深追い (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 3064
感想 : 277
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  • Amazon.co.jp ・本 (377ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101316710

感想・レビュー・書評

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  • 横山氏の作品はどれもお話にリアリティがあり、面白い。

    この小説も7編からなりますが、どの小品もレベルが高く、楽しめます。

    「深追い」「又聞き」「人ごと」が私のベスト3でしたが、あなたは?

  • 三ッ鐘警察署を舞台に起こる短編集。
    どれも面白くてそれぞれに何か隠されていて
    とても面白くて短編なのでサクサク読めた。
    やっぱり横山さんの描く警察モノは面白いなと改めて思った。

  • 横山秀夫さんの世界には、いつも引き込まれます。読んでいる時は、少しでも、先を知りたいとページを繰るのに、読み終わると、もう少し、この世界に浸っていたかったと残念になってしまいます。

  • 横山秀夫さんの作品どれも好きなんです。特に短編はどれも珠玉です。

  • 短編
    一話一話はそこそこ面白い。

  • 短編。バラエティ溢れる登場人物の個々のストーリーは面白い。ちょっと無理矢理な展開もあったけど。

  • ☆3
    地方の所轄三ツ鐘署を舞台とし、その警察署に努める様々な人々を主人公にした短編集。横山秀夫らしく、よく焦点を当てられる捜査一課ではなく、交通課、鑑識、ドロケイ、人事、生安課、副署長、一般職を主人公とし、警察内部および、その家族の葛藤が重く、深く描写されている。
    しかし、どんでん返しは少なめでミステリー小説というよりは警察小説のジャンルに入るように感じた。
    「仕返し」と「人ごと」がお気に入り。

  • 殺人事件と捜査一課という通常の警察小説は対極で、どちらかといえば目立たない部署の日常もの、といえる。だがそれがいい。一般人にはあまりわからない警察の内部事情的なものが窺い知れるのが◎。気軽に読める

  • うーん・・・と思ったり、
    ちょっとだけほっこりしたり。
    力まずに読める7つの短編。

    各短編の主人公だけでなく、
    それぞれの登場人物の「人間臭さ」も
    話に引き込まれるポイントなんだろうなぁ。

  • 横山秀夫さんの警察ものは間違いないですね。短編小説でしたが、楽しめました。

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著者プロフィール

1957年東京生まれ。新聞記者、フリーライターを経て、1998年「陰の季節」で松本清張賞を受賞し、デビュー。2000年、第2作「動機」で、日本推理作家協会賞を受賞。2002年、『半落ち』が各ベストテンの1位を獲得、ベストセラーとなる。その後、『顔』、『クライマーズ・ハイ』、『看守眼』『臨場』『深追い』など、立て続けに話題作を刊行。7年の空白を経て、2012年『64』を刊行し、「このミステリーがすごい!」「週刊文春」などミステリーベストテンの1位に。そして、英国推理作家協会賞インターナショナル・ダガー賞(翻訳部門)の最終候補5作に選出される。また、ドイツ・ミステリー大賞海外部門第1位にも選ばれ、国際的な評価も高い。他の著書に、『真相』『影踏み』『震度ゼロ』『ルパンの消息』『ノースライト』など多数。

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