サービスの極意 (新潮文庫 た 71-2)

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  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101315324

感想・レビュー・書評

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  • 図書館の除籍図書で見つけた、薄い本であるが、内容は、今の自分にとって非常に示唆に富んだものであった。
    サービスとはどのようなものか?が本書の主題であるが、本書で述べられるサービスに関する考え方は、すべての仕事に通ずるものがあるように思う。例えば、独りよがりになるのではなく、客のニーズを適切に汲み取ること、それに応じた選択肢を呈示すること、とか。
    選択肢を呈示するには情報量が必要、すなわち勉強が必要であり、これがクリエイティブな仕事、価値を生み出す仕事へと繋がっていく。
    仕事への姿勢が変わる、見直すきっかけとなる一冊かと。

  • 何かの本で紹介されていて図書館で借りて数ページ読んだが、これは何度も読むべき本だと思って購入。
    コンサルタントとして意識すべきと思うところがたくさんあった。

  • 全社会人必読の書。
    どうか再販を!

  • 先輩に勧められて読んだ本です。

    ソムリエに大事なものは、結局ワインじゃないんですね。

  • 田崎真也の視点からサービスを究極に分析し追跡したこの道を走る人には必需品。サービスに関わる人でもなくても人生を豊かにするためにも読める。

  • ソムリエとして有名な著者の「サービス業とは」について、自分の経験を例にして述べているエッセイです。もてなすのも、もてなされるのもお客さんであって、店や店員はあくまでもそのサポート役であるべきだという持論に「成る程」と感心させられました。文章も読みやすく、内容も興味深く、なかなか面白かったです。

  • ワインに素養はなく、したがってソムリエという職業にも縁のない私ですが、一人の働く人間として、参考になる点も多々ありました。どんな仕事であっても、相手が同じ社内であっても、次工程の人はみな客だと思えば、この本から得ることはあると思います。うちの会社の連中(特に上司)に読ませたいね!

  • 未読

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著者プロフィール

1958年、東京都生まれ。1995年、第8回世界最優秀ソムリエコンクールで日本人として初めて優勝、世界一の座につく。以降、ソムリエとしてのみならず、ワインを含む酒類と食全般にフィールドを広げて活躍。99年、フランス農事功労章シュヴァリエ受章。2011年、黄綬褒章受章。現在、国際ソムリエ協会会長を務める。ワインだけではなく、日本酒や焼酎にも造詣が深く、『ワイン生活』(新潮社)、『本格焼酎を愉しむ』(光文社)などの著書がある。

「2016年 『No.1ソムリエが語る、新しい日本酒の味わい方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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