14歳の本棚 家族兄弟編: 青春小説傑作選 (新潮文庫 き 29-3)

著者 :
制作 : 北上 次郎 
  • 新潮社
3.07
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本棚登録 : 90
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (381ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101309538

作品紹介・あらすじ

青春小説傑作選『14歳の本棚』。全三巻の最終回は「家族兄弟編」です。希望と不安のはざまで揺れ動く中学生を、ときに悩ませ、ときに安堵させる血のつながりの重さ。私はいったい誰なんだろう…永遠の問いの前に立ちすくむ思春期のこころは、家族との葛藤を乗り越えて、やがて大人への扉を開いていきます。そんな家族小説の佳品を精選、文庫のなかにぎゅっと詰めこみました。

感想・レビュー・書評

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  • 話が分かりにくいものも多々あったがどの話も心情の薄気味悪さが伝わってきたり自分でも分からないぐちゃぐちゃした気持ちのようなものが鮮やかに丁寧に描写されていてよかった。

  • 図書館で借りた。

    叔母が読みたいと言っていたので借りた。

    色々な本の途中を抜粋したような感じで
    話がどれも良くわからなった。

  • 01YA
    家族との葛藤、今ぶつからないとあとでギクシャクするからおもいっきりやんなさい。

  • 抜粋なので、話がよくわからない。テーマに不快なものがいくつかあり、つまらなかった。

  • 北上次郎さんの編集意図があるのだろうけど、「嘘だろ!」は読者を選ぶ気がした。これって、自分の周囲の世界への不信感を示した小説と読んでいいのかな。単なる、ホラーだとすると、単なる意外性ねらいというウケ狙いのように思われてならない。森絵都や井上ひさしのような小説を後で読ませるようにしているから、それでいいのかな。うーん。と、編集意図の気になる本でした。

  • 一家離散となり孤児院に入ることになったぼくは
    全日制の高校に進むことを目標にしている。
    しかしラーメン屋に下宿している弟から届く葉書には
    日に日にラーメンの汁のしみが増えている。
    母親の借金のかたに預けられた弟を引き取ろうと考える。
    井上ひさし「汚点」ほか全11編。

    ちゃんと中身確認しないで借りたら半分くらい知ってた…
    梨木香歩、内田春菊、野中ともそ、森絵都は既読でした。
    気になったのは三浦綾子「積木の箱」
    抜粋が一部すぎて紹介文の内容に全然結びつかないのが逆に気になる笑
    「嘘だろ」が一番軽いタッチで書かれている。

  • 家族とは何か?兄弟とは?まさに、日常の中の日常。あるある・・・かも。と読み進めながら、思う。ただ、必ず信じるものがあると感じる。

  • 気に入った話があったはずなのに、どれだったのか思い出せない

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著者プロフィール

作家、イラストレーター。ニューヨーク在住。98年「パンの鳴る海、緋の舞う空」で小説すばる新人賞受賞。主な著書に『フラグラーの海上鉄道』『宇宙でいちばんあかるい屋根』『カチューシャ』『世界のはてのレゲエ・バー』『おどりば金魚』『チェリー』『犬のうなじ』『ぴしゃんちゃん』『鴨とぶ空の、プレスリー』『海鳴屋楽団、空をいく』『つまのつもり』など。

「2016年 『虹の巣 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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