不撓不屈〈下〉 (新潮文庫)

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著者 : 高杉良
  • 新潮社 (2006年1月30日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (316ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101303239

不撓不屈〈下〉 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 会計士/税理士である飯塚の正義と国家権力との闘いを描いた作品。
    実在の人物をモチーフにしており、非常に共感できる部分がある。

    権力との戦いという観点でいうと、以前読んだ「沈まぬ太陽」と相通ずる部分が多いと感じた。(沈まぬ太陽は社内権力との戦いがテーマ)

  • 飯塚事件の主人公である税理士飯塚毅。
    国税当局との壮絶な闘いを描く。
    国会で取り上げられ、国税庁長官が辞任、検察庁の無理筋起訴に全員無罪判決。
    全面勝利ではあるが、そこに至るまでの苦難は、筆舌に尽くしがたい。

  • 飯塚毅という人が並みの人物ではないということは十分わかった。

  • TKCに将太郎ちゃんに行って欲しい。創業者が偉大だ!

  • 「飯塚事件」を題材にした実名経済小説です。
    タイトル負けしない飯塚氏の熱い志に感銘を受けました。
    しかし、ここまで自分にも他人にも厳しく使命感を持って国家権力と戦えるかとなると、正直自信は持てません。

    税理士法一条に「独立した」の文言が付け加えられるまでに壮絶なドラマがあったということを胸に、日々努力を積み重ねていきたいと思います。

    下巻は、引用文が多かったのですが、どういった論理で相手を付いたのかを読むことができて良かったと思います。実名小説だけに、後の総理大臣になる方々も登場していたので、実感がわきやすかったです。

  • 「飯塚事件」での主人公である飯塚会計士の、まさに「不撓不屈」な精神に脱帽。自分自身もこういった信念に基づいた行動をとれるように切磋琢磨していきたいと、心に染みた。
    ストーリーも面白く、映画化されたものも見てみたいと思った。
    しかし、事実に基づいた話にさらに信憑性をもたせたかったのか、とにかく引用が長くて多いのにはかなりウンザリ。手紙とか通達とか、いちいち全文を載せなくてもいいのでは?逆にこの著者の本については、敬遠したいと思ってしまった(よほど気になる内容なら別だけど)。

  • 裁判の記述が多くて小説としては読みにくかった。

  • 国税・検察という権力中枢と真向勝負したこの本の主人公。サポートした家族、部下、友人、恩師そして政治家。国会議員の第一の仕事が法律を作ることなのにそれを官僚に任せていることに対する危機感。官僚に依存すれば栄達と保身が先行し先見的自発性と積極性に欠け、この国は決して一流の国家にはなれない、危機に際して右往左往する国になると今から40年近く前から危惧していたということ。このような方が実在していたことを知っただけでもこの本を読んだ価値はあったとしみじみ。それと映画も是非見てみたい 。

  • 下巻も終了。おもしろかった。
    最後まで正しいことを貫いた人は報われるんですね。
    *国税庁との裁判にて無罪確定!

    下巻に出てくる仏教の教え「自利他利」の考え方は
    すばらしいと思いました。

    自利他利..自分に利益にとなることが、
         他人にも利益となる

    http://www.tkc.co.jp/index.html

  • すごいけど真似できない人生だな。

  • ノンフィクションです。
    「マジで!?」と随所に突っ込みを入れたくなる、
    潔癖で非凡な男の物語です。


    こんな人に特にオススメ

    ・困難と立ち向かう勇気が欲しい人


    満足度について
    ★★★= 80~100点 = 要求レベル以上期待レベル未満


    以下、本の内容に触れます(ネタバレあり注意!)。


    あらすじ

    TKC創業者、公認会計士・税理士の飯塚毅の清廉で壮絶な生涯。
    下巻は、飯塚事件の渦中から収束、TKC創業を描きます。


    感想

    飯塚さんの超人ぶりに、ただただ感服です。

    事件がひと段落したら、すぐに次の仕事にとりかかり、
    冤罪が晴れても、仕返しはしない!
    かっこよすぎます。さすが禅マスター。

    また、仕事だけでなく、奥さんを大事にするところに感銘を受けました。

    飯塚さんのようなレベルでなくてもいいから、
    私も自分の使命を果たすために、
    行動の質も量も上げたいと感じました。

    そして、家内との絆を大切にしたいと感じました。

  • 何気なく買った本ですが、非常に内容がリアルで面白いです。
    飯塚事件を中心に話は始まりますが、その飯塚毅と言う人間の生き様と考え方は素晴らしいです。
    正直、私は飯塚事件なる物も全く知りませんでした。
    下巻が非常に楽しみです。

  • 経済小説。ノンフィクション。感動の嵐。

  • …参禅によって鍛えられた精神力、

    “自利とは利他を言う”との信念、

    清廉潔白正義の想い、人脈、そして家族の絆。



    権力に屈っせず正義を、部下の無実を勝ち取り、
    現代日本税理士界の独立性を確立させる。

    強い思いと戦い抜く精神と知力と、また耐えうる肉体と…
    真に強い男とは、自分を信じ自分を律し、そして決して
    逃げず弱気にならない精神力を持つ者のことであろう。

    税理士界の巨人、壮絶にして偉大な男の、真実の物語である。


    “不撓不屈”という言葉を胸に刻もう。
    逃げ出したい時、本当にこれを思うと、勇気が湧いてくる。
    結果として素晴らしい達成感を抱けるのだから。

  • 下巻はちょっと間延びするかな・・

  • 描かれた人物像は非常に興味深かったのだけれど、法廷の証言記録や国会議事録の羅列部分が多くてドラマとしてはちょっと退屈だったかな。08.6.10読む。

  • 前半のおもしろさに比べ、後半は息切れ、だらだらを感じる。

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