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この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
守り人シリーズ6作目。
(チャグムが主人公の旅人シリーズ2作目)
舞台はチャグムの住む新ヨゴから近隣国のサンガル、タルシュへと広がっていく。
強力なタルシュ帝国がサンガル→新ヨゴへと侵略を試みる。国と国の駆け引き、国内での政権争いなど、政治的な要素も強い。
と思えばタルシュの侵略はナユグの春の影響も匂わせているような…
天と地の守り人三部作に続く導入的な作品。読み進めるのがとても楽しみ!
自分に新ヨゴ皇国の民たちの運命がかかっている。決してつらい未来など背負わせはせぬ、というチャグムの決意に涙が止まらなかった。チャグムの往く蒼い路が、彼や新ヨゴ皇国にとって良い路であればよいと切に願います。
なんだか話が飛ぶな~と思ったら、シリーズ6作品目だった。
前後の作品を手に入れて再読したら評価も変わりそう。
いよいよ国家間の争いになってきた。
帝はあるべき国の形を崩したくないとおもい、チャグムはこれからを見る。
捕虜となりつつも考えることを忘れない姿には、はっとさせられる。
トーサのいさぎよさ、美しさとチャグムの捨て身の勇気は生死の違いはあるが、美しいと思う。
守り人シリーズの最終章への入り口ではあるが、このシリーズは全てがきっちり有機的に繋がっており正に歴史を俯瞰してみているような壮大さがある。
大きな歴史の流れのターニングポイントを描いていながら、きっちり個人が描き出されており、著者の力量の凄さを感じさせる。それにしても政治・外交とはなんと難しいものであろうか?そしてチャグムのなんとすばらしい政治家たる資質。新ヨゴ皇国の停滞し閉塞しきった政治状況に今の日本の政治が重なり、悲しくなる。とはいえ、次巻から始まる3部作であるの最終章が楽しみである。
新ヨゴ皇国が今後どうなっていくのか気になる。
こういう国の侵略とかって現在までにたくさんあって、部族が滅びることもこの地球にはたくさんあった。そういう滅びた人々を思わずにはいられない。すごいわ、この物語。小国が大国にどう挑んでいくのか、早く読みたい。
チャグムとセナの別れのシーンが切ない
チャグムが家臣の無事を確かめるや否や舌を噛んで死のうとするところがすごく印象に残っている
あとお祖父さんとのやりとりがどれも切ない
最後に頭をさげるところで胸が苦しくなる
夢の守り人を読んだのは5年以上前だったので、
世界観を思い出せるか心配でしたが
読み始めたらそんな不安はあっさり解消されました。
ファンタジーの中でも世界観構築からはじめたものって、
地理的な条件が内容に反映されやすいけれど、
そこから政治的な話にまで広がっているのに
読みやすくて面白かった。
ラッシャローのような漂泊の民の考えは
遊牧民のようで、土地に海にその住処に根差す
伝統がつながってるんだなと感じられた。
チャグムが自分の中で考えている事、信じているものが、
周囲の人々にどう見えているかが好ましく描かれていて
読むほどにチャグムを好きになる1冊。
これは、最終章「天と地の守り人」の壮大なクライマックス舞台への足がかり的な章だ。
世界観の作り込みはさすがといったところだが、いままでの物語をとおしてきて何か「物足りなさ」が常につきまとっている。
なんだろうなと考えたとき「ハタ」と気付いたことは、バルサにしても、タンダにしても、チャグムにしてもその他諸々の登場人物視点の語り口が「平坦」になりがちな気がするのだ。
物語を全体的に俯瞰するには効果的だけど、もうちょっと「くせ」を演出してもよかったのではと残念でならない。いい作品だけに。
守り人シリーズの大きな魅力のひとつは、凄腕の短槍使いバルサのアクションシーンとナユグ(地域によってナユーグル、ノユークとも)というこの世と重なって存在する精霊の世界によって引き起こされる不思議な現象の数々でしょう。さらに、児童文学でありながらファンの年齢層が広い理由には、登場人物の一人ひとりの人生が細かに設定されていることから滲み出るリアル感だと思います。 シリーズ全10巻のうち4巻目「虚空... 続きを読む »
最終章への始まり。
チャグムの芯の強さにぐっときた。
帝になどなりたくないと思いながら
何万もの国民への責任を負い
明るい未来を掴もうともがく。
チャグムが主人公の旅人シリーズ好き!
シリーズ第7弾。
完璧な前フリ。
物語が大きく動く壮大な分岐点をかききっている。
残り3冊が楽しみ。
改めていいタイトル。
やっぱり面白い!!
あんまり生い立ちがかかれていないヒュウゴの過去が気になります。そして物語もすごく気になるところで終わっています・・・!精霊→夢→蒼路で順番抜かして読んだけど、十分楽しめました。
海が舞台となる物語はとても好きだ。
虚空の旅人でサンガル王国へ立太子の儀式に出席して以来のチャグム皇太子の旅。しかしそれは祖父である海軍提督を助けるための行動だった。
父帝との相克、兄弟愛、大帝国の抑圧。
一気に大河小説へ展開しチャグムを中心に異界とこの世も含めた世界観が大きく動く予感を楽しめた。
皇太子チャグムの物語。
舞台がグンと広くなった。
国同士の争いや民の苦しみ、チャグム自身も並大抵ではない苦労をするであろう未来が待ち受けているにもかかわらず最後には一筋の光を感じる。
「守り人」シリーズ第7巻。
様々な事柄が弾け、いよいよ佳境へと舵を切った。今までの出来事や人々、点であったものが線で繋がっていく、そんな感覚だ。あぁ、このための伏線としてあの物語はあったのか…あの人物はこのあと、ここに関わってくるのか…と言った一種ミステリーの様な感覚を伴っている。
この先が気になってしょうがないが、着実に近づく終焉にさみしさを感じてしまう。せつない。
守り人シリーズの外伝・第二弾である本作は、一人前の大人へと一歩足を踏み出した皇子・チャグムの姿が描かれている。
実の父親である帝の怒りを買ったがために、罠だと気付きながらも敵国の捕虜となったチャグム。
唯一の後ろ盾であった祖父を亡くし、用心棒のバルサも教育係のシュガもいない中、母国の民を守るために一人立ち向かう。
15歳の少年となったチャグム皇太子が父王との確執の末、海洋王国のサンガルへ乗り込んでいく。
過去の物語でも伏線となっていた南の大陸の強国、タルシュ帝国は周辺諸国へも侵攻し、既に陥落したサンガル王国を使って、チャグムの新ヨゴ皇国など北の国々へも野心の矛先を伸ばしてきた。チャグムは捕虜となってタルシュ帝国まで連行され、その強大さを目の当たりにする。
国家という存在が物語の前面に現れ、それにチャグム自身の成長物語が共振する。
目を離せない。

新ヨゴ皇国に、タルシュ帝国の侵略を受けている隣国サンガルからの援軍の要請が届くが、それはすでにタルシュ帝国の手先となったサンガルが仕掛けてきた罠だった。
父王に反発したチャグムは罠と知りつつ援軍に赴...





