河童が覗いたヨーロッパ (新潮文庫)

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著者 : 妹尾河童
  • 新潮社 (1983年7月27日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101311012

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河童が覗いたヨーロッパ (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 20150430読了
    蔵書。泊まったホテルの部屋の間取り図を記録したものをまとめた本。もともとは個人の記録として書き溜め、帰国後強く勧められて出版に至ったらしく、あとがきでたいそう恥ずかしがっておられた。●こういうスタイルの旅行記はなかなかないから貴重。職業柄とはいえ、よく描けるなー。●行ったことのある町では、知ってるホテルがないかついつい探してしまう。ドイツが分断されている時代の話なので、ホテル事情も今よりだいぶ古いのだろう。●アムステルダムのトラムに郵便ポストが付いていた・・・?●ピェンロー(白菜鍋)が気になっている。「河童のスケッチブック」で紹介されて広まったという料理。

  • ヨーロッパの旅行記はユーロ統一前の方が各地の特色も出ていて楽しい気がする。

    ホテルの紹介がメインで、もっと他にもいろいろ書いてほしかったような・・・
    でも他のいろいろってなんだろ。

  • 河童さんがヨーロッパで見たものがイラストと自筆で描かれていて絵本のように楽しめる本。<br><br>それにしてもその観察眼のキメ細かさとそこからの分析の奥深さは ご本人はさりげなく書いているけど深い余韻があったりする。各国の鉄道員の制服比較なんかは半ばオタクの領域ながらも なるほどー、と楽しい。

  • 少年おじさん河童さんの覗いたシリーズの一番初め。インドなどよりは絵も字も大雑把な感じ。それでも充分面白いけど。 ホテルのビデで果物を冷やす河童さん、最高です。

  • すべて手書きです。すごい。
    ところで かっぱ と よーろっぱ でダジャレなのかな?

  • とにかく絵も文章も、細くて脱帽。通貨がユーロ前の話で、そこがまた各国の多様感を出していて面白い。今では特に都市部ではどこの国も一様になっているんだろうが、根底を流れる習慣や性質みたいなものはこの本で紹介されている感じなんだろうなと思うと、これから行く国の予習になりそうだと思う。

  • 〈メモ〉河童が覗いたシリーズ1作目ということで、始めから出版向けに書かれた他作よりも '河童さん自身' を覗いている感じ。河童さんの本当のスケッチブックは、こんな感じなんだろうな (他作より絵や字が粗い)。
    全編に渡ってほとんどがホテルの間取りなので少し飽きるが、車掌さんとのやりとりや窓の大きさの違いからの考察等、河童さん独特の洞察力が光っていて面白い。

  • インドに比べると、熱量が低い。

  • 「河童が覗いた」シリーズ第1作。
    ずーっと本棚にあるので、もう何年前に買ったのかさえ思い出せない。
    絵の上手さは言わずもがなですが、その緻密さと言ったら…。


    “1年間をかけてヨーロッパ22ヵ国を、主目的の演劇関係は勿論、街角、ホテルの部屋、国際列車の車掌氏、家々の窓に至るまでを描きまくった、覗きの河童の原点。旺盛な好奇心と優しい眼で描いた「手描き」ヨーロッパ。再刊。”
    -あらすじより。


    俯瞰で描かれた各国のホテルの間取図は秀逸。見てるだけで、ヨーロッパを旅してる気分に。

    電車での長旅とかに持って行きたい一冊です。

  • こんな風にスケッチしながら旅ができたら素晴らしいよ。

  • 河童さんの緻密な絵にはまってしまいました。
    時間を忘れて眺めてしまいます。

  • 看板の絵とか細かくって大好き。絵と説明文があるだけで、なんでこんなにも記憶に残るんだろうと不思議になる。でもビデでフルーツ冷やすとか大丈夫なの!?股洗い器よな?

  • スケッチが面白い!

