信長―あるいは戴冠せるアンドロギュヌス (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 61
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  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101309316

感想・レビュー・書評

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  • ノブナガはフタナリだった!!
    おもくそSFだけど現実と美味く辻褄あわせてておもしろい。
    ただ神話とか全然くわしくないからワカメな部分も多く、充分には楽しめなかったのが残念。
    これストーリー的にも現代受けしそうだし漫画化したらヒットするかも。

  • この小説の雪斎さんがもの凄く好きだ。

  • 戦国無双繋がり…。読んだらホロコーストまで続くスケールのでかい話でビックリ。ふたなり萌えどころじゃない。

  • ヘリオガバルスに執心するフランス人作家に、信長を信奉する日本人青年が近付き、二人で妄想に次ぐ妄想を語り合ううちにナチスの陰謀に繋がっていく。
    信長が両性具有だとしたら、ヘリオガバルスが両性具有だとしたら、という妄想を起点として宗教やら何やらをひたすらこじつけていく。挙げ句の果てにヒトラーが登場する始末。
    ファンタジーっちゃファンタジーなんだろうけどさ……。

  • 信長が両性有具であり、光秀と信長の関係はイエスとユダ。
    そして石であり、神話での、何がなんだかわからない話でラストまでわからない。
    なんども読み込んだらわかるようになるのだろうか…

  • 2002-10-00

  • なかなかに理解が追いつかなかった。戦国パートは問題ないとして、現代パートと古代ロシアパートが結構しんどい。神話とかにもある程度造詣がないと、かなり置いてけぼり感を味わうことになる。正直、十全に理解できたとはとても思えない読後感です。

  • SFと歴史というのは相性がよさそうに見えて、実は場合によってものすごく悪いというか。今回はともかくお互いの難解な部分を選りすぐってみました、的な展開で、もう読んでるうちにだんだんと流し読みしてしまったり、教科書読んでるんだっけ?って思い始めたり、読んでるように見えて心ここにあらず的にトリップしてみたり、まぁでも読み切った感だけが残ったのだった。

  • 織田信長を両性具有者であったとし、古代ローマ皇帝ヘリオガバルスとリンクさせてゆくファンタジー。
    んー...きっと、面白いんだと思う。
    知識があれば。日本史、世界史、日本神話、中世神話、古代神話、宗教、オカルト、呪術、建築様式、あらゆる歴史についての知識体系があれば...
    知識がないと、完全に置いてけぼりにされる一冊。
    ただ、そういった知識があると、物凄く面白味が感じられるんでしょうね。
    殆ど置いていかれたので読了後は、悔しさが残る一冊でした。
    数年後に読み返そうと思います。
    しっかし、ようあれだけの内容をぶち込んで整合性を保てたものだな。

    信長、明智あたりの件は良いんだが、日本史を出て、ヨーロッパと日本神話がリンクし始めるとお手上げでした。

  • 最後まで物語に入り込めなかった。

    幻想的な舞台で
    織田信長、豊臣秀吉、武田信玄、上杉謙信……
    様々な人物の心理描写が巧みに綴られていますが
    なぜか誰一人として生きたキャラクターとして
    感じることができなかった。

    現代にてヘリオガバルスと重ね合わせる意味も不明。

    わけがわからないまま読み終えてしまったが、
    読み返す気はちょっとおきない。。。

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