- Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101311814
感想・レビュー・書評
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冷静に読み進めるのが難しいくらいムカつきを覚えました。このモンスターはどのようにしたら作られたのか?世に蔓延っていいのか?
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読んでいて追い詰められ感が辛くなるが、本書の評価としては非常に不満。これで「真相」と謳ってよいのか??
裁判で公正な審理が行われた結果、原告側の「ほぼでっちあげ」が認定されたのだから、真相はそういうことだろうが、本書は被告の視点からのみで書かれている。冒頭の家庭訪問でのモンペ母の言動は、明らかに「こいつイタイ親だな」との印象を読者に与えることに成功している。だがこれはあくまで被告の教諭側の記録だ。裁判の記録を追う部分ですら、被告視点だ。
結果的に、読者に与える印象は、芥川龍之介『藪の中』だ。
裁判で(ある程度)白黒ついているから、まぁこれはモンペだったんだろうと思うし、それにマスコミがのっかった社会的なイジメだったのだろうが。もやもやする。 -
こんな嘘つきに謝る校長、、、
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ルポルタージュというよりも、小説感覚で読めます。堅苦しいのが苦手という方におすすめです。
内容については、よくある話だなぁとだけ。 -
ノンフィクションの事件ものの書き方は著者によってマチマチ。主観を結構押し付けてくる人や客観情報のみに基づき極力主観を押し付けない人、客観タイプでも、裁判資料や報道記事を元に時系列で網羅的にまとめているスタイルから事件を追っていくスタイルまで様々。それで言うと、本書は、客観的ではあるが、裁判資料から明らかになった情報を事細かに再現していくスタイルで、詳細を知りたい人にはおすすめだが、文章の面白さに欠け、結構読み進めるのが辛かった。
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コワイネ!