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この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
上巻のドイツに比べて、東欧国の描写が貧弱。ブルガリアもルーマニアも日本人のこと「ヤーパン」とは呼ばないし…東欧ファンにはがっかりの本。あとお父さんが不憫。
ドナウ河に沿って続く旅。
出会いや別れ、人との関わり。
半年以上続く旅で、変わっていく心情、強さなどが
文章に溢れています。
丁寧に描写されている文章にとても好感が持てました。
ステレオタイプな出だしですが、だんだん惹かれてくる作品。宮本輝はあまり好きじゃないけど、この作品は面白い。
15年以上ぶりに再読。
学生のときに読んだが、まったく記憶に残ってなかった。
再読して納得。
異国の地を踏んだこともない二十歳そこそこの自分には、この本は非現実過ぎて印象に残らなかったのだと思う。
異国での生活も僅かながら経験し、歳も重ねた今再読して思うのは、なんと壮大な小説を若い時期(おそらく30代の終わり)に書いてるんだろう と。
著者は河3部作を書いてるが、日本における川とドナウ川は同じ川であっても人間の使い方がかなり異なる。
古代ローマ時代から現代においても国境としての役割を果たしているドナウ川。
そのドナウ川に沿っての旅という、でっか過ぎるとも思える設定でどうやってまとめあげるんだろう とも危惧したがなんともみごとな物語でした。
川に沿った風景、そしてそこで生活する異なる国の人々の営みをみてみたい。
2011.1 再読
最初に読んだときは、絹子が嫌で嫌でたまらなかった。置いていけばいいのに。放っておけばいいのに。何度もそう思ったっけ。再読では、それほどに感じなかった。マサコの印象がちょっとかわったかな。
麻沙子の母 絹子は「ドナウを旅したい」という手紙を娘に残し、 夫を捨てて家を出る。 絹子は17歳年下の愛人 長瀬道雄とともに西ドイツに向かっていた。 麻沙子も母を追って西ドイツに向かい、かつてのドイツ人の恋人シギィと再会する。 母と長瀬、そして母を見つけた麻沙子とシギィの4人は、 ドナウ川を下る旅に出る。 この2組の男女の心境の変化と成長が異国の人々・風景とともに描かれている。 ミス... 続きを読む »
旅は続く。ドナウ河のように大きなうねりを川底に伴いながら。マサコは青が散るの夏子の系譜の女性だ。宮本さんの好みの女性に違いない。
情報科教員MTのBlog (『ドナウの旅人(下)』を読了!!)
http://blog.livedoor.jp/will_pwr/archives/51323788.html
ドナウ川沿いを切実に旅したくなった。
大河の悠久の流れに、母と娘、愛し合う者達の人生が
ごーごーとうねりをあげて絡んでゆく。
川の音とシンフォニーが聞こえてくる。
川の流れと人生とは、かくも添い合える性質を含んで
いるものなのかと心深く感じ入った。
ヒロインの旅がドナウに沿って進んでいく。
旅が進むごとに、大切な人々との関係が深まり変化
してゆく。
その表現が巧みだ。
私はこの小説が大好きだ。
※上巻のレビューもこれに準じます
シギィ→麻沙子←ペーターの図に、片想い設定好きな私ウハウハ。 (ΦωΦ)フフフ…
ノイローゼ長瀬にも、狂った精神的に弱い子が好きな私ウハウハ。 (ΦωΦ)フフフ…
いいねぇ・・・いいねぇ・・・! (*´Д`)ハァハァ
でもね・・・絹子さんあのタイミングで死んじゃわないで・・・orz
しかもある意味不自然極まりない。
でもあの終わり方は好きだった。終わり良ければ全てよし。
ドナウ川に沿って、自分も旅に出たくなりました。
物語の舞台背景はとっても素敵だけど・・・・
登場人物の女性、マサコとキヌコの母娘は
あまり好きになれませんでした。
あと、登場人物それぞれが、人の心判りすぎ(笑)
独りよがりの勘違いだったらどうするの?って
少しヒヤヒヤしました。
でも、宮本氏の小説は落ち着いた雰囲気があり
どんな局面になっても
心静かに読んでいられるので好きです。
家出した母親を追いかける娘とその恋人。
ひょんなことから
母親とその駆け落ち相手の男と4人でドナウ川に沿って
奇妙な旅をすることに。
様々な人に出会い、別れながら、生きていることの不思議さ、おもしろさ、
すばらしさ、醜さ、はかなさを体得していく四人。
何回読んでもわくわくして、そしてせつなくなります。
きっとこれからどこへ引っ越しても、ずっと私の本棚の中に
あるんだろうなー
まだ宮本輝の癖がわかっていないころ読んだ作品。若かったので海外への憧れが強かったので余計ハマったかも。現実的にはあり得ない(突っ込みどころ満載!)だけれど何度も読み返しています。
下巻は途中から、違う本も同時に読んでいてそちらの方に夢中になっていたせいか読むスピードが遅かった^^;
ページを捲る手が止まらないというよりも、読み始めると何故だか飽きずに読んでしまう。
お母さんの絹子さんが死んだときはやっぱり女は強いなぁなんて思ってしまった。
(麻沙子はわがままでちょっといやになる時がある)
下巻は永遠の仔に持ってかれてしまったけど笑、面白かった!

半年にわたる長旅が、ついに終わってしまいました。
麻沙子が母を追いかけドイツまでやってきてから、もうこんなに長い時間が経っていたのですね。
本を読みながら私も一緒にドナウ河を旅した気分になりました...





