思春期をめぐる冒険―心理療法と村上春樹の世界 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (314ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101319513

感想・レビュー・書評

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  • 臨床心理士で、村上春樹の大ファンである著者が、
    臨床の事例と物語をうまく絡ませて掘り下げている。
    著者は村上春樹の新刊が出るとすぐに買って読み、3ヶ月くらいは
    何度も読み返し、文庫本がでると本がボロボロになるくらい
    読み砕くらしい。
    だからこそ、ここまで追求できるんだな、と感心。
    村上春樹の長編小説を読んでいないと、意味が全くわからない
    ところが多いので、できれば読んでおいた方がよりわかりやすい。
    そして、これを読み終えると多分春樹の小説を読み返したくなる
    はず。

  • 一応読み終わった!
    買ってまたちゃんと読み直したい。

  • 今、読んでいるところです。
    なかなか興味深くて面白いです。
    「ねじまき鳥」や「カフカ」も読み返してみたくなってきました。
    疲れたときには、村上春樹を読みたくなるのも、なんか心理療法的な効果を無意識に期待してるのかな?好きなだけかな。

著者プロフィール

島根大学人間科学部心理学コース教授

「2020年 『こころを晴らす55のヒント』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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