カデナ (新潮文庫 い 41-11)

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  • 新潮社
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感想 : 26
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  • Amazon.co.jp ・本 (574ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101318219

感想・レビュー・書評

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  • 沖縄の風景を脳内で補完するにあたって、沖縄旅行はやはりよかった。書を捨てよ町へ出ようとはよくいったもんだ。ベトナム戦争時の沖縄、1968年夏。

  • 帯に「たった4人で100万人の命を救う方法。」と書かれていた割にはちょっとショボかった気がする。でもよかった!

  • スパイ小説だけど…
    ビリビリした緊張感がある訳でもなくまったりしている。

    これが実に心地よい。

    でも…戦争の重さを外してはいないの。
    だからうまいなーと思ってしまった。

    カッコつけずに描かれた作品。

  • いつものような強烈なメッセージがあまり感じられませんでした。言いたい事は分かるんです。しかし、スパイ活動や脱走支援のいずれもが盛り上がりに欠け、淡々と展開していくだけです。リアルと云えばリアルですが・・・。

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著者プロフィール

1945年生まれ。作家・詩人。88年『スティル・ライフ』で芥川賞、93年『マシアス・ギリの失脚』で谷崎潤一郎賞、2010年「池澤夏樹=個人編集 世界文学全集」で毎日出版文化賞、11年朝日賞、ほか多数受賞。他の著書に『カデナ』『砂浜に坐り込んだ船』『キトラ・ボックス』など。

「2020年 『【一括購入特典つき】池澤夏樹=個人編集 日本文学全集【全30巻】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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