バルサの食卓 (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (180ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101302782

感想・レビュー・書評

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  • 2016年3月14日 夫からのプレゼント。
    2018年5月23日読了。

  • とりあえず、一言でいうと、守り人シリーズに登場した、数々のお料理、作ってみたいレシピ集。

    まだ作ってはいませんが、料理の写真はすべてカラー写真なので、見ているだけでも楽しい本です。

    とにかく食べてみたいと思った料理が載っているので、かなり気になります。
    次は見てばかりいないで、作ってみようと思います!!

  • B596-ウエ  300365707

    上橋菜穂子のシリーズ レシピ本もあるよ

  • バルサの食卓、侮ってました。写真で見ても美味しそうだし、食事シーンには読んだ時の感動もよみがえったりして、とても楽しく読めました。パムとファコにバターや蜂蜜をたっぷりかけてなんて、魅力的。

  • シリーズの食事のシーンを集めて読むと・・・
    改めてなんて豊かな表現と世界観なんだろうと思う。

    確かに「ラ」をはじめに現実の言葉で補足された食べ物が次々に登場するけれど、"ひとつひとつ再構築しているのかぁ"と思っていた。
    上橋さんの解説を読んで、その豊かな世界観の元となった体験を知り、納得しました。

    料理本といえばピーターラビットの物語の料理本も持っていたっけなぁ。
    大草原の小さな家シリーズの料理本もあるらしい。
    読んでみたいなぁ!
    (焼いた塩漬け肉が本当のおいしそうだとおもっていた!あとは『農場の少年』で冬場に暖炉の前に集まって家族でポップコーンとリンゴを食べながら、絞ったりんごジュースを飲むところ)

  • メニューがどの部分に出てきたのかという一節の紹介と、上橋さんのコメントがある。

  • 「守り人」シリーズ、「狐笛のかなた」「獣の奏者」に出てくる料理の数々を再現したレシピ集。
    もちろん実在しない食材が多々ありますが、現在日本で手に入るものを使い、上橋さんの思ったような料理を作り上げました。

    「チーム北海道」の中心になっているのが、面白南極料理人の西村淳さん。そして札幌のお隣江別市でカフェをやっているイデ妙子さん。

    焼きたてのパンにバターと蜂蜜。
    甘いおかゆ。
    大きな葉で包んで蒸し焼きにした肉。
    里芋のコロッケ。

    絶対作ってみたいのが、チャアム。(魚のたたき)
    魚と果物の和え物
    山菜鍋
    菜飯

    鶏のから揚げを作るとき、「チーム北海道」の面々が「上品なザンギだな」としきりと口にしていたそうで、ザンギの正体がいまだにわからないと上橋さんはおっしゃっています。
    まあ、鶏のから揚げのことですね。北海道では。

    上橋作品は、作中の人々が本当に生活しているんですよね。
    食べもののリアリティもそこから生まれてきているわけで。
    だからこそ、つらい、楽しい、寒いなどの感情・感覚がリアルに伝わってくるのです。

    また、彼女の骨太のファンタジーが読みたくなってきました。

  • 『「守り人」完全ガイド』を図書館で借りて読んだとき、娘が返却を惜しむ理由が「まだあのレシピためしてないのに〜」だったので、それは『バルサの食卓』そのものを入手すればよいのではないか、ということで購入。
    本文からの引用、上橋さんのエッセイそれにレシピが載っていて、守り人シリーズや獣の奏者のあのシーンこのシーンがよみがえってくるし、説得力のある食事シーンの数々は、やはり著者自身にフィールドワークなどの豊富な経験の裏打ちがあるからなんだなと改めて思った。

  • 上橋菜穂子・チーム北海道『バルサの食卓』新潮社、読了。守り人シリーズの魅力の一つは食卓の情景。「チャグムが身をのりだして、タンダの手元をのぞきこんでいる。『カンクイっていうキノコだ。こいつはいい味がでるんだが…』」。食べてみたいがカンクイ?とため息をつく前に本書を紐解くとパラダイス。

    「あれは異世界の料理ですよ? ゴシャなんて魚、築地で売ってないし」と著者すらためらった料理本制作。チーム北海道が加わることで「まさかが実現」した。本書は作中の料理を手近な素材で見事に再現する料理本。ぜひ、家庭で試してみたい。

    作中の食事シーン、著者のエッセイ、そしてレシピという構成で26品を紹介。前菜、メインディッシュ、デザートまでバリエーションは豊富。タンダが腕によりをかけて作った「山菜鍋」、カンバルでは欠かせない「ラコルカ」等々……物語の味を再現できる。

  • 上橋菜穂子さんの小説世界のゴハンを日本にある食材で作ってみたら?という企画本。「南極料理人」西村さんを中心に作られたゴハンは料理しようかな♪というやる気を引き出してくれます。
    九州大学 : 花

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著者プロフィール

作家、川村学園女子大学特任教授。1989年『精霊の木』でデビュー。著書に野間児童文芸新人賞、産経児童出版文化賞ニッポン放送賞を受賞した『精霊の守り人』をはじめとする「守り人」シリーズ、野間児童文芸賞を受賞した『狐笛のかなた』、「獣の奏者」シリーズなどがある。海外での評価も高く、2009年に英語版『精霊の守り人』で米国バチェルダー賞を受賞。14年には「小さなノーベル賞」ともいわれる国際アンデルセン賞〈作家賞〉を受賞。2015年『鹿の王』で本屋大賞、第四回日本医療小説大賞を受賞。

「2020年 『鹿の王 4』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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