マリアージュ・マリアージュ (新潮文庫)

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著者 : 金原ひとみ
  • 新潮社 (2015年10月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (267ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101313337

マリアージュ・マリアージュ (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 20170627

  • 2016.11.14読了

  • ”男とは一体何なのだろう。そして女とは一体何なのだろう。私にとって男とは、気分によって着たり着なかったりする、服のようなものなのだろうか。裸でいるのが恥ずかしいから着ているだけなのだろうか。そしてその服は、かっこ良かったり可愛かったりすればいいという、それだけのものなのだろうか。そんなはずはない、私は全身を焦がして愛している。強烈に愛している。でもその愛の行方が分からない。自分が、身をたぎる愛が、どこへ向かっているのか分からない。”

  • 初めて読んだ金原さんの作品。
    短編でよかった。
    濃密に人と関わると、自分の中に妄想がうまれて相手を疑ってしまう。
    関わることをやめると楽になるかもしれないけれど、それでも求めてしまう。
    「仮装」が切なかった。

  • 160428読了。
    結婚する人、交際する人、不倫する人、別れる人。
    解説にもあったけれど、現実はそんなにうまいこといかないよ、っていう、うまいこといっていない感じかなんとも清々しかった。
    変な憶測、妄想で思考が飛躍していくところが金原ひとみらしくてとても好き。
    今回は短編集で主人公が男性のものもあったし、全般登場人物がつとめてクールでかなり読みやすい。
    今の時期の自分が読むのにとても面白いテーマだった。

  • いろんな人の価値観があって、受け入れることの難しさを感じています。

  • ただ好きな人と幸せになりたかっただけなのに、
    何で幸せになれないんだろう。
    兄と妹の関係は不安定で結果的にはカナとキョウを近づけたきっかけにはなったが、永遠には続かない脆い関係でしかない。わかりあえないからこそ惹かれあうのに、そして憎しみ合ってしまう。
    そして想像よりもはるかに簡単に壊れてしまう。

  • 帯のキャッチがとにかくまっすぐ。
    『あなたとしたい、という欲望。』
    『こうした結末を残酷と思うだろうか。結婚をしても、子どもを持っても、人はどうしようもなく一人なのだ。』
    結婚というものの見つめ方がとても大人で、好きな分類の短編小説だった。
    特に、仮装、はとても切なかった。

  • この本に出てくる登場人物はみんななんとなく知ってる人のような気がする。いろんな人がいるけど、みんな同じな感じがする。
    そしてなんとなくその哀しさがわかる気がする。わかるのに、幸せになり方がわからない。

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マリアージュ・マリアージュ (新潮文庫)の作品紹介

キスをして抱きしめられ、初めて普通の状態になれたあの頃。今の私は年下の彼に、昔の自分を重ねてしまう(「試着室」)。私の性を抑圧し続けてきた、私に対して1ミリも動かなくなった彼の性器に、今、私は復讐をした(「ポラロイド」)。他の男と寝て、気づく。私はただ唯一夫と愛し合いたかった(「献身」)。幸福も不幸も与え、男と女を変え得る愛と結婚の、後先を巡る六つの短篇。

マリアージュ・マリアージュ (新潮文庫)はこんな本です

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