ハイドラ (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 717
感想 : 89
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  • Amazon.co.jp ・本 (156ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101313313

感想・レビュー・書評

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  • 表紙が美しかったです。重い仕事がやっと終って、なんとか本の感想を書く余裕ができた。ずっとモニタに向き合ってるから。なんだかもういやでねえ。つうか、全然本の感想になってないし。いちばん気になったことは、アトガキをかいていらっしゃる瀬戸内先生が「松本」とロッカーの名前を間違えていること。「松木」だよ。どうして、編集者はつっこんでうやらんのか?というか、原稿変えちゃだめなのか。というか、それすらも瀬戸内先生の味なのか。金原さんの本はいつも主人公が美人なんだなあと思う。やはり、食べものに対する書き方がグッと迫ってきます。食べ吐きとかしたことはないけれど。自分の居場所がどんどんなくなる感じ。不快と快がわからなくなる感じが透明感を持ってうまくかけているなあと。

  • 昔ほど共感しなくなっていた。

  • 今までの作品よりはシンプルで読みやすかったです。

  • 3.5

  • 私が読んだのは文庫本だけど、解説が瀬戸内寂聴さんで驚いた。
    金原ひとみさんが私の二つ下で、何より子供がいることにも驚いた。

  • 購入場所:紀伊國屋書店 ららぽーと豊洲店
    読書期間:2010年3月12日~2010年3月14日

  • 2010.3.8読了。

  • いつも通りの金原さんの小説だけどなんとなく暖かい気がする。
    初めて「蛇とピアス」を読んだのは高校生の時だったかな
    金原さんの小説を語るときに、必ずと言っていいほど
    「蛇とピアス」の話が出てくると思うけど、それほど斬新な小説だと思う。

    さてさて、本題の「ハイドラ」の感想ですね。
    最初に書いたとおり、今までの金原さんの小説に比べて
    暖かい気がします。それは人間味というか、常識というか
    なんかそういうものに近くて、あっわかるかも・・・というそんな感想の感情

    ボリュームが少ないけど、全くそれを気にさせない内容の濃さ
    むしろこのボリュームが癖になりそうな。そんな感じ

    一番印象に残ってるのが

    「残る」

    の一言かな。びっくりさせられたというか、予想を裏切られたというか
    あんまり書くとネタバレになるから、そんなに書けないけど

    あと一番びっくりしたのが文庫版の解説。
    ぜひ皆さんにもびっくりして欲しいから、解説は最後に読むようにしてください~

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著者プロフィール

1983年東京都生まれ。2004年にデビュー作『蛇にピアス』で芥川賞を受賞。著書に『AMEBIC』『マザーズ』『アンソーシャルディスタンス』『ミーツ・ザ・ワールド』『デクリネゾン』等。

「2023年 『腹を空かせた勇者ども』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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