養老訓 (新潮文庫)

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著者 : 養老孟司
  • 新潮社 (2010年6月29日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101308364

養老訓 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 我想一样一点!我是活字中毒。不过,大概,他,养老孟司的想。所以,[养老训]。

  • 初めて読みました、養老氏の本。
    自分の祖父を彷彿とさせる口調と考え。
    お金の捉え方と仕事への考え方は共感できるものでした。

  • 20年近く前に没頭した、養老氏の著作群。
    (個人的には『カミとヒトの解剖学 』がいち押しです)

    久しぶりに新作を読んで、内容的な新しさは感じなかったものの、逆に言えば変わらぬ養老節に安堵しました。

  • まだ“よぼよぼ”になった時のことを考えるなんて早すぎる!と著者に怒られそうだ。しかし、お金が無くなった時のことを一度本気で考えてみるのもいいと思う。

  • 養老文学、始めて触れたが面白い。だが爺いが読む本だな。死に際に備える本。早かった。

  • いかに年老いてゆくか、本当に老後必要な資産は体力である。同感です。11.5.28

  • 感覚的思考の重要さについて述べている。

  • 私はいま20代後半なのですが、老後はこうなろう、こうでありたいと思わせる内容で、だいぶ先ですが良い目標ができました。これまで思いもつかなかった独特な視点で人生を捉えており、一つの生き方として、一度読んでみることをお勧めします。私も人生の節目になったら読み直したいなと思います。個人的には好きな考えです。

    June. 18, 2015

  • 養老亭のご隠居のお話。このヒトのユーモアのセンスには、どことなく村上春樹と似たモノを感じる。どこか乾いていて「情」の部分を切り捨てたような。かといってシニカルなわけではない(あれはまた別な形での「情」だからね。)
    とまれ、ジジババが無理やり若ぶるのはよろしくない、と。真実私もそう思う。「美魔女」なんて愚の骨頂さね。
    シワとシミとは仲良くしよう。

  • 「養老訓」3

    著者 養老孟司
    出版 新潮社

    p129より引用
    “突き詰めて考えていくと、人間、所詮はいつか死ぬだけという
    きわめて簡単な結論に至るのです。”

     解剖学者である著者による、世の中の出来事などに一言モノ申
    す一冊。
     不機嫌なじいさんにならない為の方法についてから人生の最後
    についてまで、著者の経験を元にした教訓が記されています。

     上記の引用は、年をとってからの不安や最悪の想定に対して書
    かれた項での一文。こう言ってしまうと身も蓋もありませんが、
    ゴールがわかっているというのは気が楽なものなんじゃないかな
    と思います。
     大きな字で、柔らかく語りかけるように書かれているので、教
    訓や人生訓にしては読みやすいのではないでしょうか。

    ーーーーー

  • ■考えたことありません

    書籍「養老訓」(養老孟司著・新潮社刊・191頁)から。
    「幸せとはなにか?」と訊ねられた時、
    彼はいつもこんなふうに答える、と書いてある。
    「考えたことありません」
    「幸せとは○○である」というような言葉は、
    すべて後知恵の類だとしか思えない。後講釈の典型。
    何かが起きたあとに、思いがけなく感じるものが幸せ、と
    バッサリ「幸せ」の定義を否定している。
    あらかじめわかっているようなこと、
    「幸せとはこういうものだ」と定義できるようなものは
    幸せではない、ということである。
    このフレーズを目にして「あっ」と思った。
    そして、今まで「幸せとは・・」と定義していた自分が
    なんだか恥ずかしくなってきたのは言うまでもない。
    必用なのは「思いがけない」ことを「幸せ」と感じられる
    「感受性」なんだな、と理解した。
    「年寄りの生き方は、日に一度、感動しようとすることだ」と
    書いてある「養老訓」は、楽しい書籍だった。

  • お馴染み・解剖学者の養老先生が
    「あるべき年の取り方」について雑感を述べている。

    何やら偏屈な顔をしている「いまの」年寄りや、
    将来、年寄りになるいまの壮年層に向けて、
    タイトルどおり「訓」をのんべんだらりとたれている。

    この書籍以外でもしばしば述べられている「仕事観」は、
    仕事でキリキリしている僕らをいつもほっこりさせてくれる。

    「(前略)仕事は自分のためにあるわけではありません。
    世間のほうからその仕事のあり方を要求してくるのです。(中略)
    そのとき個人としての本心はともかくとしても、それにあわせるぐらいの
    芝居が打てなければ大人ではないだろうということです」(pp79-80)

    「(前略)会社とは『約束事』にすぎないということです。実体があるものではない。
    だからそんなもののために必要以上に必死になったり、
    あげくに自殺したりというのはおかしな話です」(P145)

  • 資料ID:C0031300
    配架場所:本館2F文庫・新書書架1

  • 感覚的の反対が概念的。概念つまり、人間が頭の中で拵えたものをベースとした考え方つまりちゃんと存在しないもの。
    問題は最近の人は概念的な思考ばかりが優先して感覚的な思考ができなくなってきていること。感覚が鈍くなっている。
    基礎の学問の価値は水泳、垂直の方向のベクトル。
    ゲームと同じで本も中毒を誘発する。文化や文明は基本的には中毒性のあるものを多く含んでいる。本や新聞を読むことはすべて自分の見方の参考にすること。つまらない本というものはあまりなくなるどんなに自分と異なる考えの本でも、この火度、どうしてこんなことを言うのかな、と考える材料になる。
    好き嫌いをなくす。
    柔らかい地面を歩いてみる。
    世間って所詮そんなもんだよ、カネ持っているからなんだよ、と思っていた方が幸せ。何もしなくても腹は空く。その時の飯はうまい。それだけでもうれしいこと。
    バカボンのパパのセリフで、僕も会社に混ぜてください、という。ほとんど子供の鬼ごっこと同じ感覚で参加する人生なんてそんなもの。
    また帰ってくるかもしれない、くらいに思っておけば死ぬことはそんなに怖くない。心の持ち方としては、代わるときと同じくらいに考えておけばよい。どうせい死ぬということはよくわからないこと。
    とりあえずニコニコしておけばよい。

  • 老人のわきまえるべき分についての、養老節。
    夫婦は直角に向き合うのが良い、
    老後の金を心配するより、金のかからない生活を考えるべき、
    SONYの社長が飯を10倍食えるわけではない、
    等々。

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養老訓 (新潮文庫)の作品紹介

日本には、不機嫌で笑わない年寄りが多い気がします。しかし人生において、年をとったからこそ良かったと思えることはたくさんあります。私もいい年こいたじいさんですから年寄りの立場から、こんな考え方をすればもう少し機嫌よく人生を過ごせるんじゃないか、ということを言っておきたくなりました-著者の七〇歳を記念して刊行された、大人のための笑って過ごす生き方の知恵。

養老訓 (新潮文庫)の単行本

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