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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
こどもってこんなかんじだった。
普段、自分はまだ大人になりきれていないと思うことが多いけど、やっぱり子供の持っている世界とは広がりや奥行きが違うんだと思った。
思ってたよりだいぶよかった。
眩しい夏の匂いと
柔い未来。
興味をもち一歩近づく事で
知らなかった世界が自分のものになる。
「夏が恋しく、愛おしくなる物語」
最初から最後まで、魅力あるストーリーの中に素敵な言葉がたくさん散りばめられた作品。「あの日」少年だった人なら誰もが、読み終わったときに柔らかく優しい笑顔に。
小学6年の夏、ぼくと山下、河辺の3人は、人が死ぬ瞬間を見てみたいという好奇心から、町外れに住むおじいさんを見張ることにする。一方、観察されていると気づいたおじいさんは、憤慨しつつもやがて少年たちの来訪を楽しみに待つようになる。ぎこちなく触れあいながら、少年達の悩みとおじいさんの寂しさは解けあい、忘れられないひと夏の友情が生まれる。
「岸辺の旅」と続けて読んできたが、どちらも「死」という存在を通して「生」を感じられる話。読んでいるとじわじわと温かくなる良い話。
死のもつ意味を死そのものではなく、その周辺を描くことでインプライしている。
そのため、全体の印象としてはほっこり系だが、”死”が直接もつイメージとは別な側面を逆説的に伝えている。
テーマは思いが、柔らかい文体なので少し拍子抜けした。
心に残る言葉が随所に散りばめられていて、考える材料になる。
ここでも、湯本さんは強烈なお年寄りキャラを展開。
彼ら・彼女らの手さばきと言葉に羨望の眼差しを向けてしまいます。
「歳をとるのは楽しいことなのかもしれない」
や~何て綺麗な小説!
仕事で疲れて、中華料理屋でビール飲みながら読んではいけない本ですね。
お友達から「一番好きな本」との話を聞いて読んでみたんですが、まさかこんなに良い本とは……
小学6年生の3人組が死体を見たい一心で、近所のおじいさんを監視します。
それを当の本人に見つかってしまって……というお話です。
おじいさんは口では「うるさい」と言いながらも、3人の座布団を用意していたり、果物を用意していたり、そういうのを一人で準備しているところを想像すると、何だか楽しいような、切ないような……
心を開いていくおじいさんと、子供たちの描写を読んでいて「自分にもこんな時代あったなぁ」と思いながら、同時に「汚れたなぁ」とも思うのでした……
残酷な思いつきから始まった少年と老人の交流。ただの他人が大切な人へと変わるとき、その人の死はとても痛ましい。
けれど、少年たちは自分なりの答えを出し、死を受け入れる。
思わず泣いてしまいました。
もうもう大好きです!!
哀しい話のはずなのに、読み終わった後はさわやかで新たな気持ちになれるので、つらいことや煮詰まったことがあるとき、必ず読みます!
夏になると読み返したくたくなる大好きな一冊。
死をテーマにしてるけど、重すぎず、読後感が最高。
今まで読んだ本の中で最も特別な本。
思春期にさえ届かない三人の少年たちが“死”に興味を持ち、観察する為に出会ったおじいちゃんとの夏の物語。
ポプラの秋も並べて大切な本
少年の頃、お化け、寝ションベン、泣きべそ、けんか、反抗。様々なものが詰まっていたんだな。心温まるお話です。
これを読んで、俺の隣に住んでるゴキブリ飼育が趣味のゴミ屋敷ジジイにも少し優しく接してやらないこともないんだからね! って思ったり思わなかったり
この作品を読み始めてからストーリーの主人公のように 懐かしい小学生時代にタイムスリップしたような感覚になりました。 子供の頃は知らないことが沢山あって、 大人の事情も知らないけれどそれも知りたくなったり 何に対しても興味津々な頃を思い出させます。 この少年達は人が死ぬ瞬間を見たかったというところから おじいさんの家の軒先で見張りをしていたのに、 徐々に中に入ってしまい、しまいには... 続きを読む »
「感動しちゃうんだろうな」を裏切らない感動作。
「死」をテーマにしているけれど、暗さやジメジメ感は
なく爽やかな後読感。
興味本位でのぞき始めたおじいさんの生活とぼくらの生活がリンクしていき、お互いにいい刺激を与えあっていく。
とてもいい内容の本でした。
最後もステキ。
あの交流がなかったら、孤独死で家の周りにおかれたゴミのように朽ち果ててから見つかるような事態になってしまったかも。
読まずに死ねるか、で出会った本。
大好きな人の「死」を超える大変さ。そこんところは正直よくわからなかった。だって私はまだ、自分の愛した人に死なれたことはないし、いつも一緒にいる人がある日突然いなくなってしまったなんて経験もない。 でも、母親と二人で暮らす主人公千秋の、明日に対する不安みたいなものは、ものすごく共感できるところがあった。 自分の将来が見えなくて、「早く行き先を決めなければ。でも一体どこに行けばいいの?... 続きを読む »
大人が読めば、きっと思い出すあの時の夏休み。
それはもう戻れなくて、大切で、忘れられない記憶。
幼いながらに、少しだけ大人になる瞬間がそこにはあると思います。
大切な人との別れ、でもみんなその悲しみを乗り越えて、
少年たちはまた会おうと約束して一歩踏み出していく。
涙なくしては読めないです。

玖保キリコさんの解説がすごく響きました。
子供の頃に心の中に持っていた小宇宙、それは子供の自分にとっては世界の全てであってその小さな世界でじたばたしていたこと。
そして、小さな世界しか知らなか...





