- Amazon.co.jp ・本 (381ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101302805
感想・レビュー・書評
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シリーズの集大成。登場人物や設定もだいぶ増えて複雑になったけど、それがまたちょうどいい。
成長したチャグムがほんとに良かった。"天と地"というのがチャグムの人物像だと勝手に捉えてるけど、そう考えて読むのがすごい好き。チャグムが王宮に帰還するシーンは何度も読み返した。
先に虚空の旅人、蒼路の旅人読んでからがオススメです。 -
もうううう!凄すぎるぞ!と吠えたくなること請け合い。国と国、国の内部、ひとりの人生が絡み合う…チャグム大人になったなあ、手が届かないところに行ってしまったなあ、とファンなら思うはず。政治が複雑なんだけど、読者を置いてけぼりにしない、優しい気持ちにもなれる本です。バルサ大好き。
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2018(H30)3.19読了
これまでの『守り人』シリーズの -
この壮大なサーガの終幕へ向かう三部作の序章は、バルサ視点での、チャグムを探す旅。
国のことなど分からない、ただチャグムに幸せになって欲しいと願うバルサと、欲しくもない皇太子の地位ゆえの因縁に捉われるチャグム。そんな2人は果たして出会えるのか。
緊張感が続き、権謀術策が飛び交い、人間関係が入り乱れる。これまでの登場人物が次々と舞台に上がってきて入り乱れる群像劇は見事。
その中で、それぞれの立場で覚悟を決めて生きるバルサとチャグムの心根に、心震わされる。 -
『精霊の守り人 悲しき破壊神』
NHK/毎週土曜放送
2017年1月21日から -
2013.6/18 シリーズ8作目。自国の新ヨゴ皇国や敵のタルシュ帝国の目を欺くために、一縷の望みに賭けてひとり海を渡ったチャグムの成長に涙。そしてそれを助けようと追うバルサ。なかなか追いつけず、こちらまでジリジリとさせられ読む手も自然早くなる。