三十光年の星たち(下) (新潮文庫)

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著者 : 宮本輝
  • 新潮社 (2013年10月29日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (338ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101307183

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三十光年の星たち(下) (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • そんなうまいこと行くかーい!
    と、おばちゃんは思ってしまうが、若い人が読むにはいいかも。
    でも確かに、人生60歳になってもまだまだ先は長い。
    今からでも一生懸命働きたいなぁと思う。

  • 男は老人から起業したい人向けの融資事業と融資事業から店をオープンした女性から伝説のソースを引き継ぐことになる。
    男は老人たちを通して、自分は何をすべきかと人生の覚悟を磨いていく。
    人間としてどうありたいか。ちょっと参考になる本。

  • 面白かった。

    読み終わった後、すがすがしい風を感じるような小説だった。

    うまくいかないことを、自分には向かないといって逃げ出すことは簡単。ただ、そのあとには、たぶん何も残らない。


    躓いても、ゆっくりでも
    一生懸命に、ひたすらに、楽をせずに働き続けた先に
    本当に人生が始まるのかも。

    60歳までをどう生きるかで、その後の人生も決まってくるのかもしれない。

    もっと楽な道を選ぼうとしている30代の弱い自分に、目の前だけを見て仕事を選ぶなと、言われている気がした。

    失敗してもいいんだ。
    失敗し続けて、最後にどうにかカタチにできるまで続ければいいんだ。

    まだやっと階段の前に立ったばかりなのかもしれない。

  • 上巻に続き下巻も良かった。仁志の生き方って羨ましいと思う。実際の親には勘当されたが、平蔵と出会ってどんどん自分の良い面を引き出せていると思う。生きる事につまずいた時に読み返す素晴らしい物語だ。宮本輝、素晴らしい。

  • 愚直なまでに努力する事、人に感謝する事、人を信じられる事。幸せだったと言える人生を送りたい。若いうちは、素直に多くを吸収できる構えでいれば30年後には随分違った姿になろう。2014.2.17

  • ダメな主人公の隠れた高いポテンシャルを見抜いた老人が、自分の事業の後継者にしていく話。んーちょっとムリがあるでしょう。

  • 良いことがたくさん書かれている。
    仕事、人生の心構えとか教訓とか。

    ただ、物語としておもしろいかと言われると、正直つまらなかった。

    叱られて叱られてという割に主人公成功しかしてない。上司からも周囲からも褒められてばかり。
    働いて働いてについても、普通の会社員よりヌルい程度。唯一長時間労働を開始した鍼灸師さんも、たった十日で忽然とお金が降ってきてハッピー。

    二百万借り倒した人の偽兄はどうなった。

  • 若者?が、金を借りた老人との出会いや多くの人との触れ合いの中で大人として成長してゆくの話だが。佐伯老人が出てこないと申し訳ないが私は全く面白くない。そしてある事柄に説明が多過ぎ。そしてこんなシチュエーションは絶対にない。。。
    が、若い人達には是非とも読んで欲しい1冊だと思う。

  • すごくすごく心にストーンと来た。
    いつかは繋がる道を、今はただ地道に歩いていこう。

  • 下巻は一気に読み上げた。
    主人公の成長が心地よい。
    周りの人にとても気を使う青年に成長している。
    そのような変化が仕事の変化につながっているのだ。

    最後の終わり方は、いつもの宮本輝である。

  • 十年で、やっと階段の前に立てるんだ。二十年でその階段の三分の一のところまでのぼれる。三十年で階段をのぼり切る。そして、いいか、のぼり切ったところから、お前の人生の本当の勝負が始まるんだ。これから三十年なんだ。そのことを忘れるんじゃないぞ。

  • 生きていく上で必要な事が沢山書かれていた。

    とても面白かったし勉強にもなった♪

    グレートです。

  • 物語の中に様々な一般人の人生を描く宮本文学。
    「自分で考えてつかんだもの自分で体験して学んだものそれ以外は現場では役に立たない。」
    「場数を踏め、動け、口を動かすのは体を動かしてからにしろ、体を動かせ、そうすれば、自然に体で覚えていく、体で覚えたものは何にでも応用が利く」

  • エイジフリーだけれども、若い人たちに是非読んでほしいな~。

  • 読み終わると心が温かくなります。
    中にでてくる森の再生の話もとても興味深いです。宮本輝好きにはたまらない人間の再生の話です。

  • 何のとりえもなく希望もないような若者が、金を借りた老人との出会いや多くの人との触れ合いの中で一人の大人として成長してゆく心温まるゆっとりとした宮本輝独特の世界観。
    金持ちの贅沢なゆとりのような雰囲気が若干気にかかる。

  • 出会った人が良かったのか、巡り合わせが良かったのか。師を信じてひたむきに努力する様や師のために尽くして行く様は清々しい。そんな一生懸命さは物事をプラス方向に向かわせるんだ。

  • 生き方、仕事、お金。
    そして日々の経験を積み重ねとしての時間。
    それらは全て渾然一体となってつながっていること、
    日々必死に、丁寧に生きること、
    そんなことを考えさせてくれる本でした。

  • 終わり方は好き。尊敬した人に、見込んでもらえて、尽くそうって思えて、幸せなんだろうな、そんな人生。30年後を目指すのは容易くないだろうけど。

  • 後半、一気にきたかな?
    いまいち心に落ちないのは、私が未熟なのとひねくてるからだと思う。

  • 美しい小説である。悪人や心の汚い人間は登場しない。その分、登場人物の一人一人が自らの人生をしっかりと行きていこうとする懸命さがある。三十年を成し遂げるための期間とするならば、僕だってまだまだはじまったばかりだ。スタートラインにたてているかどうかも怪しい。

    現代人は実年齢の7割くらいがちょうどいいと言われている。70代でさせ50歳手前なのだ。今の自分の悩みや苦しみは、まだまだ先が長い上での一つの出来事でしかない。そう、だから明日のために、一年後のために、十年後、三十年後を目指して、日々を真剣に行きていかなければならないのだ。

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三十光年の星たち(下) (新潮文庫)の作品紹介

十年後も十光年先も、百年後も百光年先も、百万年後も百万光年先も、小さな水晶玉のなかにある。──与えられた謎の言葉を胸に秘め、仁志は洋食店のシェフとして、虎雄は焼き物の目利きとして、紗由里は染色の職人としてそれぞれが階段を着実に登り始めた。懸命に生きる若者と彼らを厳しくも優しく導く大人たちの姿を描いて人生の真実を捉えた、涙なくしては読み得ない名作完結編。

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