  • 少し昔のヨーロッパ。
    淡々とホテルの部屋や、電車の車掌さんをスケッチ。

    所々に見える「海外における日本人旅行者の未熟さ」みたいな記述は、読んでいて少し疲れた。

  • 筆者の独特の感性・観点での昭和時代のヨーロッパ旅行。 各国のホテルや車掌さんをイラストで比較してみたり。 先にインド編を読んでしまっていたので 旅感は期待したほどではなかったです。 ただ 旅先での出会いで各国の文化、人生観まで悟っちゃうのは流石筆者。

  • 『河童の覗いたインド』の出来が良すぎましたね。

    そちらを先に読んだので、どうも粗さが気になってしまいました。
    まぁ、もともと売るつもりじゃなかったらしいので、
    完成度を求めたものじゃないでしょうし、
    ポテンシャルの高さは随所にみられます。

    緻密な観察眼に支えられた面白い個所はいくつかあって、
    特にヨーロッパ各国の窓と電車を比べているところは興味深く楽しめました。

  • 1998年9月30日読了。

  • 内容は、著者が訪れたヨーロッパ各国の街並みや宿泊施設についての記録集のようなもの。章ごとの区切りが細かいため、通勤通学のちょっとした空き時間でもキリ良く読める本。
    (経営工学専攻 M2)

    内容は筆者が旅行先で利用した宿泊施設についての解説が主であり、文章だけでなく利用した宿泊施設の挿絵も載っているため部屋の様子が分かりやすい。宿泊場所にこだわりのある読者にはお勧めの一冊。
    (経営工学専攻 M1)

    本の中身は文字とイラスト(作者自身が描いたスケッチ)で構成されていてとても読みやすいです。ほぼ全てのページに作者のスケッチが入っているため、見た目ほど内容が詰まっていませんが、その分時間をかけずに読める本です。
    (経営システム工学科 B3)

  • 文芸(紀行文)とはいうものの、
    建築に興味のある人には価値のある本だと思う。
    細密画みたいなのが面白い。

  • つい手に取ってしまう表紙。

  • 俯瞰で描かれるホテルの部屋の緻密さたるや!

    家具、内装についても注釈がついているので
    部屋に案内されたような気になります。
    屋根裏部屋が多いのも楽しい。

    元々人に見せる為に書かれたのではなく
    個人的な旅の記録・スケッチだったとの事。
    日記を覗いている気分です。
    何事も面白がる姿勢は、見習いところ。

    特に好きなのは
    「国際列車の車掌さんたち」。
    お国柄を通り越して
    車掌さん本人の性格まで見えるようなスケッチです。
    イタリアとオーストリア、
    対照的な二人が見開きになっているところが
    たまりません。

  • 随分昔に読んだのを会社の後輩が貸してくれて再読。
    同シリーズのインドの方が丁寧に書かれているが、フリーハンドでよくこんなにち密な絵が書けるものだと感心する。細やかな書き込みに見入ってしまう。
    若かりし頃のバックパッカー旅行を思い出すが、さすがに河童氏の旅した年代とはあまりにも時代が違うので価格などのギャップは否めませんな。

  •  すでに「河童が覗いたインド」を紹介しているけれど、こちらがシリーズ1冊目。妹尾河童はグラフィックデザイナーからテレビの美術屋に転身し、フジテレビ「ミュージックフェア」のセットで賞をとり、ごほうびで文化庁の海外研修員になりヨーロッパに留学する。その時、わずか1年間に22カ国を旅し、泊まったホテルは115室。その各部屋を鮮明にスケッチしたものが、この本のベースになっている。
     舞台美術家だから、その絵はとてもわかりやすい。自分の部屋を、まるで上の階から透視したかのような真俯瞰の構図は、ベッドから家具からトイレからシャワーから、窓やドアの位置までひと目でわかるようになっている。しかも彼が泊まったのは高級ホテルではない、昔ながらの「旅籠宿」。窓も家具も、その国、その地方の特徴がはっきりわかって面白い。
      彼は同じ視線で移動する列車でもスケッチを続ける。車掌さんの制服や持ち物を比べ、コンパートメントの仕組みを解明する。イラストだけではない。なぜピサの斜塔に手すりがないのか? 列車は黙って走りだすわけは? 時々のギモンを、自分なりに納得させてゆくプロセスが面白い。もう35年も前に出た本だけれど、いまも読めるし、旅行に持っていきたくなる一冊。

  • 先日行った温泉旅館の図書室に、同シリーズのインドの単行本(!)があって。温泉の合間についつい読破したのですが、インドは単行本の方が圧倒的に読みやすいですね。感動でした。
    で、こちらヨーロッパ。これは文庫版で充分に楽しめる文字の大きさ。もちろん、細かい書き込みを充分に楽しむなら単行本の方が良いんでしょうが…。初めて読んだのは中学だか孝行高の頃だったので久々の再読でしたがやっぱり面白いですね。まだユーロに統一されていない頃の値段設定なので、現在の価格に治すとどのくらいなんだろう?と考えながら読むのも一興。

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