LOVE (新潮文庫)

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著者 : 古川日出男
  • 新潮社 (2010年3月29日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (387ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101305318

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LOVE (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • とても印象的な作品。初めて好きだって言える本だったと思う

  • 短篇連作小説 。リアルと不思議な世界観が入り乱れる疾走小説。東京の描写が度々でて言って見たクなった。

  • 古川氏の作品を初めて読みました。なぜか本編に集中できず、間にある猫の話はじっくりの読ませていただきました。

  • 文体の持つ圧倒的リズム感はよかったんだけど、東京の地理がさっぱりわからずいまいちノれなかった。残念。

  • 話の焦点の人物が次々と移り変わっていくので、少しわかりづらかった。そして、登場人物の行動があまりに唐突過ぎてついていけない所が多々あった。まあ、それぞれの行動を事細かに描写するようなタイプの話じゃないのかもしれないけど、置き去りにされたまま話が進み、いきなり「俺たちの戦いはこれからだ!」みたいな感じで話がいきなり終わった。読後も「え?これで終わり?」と呆然とした。作品としてはこの一冊で一応独立してるらしい。その後、続編も出たみたいだけど、読む気にはなれない。

  • 再読本。「MUSIC」の文庫化に伴い、その前編を担う本作「LOVE」。’06年、三島由紀夫賞受賞作。前に読んで内容を忘れてたから再度読んでみたらなんか読み方が変わって新鮮さがあった。つぎに東京にいくときは、目黒川沿いの河川敷を散策してみたい。出来ればさくらの咲く季節とかに。そのときにどこかの野良猫に遭遇したら微笑ましいな。そして東京人に「目黒駅は品川区にあるんだぜ?」と、ひけらかしたい願望推しで。

  • 続けて古川日出男を読みすぎたからか、なんとなく食傷気味な感じ。
    書き飛ばし感についていけなくなってしまった・・・

    けど、好きなところもいっぱいあった。
    けど、時間をかけて読んでしまったから、ちょっと散漫。
    けど、MUSICはかなり好きだったから、いつかもう一回読みたい。

  • リズミカル?疾走感?古川日出男らしい小説。

  • “猫”“軽やかなビート感”というワードにぐっときて購入。

    私の好きなものがつまってるんだ!!
    と思ったのだけれど、

    残念ながら私には合わなかった。

    すごいテンポで東京の地名が出てきて、変わっていって、登場人物もコロコロ変わる。
    とにかく文章が短い。
    それが “ビート感 ”なんだろうけど、
    東京がよくわかんなくて、しかも地理が苦手な私には全く情景とか感情とか言葉が入ってこなかった。


    これまで読んだことのない、目新しさはすごい感じた。

    でも、ただ、読むのにすごく疲れた。

  •  06年三島由紀夫賞受賞作。古川日出男は『ベルカ、吠えないのか? 』につづいて2冊目なのである。わたしの理解速度が疾走する文体に追いつかず迷路に迷い込む。凡人とは頭の出来が違うのだろう。こんな作家がいてもいいと思う。あきらかにその他おおぜいの作家とは違いがある。違いを楽しみたいかたにはたまらないのかもしれない。

  • 2012/8/28購入
    2014/8/11読了

  • 「そこはゼロ地点で、だから世界の中心で、
     そこから一切が弾けている。」

    好き嫌いに分かれそうですが、
    目黒・五反田・白金・品川あたりが登場します。

    普通にありそうで、
    何処か狂ってて不思議なのに、
    変にリアル。

    自転車で駆ける少年、
    i pod片手にバスに乗る少女、
    男と女の性別を超えた老女、
    二刀流のミュージシャン、
    スポーツをする通り魔、
    さすらいの癒し料理人の前科者、
    17歳から記憶が始まる女、
    臭いが色として写る男、

