エデン (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
4.02
  • (304)
  • (494)
  • (235)
  • (22)
  • (1)
本棚登録 : 2619
感想 : 352
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101312620

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • サクリファイス読んだらこっちも読みたくなるよねー!ってことで再読しました。ニコラの気持ちを思うとやりきれない。呪いを胸に抱きつつもこれからいっぱい活躍してほしい。

  • 最高でした

  • サクリファイスの続編。
    ツール・ド・フランスの舞台で戦うチカシと選手同士の友情、嫉妬が絡み合う物語。

    前作に続き読みやすく面白い。

  • 素晴らしい❗️すごくいい❗️とってもいい❗️としか言いようがない笑。 1作目から続いて読んだせいで舞台もスケールアップして話の展開も鮮やか

  • サクリファイス続編。世界最高峰の自転車レース、ツール・ド・フランスを舞台に、欧州に渡ったチカのその後が描かれる今作。

    前作よりもさらに自転車度を増して、グランツールの過酷さ、ロードレーサー達のほぼほぼ正気を失ったといっても過言ではないような、そんな自転車狂いっぷりとともに、文字通り「ともに走る」ような感覚で一気に読めてしまう。

    この世で一番過酷な楽園を目指して疾走する、飛ぶようなロードレーサー達の三週間。面白かった。

  • とてもおもしろい
    ただ、自転車ロードレースの知識が全然ないのでだいぶ損してるなー

  • この本も何回か読み返している。
    最後の一文が最高だと思う。
    サクリファイス、エデン、サヴァイブの流れが本当に好きだ。
    エデンは真ん中だからちょっと印象薄いけど、ニコラと記者の人の話とか、それを聞いての主人公のニコラへの説得とか、本当に主人公だからこそ言えたことだと思う。

  • 前作のサクリファイスから読んでいます。
    近藤史恵さんのほかの作品は読んだことないです。
    サクリファイスとの比較になりますが、同じような感じ。
    ロードレースの深い話と最後のミステリーの部分。
    ロードレースでもサクセスストーリーではなく、あくまでロードレースのリアルを忠実に表現。
    チカが能力発揮のストーリーでも良かったと思うが、ミステリーの部分を考えれば、サクセスストーリーは違うのか。
    全くロードレースの知識は無いが読みやすく分かりやすい。
    前作より横文字が多いので少し読みにくい。
    ロードレース以外の近藤史恵さんの小説を読んでみたい。

  • あれから三年――。白石誓は唯一の日本人選手として世界最高峰の舞台、ツール・ド・フランスに挑む。しかし、スポンサー獲得をめぐる駆け引きで監督と対立。競合チームの若きエースにまつわる黒い噂には動揺を隠せない。そして、友情が新たな惨劇を招く……。目指すゴールは「楽園」なのか? 前作『サクリファイス』を上回る興奮と感動、熱い想いが疾走する3000kmの人間ドラマ!
    (2010年)
    — 目次 —
    第一章 前夜
    第二章 一日目
    第三章 四日目
    第四章 タイムトライアル
    第五章 ピレネー
    第六章 暗雲
    第七章 包囲網
    第八章 王者
    第九章 魔物
    第十章 パレード

  • このシリーズは、読み終わった後の満足感が高いですね。最後は、ニコラにとって不幸な面はありますが、これを乗り越えていくのが彼の成長であり、人生でしょう。また、チカにとっては、ベストを尽くしたからこそ、新しい道(契約)に繋がったということであり、チャレンジは自分の能力を高め新しい道を開きます。大変心強い後押しであり、私も日々、チャレンジをし続け、一歩でも成長し進みたいと思います。

全352件中 71 - 80件を表示

著者プロフィール

1969年大阪府生まれ。大阪芸術大学文芸学科卒業。1993年『凍える島』で「鮎川哲也賞」を受賞し、デビュー。2008年『サクリファイス』で、「大藪春彦賞」を受賞。「ビストロ・パ・マル」シリーズをはじめ、『おはようおかえり』『たまごの旅人』『夜の向こうの蛹たち』『ときどき旅に出るカフェ』『スーツケースの半分は』『岩窟姫』『三つの名を持つ犬』『ホテル・カイザリン』等、多数発表する。

近藤史恵の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
三浦 しをん
宮部みゆき
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×