- Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101302751
感想・レビュー・書評
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チャグムの成長が嬉しい一冊!
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なるほど、”守り人”と”旅人”は、メインキャラで決まる訳か。読めば分かる話だけど、知れるとちょっと嬉しいウンチク。そして本作では、シリーズ初、チャグムの物語が綴られているんだけど、王子の身分だけあって、国家絡みの大きなスケール感。周辺国との関係も見えてきて、国家間における政治的なやり取りも今後の見どころか。同時に、本作のメインテーマたる裏世界の存在は、本作でも不気味な存在感を放つ。コロナ渦で、大好きな南国になかなか足を運べなくなってしまっている昨今、本作の舞台から感じられる南国感は、今だからこその、束の間の癒し効果もあったりして。
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隣国サンガルの新王即位儀礼に招かれた新ヨゴ皇国皇太子チャグムと星読博士シュガは、“ナユーグル・ライタの目”と呼ばれる不思議な少女と出会った。海底の民に魂を奪われ、生贄になる運命のその少女の背後には、とてつもない陰謀が―。海の王国を舞台に、漂海民や国政を操る女たちが織り成す壮大なドラマ。シリーズを大河物語へと導くきっかけとなった第4弾。
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チャグムとシュガのコンビが熱い
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守り人シリーズ第四弾。
チャグムを主人公とし、その成長や優しさが見えてくる。 -
【読了メモ】今回は海と空の話でした。チャグムにシュガがいて良かったと、心の底から思う年末。
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再読。精霊の守り人ではまだへなへなだったチャグム皇太子がちゃんと自分の意志を持ってたくましく生きていることがすごく嬉しい。このお話の中では色んな人たちが色んな思惑をもって生きている。タルサンが大好きになってしまった......。
海が舞台のお話なのにどうしてタイトルは空なのだろうと思っていたけれど、最後まで読んで納得!