- Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101315126
感想・レビュー・書評
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父を突然亡くした娘が、大家のおばあさんとの交流から、父への手紙を書き始めた。書くことで父の死を理解していく娘、抱える痛みが見え隠れする母、隠し守られた真実。秋に相応しいじんわりとくる小説だった。生きていると上手くいかないことはたくさんある。この本は、そんな投げ出したくなりそうな時に読むとより違ってみえてくるかもしれない。
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夏休みの空気をいっぱいに閉じ込めるのが本当に上手い
もう二度と戻れないけど、私にも夏休みがあったのだ -
哀しみや空しさを埋めてくれるものは何?・・・その答えの一つを掘りだせる1冊。
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後半の母の秘密には胸を打たれた。
親子っていうのは一言で表すことはできない。色んな思いが交差して、上手く回らないことの方が多いのだなと改めて思った。
『1日1日をだーいじに、好きなように、生きなさいよ』
うん、そうする! -
中二の頃、学級文庫にあったものを朝読書の時間に読んだことを思い出したので。
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融通の利かない子供時代。
千秋のような私を心配した大人たちが起こした行動がいくつあったのかと考えた。 -
暗い話かと思ったけど予想に反して、まぁよかった。
(2030/08/10再読)
読んだのを忘れて買ってしまったので再読。
初読のときより印象はいい。千秋ちゃんには幸せになってほしい。
おばあさんとの交流がいい。
おばあさんとかおじいさんと交流する話が多いな。2冊しか知らないけど。 -
【映像化作品特集】
資料ID:98000624
請求記号:080||S
配置場所:工枚特集コーナー -
穏やかな気持ちで読める本
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10月18日