天と地の守り人〈第2部〉カンバル王国編 (新潮文庫)

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著者 : 上橋菜穂子
  • 新潮社 (2011年5月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101302812

天と地の守り人〈第2部〉カンバル王国編 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • チャグムとバルサの最後の旅。少しずつ希望が見えてきたラスト。あと1巻で終わりかと思うと、悲しくなってきた。

  • 2017/03読了。タルシュの脅威とナユグの影響からくる天災の予兆。バルサの前では子どもらしい一面を見せるチャグムが愛しい。

  • 守り人シリーズ最終章三部作第2巻。
    一縷の望みを掛けてチャグムはバルサとともにロタからカンバルへ。
    道中に出会う盗賊との攻防と、カンバル王との対面での心理戦が、こうも描写として重なるとは思わず唸ります。後者は、チャグムにとって、新ヨゴ皇国の皇太子としての立場と、カンバル王の心を動かすために起こした行動の狭間の葛藤が痛いほど伝わってくるだけに印象的なシーンです。
    戦の最前線に駆り出されたタンダの運命も見逃せません。タンダが<ナユグ>の異変に気づき、決死の思いでトロガイへ伝えようとする描写は2人の互いを思いやる師弟関係にぐっときます。
    イーサン王弟の助けもありチャグムはいよいよ自国・新ヨゴ皇国へ赴き、バルサはタンダの身を案じ戦場へ。気付けばバルサの背を越えたくましい青年となったチャグム。彼の成長が眩しくもあり、この先重い決断を迫られる未来も垣間見え悩ましい気持ちにもなります。カンバルの神々しい光がバルサ達を守りますように。
    いよいよ次巻が最終巻。10巻目にも関わらず、まだまだ読み足りないと思ってしまいます。。

  • 絶望的でしかなかった未来に、少しだけ光が見えてきたかも…?
    魅力的な人がたくさん出てきてわくわくします。
    市井の人々が幸せなれるミライが訪れますように。

    順番間違えてまだ闇の守り人を読んでいないのがとても悔しいので、未読の人は『闇の守り人』を先に読む方がいいのかも。

  • 2016年6月5日購入。
    2016年8月22日読了。

  • 内通者の正体とかチャグムがカンタダ王説得する手段とかその後の悶々とかそれをフォローするバルサの言葉とか、なんか色々なものが不自然でなくストンと落ちるの凄いと思う。

  • チャグムとバルサの旅がはじまりました^ ^
    カンバルに着いてカームやラダール王がタルシュ帝国側についていた時はショックで…
    でも分かり合えて良かった。

    アラム・ライ・ラ

  •  チャグム皇太子編最終章第3弾。

     バルサが再び出会ったチャグムは、もはや少年のそれではなく、未来と他者とを想う青年に成長していた。
     そして、目指すはバルサの故郷カンバル。新ヨゴ皇国に、平和と安心をもたらすため。

     危機を乗り越えたと思えば、出会うのは新たな危機と予想外の状況。冒険小説はこうあらねばということが響いてくる逸品。

  • カッサ、再登場!やったー!!と思ったら、怪我して終わり・・・!?

    『精霊の守り人』ぶりに、チャグムとバルサが一緒にいる。新ヨゴ皇国からカンバル王国へと舞台をかえて。この巻も面白いなー。

    アラム・ライ・ラ。
    ヨンサ方言のカンバル語で、山が頬を染めているという意味。母なるユサの山々は、お日さまに恋をしている。「タンダが撫でたら、バルサも頬を染めるの?」p98より
    とあるように、太陽が男性、山が女性という設定。

    一般的には、山は男性、海が女性を表すことが多いと思う。チャグムが卵を抱いたり、バルサが用心棒だったり・・・、やはり性の逆転が多い話だ。

  • ◆消息を絶っていたチャグムを、ようやくのことで見つけたバルサ。数年ぶりに会うチャグムは負傷していたものの、見違えるような若者になっていた。
     タルシュ帝国からナヨロ半島を守るべく、ロタ王国、カンバル王国、そして新ヨゴ皇国の同盟を成立させようと奔走するチャグム。だが、タルシュ帝国の密偵たちは、すでにカンバルに近づいており、側近には意外な内通者がいた!
     その頃、新ヨゴ皇国ではタルシュ軍による侵略が始まり、タンダは草兵として軍隊へ駆りだされてしまう。
     しかし、新ヨゴ皇国を襲おうとしているのはタルシュ帝国ばかりではなかった。北の大陸には〈ナユグの春〉が訪れており、それは、気候を温暖にし豊作をもたらす一方、天変地異も引き起こすものだった!
     『精霊の守り人』以来となる、バルサとチャグムの旅路が胸に迫る最終章三部作の二冊目。「守り人シリーズ」第九巻。


    (^^)<Comment

  • いよいよ期待したバルサとチャグムの二人旅だ♪バルサの故郷だし、なんとかなりそう!(^^)と思ったのに、辛く苦しくて、うまくいかない(--;)ナユグの春による天災も気になる(>_<)本当に次の巻で終わりなんだよねぇ?(゜゜;)

  • チャグムとバルサの旅。

    1部が貸出中でいきなり2部だから展開についていけないよ!はやく全部通しで読みたい!

