「少年A」14歳の肖像 (新潮文庫)

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著者 : 高山文彦
  • 新潮社 (2001年10月30日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101304328

「少年A」14歳の肖像 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 文章の書き方が好きだった。読みやすかった

  • 孤独はこわい。

  • 被害者の心情を考えると「この手の本は!!」ということになりますが…。
    全てが正しいかはわかりませんが、少年Aの心情がよくわかりました。
    少年法。
    なかなか難しいですが、やはり少年であろうと障害者であろうと重大な犯罪を犯した場合は重罪に処すべきだと個人的には思います。

  • あの事件はおそらく何かの分岐点であっただろうと思う。もう二十年も前になるというのに、多くの者が今だに投げかけられた問いに答えられないでいる。この書は核心にできるだけ肉迫しようと心血を注いだ1冊であろう。しかしその努力は認めるとして、Aを止める術はなかったのか、なぜ犯行をあそこまでエスカレートさせなければならなかったのか、Aは特別の存在として切り捨てることはできるのか、闇は変わらず闇のままである。

  • 少年Aはどうやらあのまま大人になってしまったようだけど、御家族はどう暮らしているのだろうか。昔家族だった彼のことを毎日思い出すのか、思い出さない日もあるのか。

  • 多分この少年Aは子供の頃相当寂しかったんだろうな。1歳の時自我が芽生えるまえに弟が生まれ、しかもその弟は喘息持ちで母親は付きっ切りでいなきゃいけない。十分に甘えられず、しかも自分は長男だからという理由で叱られる。こんな理不尽なことはないとおもう。

    こういう事件が起きると被害者やその家族がかわいそうだって思うけど、この少年や他の事件の未成年も運命と混沌とした社会により加害者にされてしまいった被害者なのかもしれない。だからちゃんとどうしてこういうことしたのか、どんな家庭環境にいたのかをきちんと知って、社会が抱える問題を解決していくべき。

    これを読むと少年法は正しいのだろうと思えてくるけど、被害者家族からしたら更生して社会に出るなんてとんでもない話だと思うけど、国際的に18歳未満の死刑は禁じられてるから死刑はできない。うーん難しい。

  • どんなに美しく純粋な存在であっても
    捌いてみれば血みどろの内臓と糞便が詰まっているのだ
    そのギャップに萌えてナメクジだの猫だの解剖するうち
    とうとう人間を試してみたくなったのか
    わからない、これは僕の想像であるが
    この世界におけるもっとも純粋な存在を消せば
    あとには混沌だけが残るだろう
    何をやってもよい自由な世界である
    新たな神を人間が造り
    新たな秩序を構築することも可能であるのに違いない
    そっそんなバカな

  • あの当時にニュースで見た怖くて、不気味な事件のルポルタージュです。
    同じ14歳の子どもを持つ母親として、あらためて読み進めました。

    亡くなられたお子さん、そのご両親を思うと、言葉になりません。

  • いろいろなつぎはぎだらけで、他の本を読んだらこちらはあまり価値がないかな

    少年が最終的に土師淳君を殺害に至るまでに、多くの問題行動があったにも関わらず、止められなかったという事実があったことがこの著書からわかった。

  • 育った環境、家族の風景、凶行とその前夜、家族。行動やできごと、会話の内容を綴る。

    事件を知っているだけに、偏見なく書くことも、読むことも難しいです。

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「少年A」14歳の肖像 (新潮文庫)の作品紹介

一億人の心臓を鷲づかみにした「神戸連続児童殺傷事件」。審判は終わった。真実は詳らかにされることなく、少年Aは闇の中に消えた-。彼の内なる「酒鬼薔薇聖斗」はいつどんな家庭で産声をあげたのか。母親は魔物の誕生に気付かなかったのか。第一級捜査資料に綴られた生々しい「肉声」。少年が初めて語る狂気と虚無、そして両親の慙愧…。今ようやく浮き彫りとなる驚愕の全貌。

「少年A」14歳の肖像 (新潮文庫)のKindle版

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