- Amazon.co.jp ・本 (335ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101310039
作品紹介・あらすじ
色と金に溺れ、破滅へと向かう男と女-。実在の事件に想を得て、濡れ場たっぷりに読物化した『週刊新潮』の名物連載「黒い報告書」。その40年続く歴史の初期には、常連作家の他、新田次郎、水上勉、城山三郎らも寄稿。平成に入ってからは、岩井志麻子、重松清、志水辰夫ら人気作家が執筆者として名を連ねている。一流の書き手が、時代のエロスと犯罪を濃厚に描いた「報告書」傑作選。
感想・レビュー・書評
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昭和事件を作家さんが短い小説風にしたノンフィクション。「週刊新潮」の名物連載だったらしい、、。作家さんに編集部から「必ず濡れ場を入れろ」とお達しがあったとのことで確かに、どの作品にもその場面があり事件よりもそちらに重きを置かれているような感じもあり残念。知らない事件が多かったが「塩原事件の女」の小林カウ、松本清張の「黒い福音」の元となった事件(ビートたけしの日本人スチュワーデス怪死事件)は知っている。昭和の事件の動機は「金」「痴情のもつれ」「怨恨」が多いが今は違う。時代は変わったなと思う。
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叢。
破滅に向かう。
簡単に殺すなぁ。 -
週刊新潮は買ったことが無い。今でも、この黒い報告書というコーナーはあるのだろうか?昭和の事件をもとに、作家が一部創造を取り入れて作品としている。
男と女の情が絡む殺人事件は後を絶たない。いつの世でも、時代の価値観とともに事件が発生する。本書では、その時代の空気とともに、過去にあった事件を追体験できる。書き手が一流なのだから、面白くないわけは無い。 -
まあ、週刊誌で読む分にはいいのかな・・・?
ひとつずつがすごく短いな、という印象。 -
週刊新潮連載「黒い報告書」。事件を脚色したフィクション。有名作家が書いているが、書く動機がわからない。小遣い稼ぎ?14.5.11
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週刊誌に2-3ページ載っていて、1-2年に1回くらい読むだけなら面白かったかも。わざわざ本にねえ。
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もっとハードボイルドな感じかと思ったら、実際の三面記事をもとにして話を膨らませた感じでした。
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並んでいる作家陣をみて、思わず借りてしまっただけ。