と他国の外交を始め、チャグムが大活躍し、読みどころ満載。
物語が大きく動き出す巻。第5巻が気になる!
ここまでの守り人シリーズも面白かったけど、チャグムがどんどん成長してゆく姿が描かれている旅人シリーズの方が個人的にテンションあげながら読める。
読後、早く続きが読みたいと強く思った作品でした。
守り人シリーズ第4弾。
アクション要素はほとんどありませんが、国と国との権謀術数うずまく駆け引きが見応え十二分に描かれている今作品。
「守り人」シリーズの世界観が広がり、チャグムの人間的成長が今後の物語にどのような影響を与えていくのか、期待に胸ふくらませる架け橋的展開になっております。
次が楽しみだ!
チャグムが主人公。小さな島国とそこに住む漁師達を統治するサンガル王国の話。
サンガルは島守等の男性達は王家につながる女性を嫁にもらい、なんだか手のひらで転がされてる感じ。「花の四阿」の話はもっと読みたい。
ヨゴ王国が滅ぼされていたとは知らなんだ。
ふと疑問に思ったのは、最後にタルサンの機転でカリーナ王女が全てを把握していてタルサンにカルナンを怪我をさせたと見せかけて、実は侵略の陰謀を露呈させようとしたと言う作り事にした所。
こうなるとカリーナの計画によってカルナンは何も知らずに怪我をさせられ、他国のうまい話にのせられて陰謀を企てた首謀者はカリーナの夫。
カリーナの責任は?
何はともあれチャグムはきっと新ヨゴ皇国を変える皇帝になるにちがいない。そしてシュガも天道の未来を変える存在になるだろう。

今回もめちゃくちゃおもしろかった!