    もっとたくさんの登場人物たち。
    どこか不足でどこか欠落しているのに、
    文章が短く、テンポ良く、疾走していくから
    繋がっていく。

    理解は出来ないけど、
    ありえなくないと思う不可思議な日常。

    犬は鎖で繋がれているから。
    だから、
    猫・猫・猫・猫・鴉・猫・猫。

    この方が描く文章、独特。
    軽くもあるし、理解も不能。

    「きみの内側でブルーが燃える。
     燃えあがり、それは憂鬱から海の色彩に変わる。」

    でも、惹き付けられる。
    個人的には「サマーバケーションEP」の方が好きでした。

  • 南米文学に影響を受けているアウトロー作家的なイメージがあったので初めて読んでみた。
    「シロートだからよく分からないしうまく説明できないけど、どーにもこーにも好き」ってゆう感覚ってよくあるんだけど、この本に関してはナシ。 なんだかな、最後まで読んで裏切られた気分がした。なんか、結構普通の人が「普通じゃないことをやろう」としている魂胆が伝わってきて、こちらとしては「こんなのに騙されてたまるものか」と思ってしまう。最後のページの「登場人物の現在」みたいなのも何か余計な演出だったし、作者本人のあとがき読んですごく冷めた。ナルシスト文学。

  • これこそカオス!

  • 短編なんだけど、どっかで繋がってる変な構成。全体の登場人物で猫にやたらこだわってたりするし。

    話の進み方は一人称を秘密にして登場人物をいちいち主人公にもってきて最後で何らかの事件が起こって登場人物が一つか二つにまとまってくような感じ。
    個人的に、語り口が独特なのが肌に合わなかった。町田康も似た傾向があるけど、こっちは脱線の仕方が気分的に見えすぎて好きじゃない。代表作は別にあるけど・・

    とりあえず、ヒネリもやりかた次第なんでしょうねぇ。

  • クールな文体が好き。

  •  正に猫の日に読むには相応しい。
     掴めてからは楽しかった。これは一冊読まないと分からない。ユウタ可愛いなユウタ。さすらいのシェフも好きだ……
     人、風景、そして猫。東京のスケッチ。言葉で描かれるランドスケープ。

  • 独特なリズムで流れる音楽のような文章。
    東京と猫の話。

  • 古川日出男を読むのは初めてだから、とても楽しみではあった。けど、文章があまりにぱつぱつと短く、断片的で、極力状況説明や説明を排除していて、今っぽくはあるんだけど、読んでいても物語があまりイメージできなかった。ただ単にリズムを楽しむ感じ?? 他の作品もちょっと読んでみたいけど。。。

  • 古川日出男の短編集。
    今まで読んだ古川日出男の作品ではもっともよかった(ベルカは読んでないが)。
    多少鼻につく不思議な文体ではあるが、各章で物語的盛り上がりや見せ場をつくっているという意味で評価。
    ただ、各章のラストはどれも「?」っという感じ。
    中盤以降盛り上がりそうな感じになるので、高まった気持ちの時に梯子をはずされた感じ。
    読後感はよろしくない。
    ラストで、「おぉっ」とくる方いるのかな?
    ちょっとカッコつけすぎかな。
    こういうの、オシャレな小説というのでしょうか?

  • 独特の世界観が見事に曖昧な一体感を創り出している。無機質な文章とは対照的であるが、どこか人間味を強調しているように思わせる。落し物を集めた宝箱のような短編集。

  • 話を追いかけるのに苦労した。
    何か見つけることができるのか不安を持ちながら。

    結局、話のつくりが高度すぎて、ついていけなかった。

  • 集中力を持続しないと登場人物が把握出来ないけど、
    肌に合わない文章に集中力持続が難しく、
    ほぼ理解不能
    東京の地名にも知識が浅く
    (かつ猫があまり好きではないため)
    解読困難

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LOVE (新潮文庫)の作品紹介

家庭に居場所を得られず自転車を駆って遠征する少年、学校になじめず都バスに乗って往還する少女、超能力を持つ老女、ストリートミュージシャン、殺し屋、そして多くの野良猫。直感だけを生きる指針にして東京を疾走する者たちの、熱い鼓動がシンクロする-邂逅と別離のリンクから生まれるドラマを、軽やかなビート感にのせて鮮烈に描き、読書界を沸騰させた青春群像小説の傑作。

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