  • 守り人シリーズ8巻、最終章3部作の第2巻カンバル王国編です。

    チャグムは、自国を戦から救おうと北からの敵に備え近隣国との同盟に奔走します。
    子供扱いしたら悪いなあと思いつつ、いつまでも彼の成長を感慨深く見つめる自分がいます(笑)
    だからなのかな、最後の最後で同盟が成立したときには肩の力が抜けました。気づかぬうちにものすごい力を込めて読んでた。。

    さて、1巻から伏線が張られてるナユグが、サグにどのような影響を及ぼすのか。
    それがタルシュ帝国との勝敗を左右する大きな要因になるのでしょうね、なんといってもタイトルが「天と地の守り人」だもん。

    どうなる?!いよいよ最終巻です。ドキドキ~

    あっ、そうそう、ティカ・ウル(逆さ狩り)のバルサがいつにも増してかっこよすぎでした!!

  • タルシュの刺客やらカシャルやら、敵なんだか味方なんだか分からない追っ手たちに援護されたり陥れられたり、とにかくここはなかなか結果のでない旅に、傷ついたバルサと共に疲れてしまったww
    それでもチャグムの神秘を信じて読み進める。バルサとの旅は母なる安心に包まれつつ、チャグムが立派な青年になってきたがために、バルサの致命的な傷も描かれて、不安になる。それでもバルサはチャグムのために前進してくれる、正しいことをはっきりとチャグムに伝えて。

    カンバルでは、バルサが牧童たちと繋がっていて、ヒョウルと舞った恩人として助けられるところが、物語がずっと続いている感じで面白い。ナユグの春も満ちてくるし、やっと先の見え始めたチャグムがこの先どうなってしまうのか、クライマックスまでまさか自分が読んでしまうとは、本当に驚きに満ちた楽しい読書体験だった。いよいよラスト!私も解放されたいw

    それにしてもハラハラの王たちとのやりとりの間もずっとずっと、タンダが気になるーーー!

  • みんな総動員すね!まわりの細かいとこを描写し周りを固め、いよいよ終章に向かうって…ワクワクしました。
    そういえばナユグ!がありましたね。そっちを忘れてしまいそうな流れを呼び戻してくれた回でもありました。

  • 大国タルシュによる侵略から祖国を守るため必死の思いで進むチャグム。ナユグの異変による天災の予兆も発覚して、もう大変!!いったいこの先どうなるんだ?!。いよいよ最終章、第3部に読み進みます。

  • あらすじ
    再び一緒に旅をするチャグムとバルサ。二人はカンバル王に、ロタ王との同盟を頼む為に旅を続ける。途中、なじみの護衛士と同行したり、盗賊にあったり。かつては敵対していたロタの猟犬とも出会う。どうやらロタ王国もタルシュの手が伸びてきているらしい…。

    なんかクライマックスに向けて話が複雑になってるわー。その複雑さを力で押し流そうとする、異界ナユグの春の勢い。やっぱりこのシリーズって、話が何層にもなっていて面白い。

  • チャグムが膝を折るところで泣きそうになった。。

    鼎談で上橋さんが“読者が風景を見てくれればいい、風を感じて、雲間から射した光が見えていてほしい、そのたまに文章を書いている”といったことを語っていて、そうしてこういう文章が出来上がっていくのかと改めて思った。

    ああついに第3部…もう止まらない。

  • 守人シリーズ9作目読破。
    毎回、ドキドキの展開を楽しんで読んでいたのが、次の作品で終わってしまうのかと思うと少し寂しいです。
    成長したチャグムがどうなるのか、バルサは今後どんな人生を送るのか、結末を楽しみに最終巻を読みます。

  • サグとナユグの謎が解ってきます。一巻(『精霊の守り人』)にだんだん近づいてくる。

    チャグムが膝まづく場面ではその心情が細かくかかれていて、「ああ、なんて人間らしいんだろう」と。

    ファンタジーだけど、すべての登場人物が人としてリアルです。

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