自覚: 隠蔽捜査5.5 (新潮文庫)

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著者 : 今野敏
  • 新潮社 (2017年4月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (321ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101321615

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有効な左矢印 無効な左矢印
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自覚: 隠蔽捜査5.5 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • テレビ化もされたシリーズの短編集です。今回は主人公、竜崎署長の周囲の登場人物のスピンオフ。 今までのシリーズで描かれていた人物像に厚みが増します。主人公本人が主役の長編では、長所が家族から見るとちょっとダメな部分だったりしてホッとするのですが、今回は登場人物の側から見る署長がたまらなくカッコよく描かれています。

  • 再読。竜崎さんのファンの警察官の集い---ともいうべきスピンオフ短編集。皆さんの竜崎さんへの愛が感じられる楽しい一冊です。署長決済印を押しながら様々な問題を簡単に解決しちゃう神のようなカッコよさです。今野さま、どんどんこのシリーズを書きまくっちゃってください。

  • やった!シリーズ5.5
    嬉しくて最後の方は読み終わるのが寂しくてゆっくり読んでました。
    どの話でも竜崎さんがかっこよく、なんでもっと早く相談しないのよ!と突っ込みたくなる。
    ほんと竜崎さんだけは視点が違う。
    視点を変えて見てみることの大切さを感じられるシリーズです。

  • 竜崎署長の周囲の7名の警察官の視点で描かれた、7編の短編小説集
    ぶれない竜崎は頼りになるね。

  • 今野敏『自覚 隠蔽捜査5.5』新潮文庫。

    文庫化されたので再読。

    シリーズ第7弾。スピンオフ短編7編を収録。前回のスピンオフでは伊丹が主役であったが、今回は竜崎を主役にしたスピンオフである。全ての短編に竜崎の魅力と人間性を感じるエピソードが凝縮されており、非常に面白い。

    『漏洩』。誤認逮捕にマスコミへの捜査情報の漏洩。この危機に竜崎はどうするのか…変人と呼ばれる竜崎の行動が一番まともに見える。

    『訓練』。かつて竜崎とアメリカ大統領の警護を行なった美貌のキャリア、畠山美奈子はスカイマーシャルの訓練に送り込まれる。竜崎に弱音を吐いた美奈子は竜崎からサジェスチョンを受けるが…

    『人事』。かつて、竜崎と揉めた野間崎の上司に弓削篤郎が赴任する。竜崎に興味を抱いた弓削は大森署に向い、竜崎との面談を求めるが…

    『自覚』。住宅街で発生した強盗殺人事件。大森署の戸高刑事は人質を取った容疑者に向けて発砲するが…撃てない警察という世の風潮の中、竜崎の判断は…

    『実地』。大森署に卒配された警察官が職務質問した大物窃盗犯を取り逃がす。この失態に罪をなすり付け合い、責任転嫁で揉める大森署内。この事態に竜崎は…

    『検挙』。検挙数と検挙率のアップの通達に問題児の戸高が果敢に挑み、大森署は大パニック。竜崎はこのパニックをどう収めるのか。

    『送検』。強姦殺人事件の被疑者逮捕を指示した伊丹は誤認逮捕の危機に陥る。伊丹を助ける竜崎は…

  • 2014年10月新潮社刊。2017年5月新潮文庫化。7つの連作短編。短編という様式に登場する竜崎さんが、とても良い。文句なしに楽しめる。

  • 大森署署長・竜崎伸也に関わる7人の警察官の視点で描かれたスピン・オフ短編集。

    上司やマスコミの顔色をうかがい、自分の立場やメンツを守ろうとする彼ら。無能と思われたくないので事案を抱え込み、判断に行き詰まる。
    そんな彼らの憂いをいとも簡単に解決してしまう竜崎がかっこいい。

    「法と正義に則り、地域住民の安全を守ること」原理原則で考えれば、警察官がなすべきことの優先順位ははっきりする。
    責任追及より犯人逮捕。
    実は竜崎が一番庶民的な感覚をもっているのではなかろうか。

    大矢博子さんの解説からはシリーズ愛が溢れていてよかった。

  • 隠蔽捜査シリーズのスピンオフ短編集。七人の警察官の視点で、如何なる場合にも原理原則を貫く信念の警察官僚・竜崎伸也という人物を描く。
    組織の中で長年勤めると、どうしても原則からズレが生じてくる。原因は保身や対立や疎外感だったり、流行りの言葉では忖度だったり。そんな細かいことをバッサリと斬る竜崎署長の言葉に、いつも勇気をもらう。読後感はいつもスッキリ。

  • 隠蔽捜査シリーズ。短編集。今回は今まで細かく描かれていなかった大崎署の副署長、刑事課長、地域課長、今日後半係長、そして方面本部長など今まで名前しか出ていなかった人たち目線の短編集。
    最後は結局さすが竜崎署長となるのがわかっていてもきもちがよい

  • みんな竜崎署長が好きなんだなあ。

  • 隠蔽捜査シリーズ5.5。
    大森の竜崎署長と関わりのある警察官主役の短編集。
    ここぞというときの竜崎署長がはえる。
    久々にすっきり面白かった。

  • このところ多忙につき、読感を書いている時間がない。
    とりあえず、読みましたということで、読了日と評価のみ記載。

  • 面白く読みやすい警察小説の代表作だと思う隠蔽捜査シリーズの短編集。
    人から見た竜崎署長の話。

    一番なぜか心にきたのは
    地域課の課長の話である【実地】
    人を育てることができる人はとっても貴重。この課長素晴らしい!竜崎署長が鮮やかにみえながら其の実この地域課課長の良さが際立って面白かった。

    反面【謙虚】は強行犯係長の話で、戸高くんの頭の良さや反抗心はよいですが、あんなやり方をするのは頂けず。正直市民に迷惑かけてまで、証明する意味はなく、腹が立ったはなし。
    なんとなく戸高くんが好きだと思えなくなり残念。

    総じて署長がいかにスーパーマンかよくわかる一冊。

  • 竜崎が署長を務める大森署には、個性的な部下がいる。
    そんな彼らが抱える悩み、葛藤、怒りの数々に竜崎がどう対応し、彼らが竜崎をどのように思っているか。
    本編でも少しずつ竜崎を理解してきたように思えたレギュラー陣の心情が垣間見える逸脱のスピンオフ短編集。

    2017年6月25日読了。
    じっくり大切に読もうと思っていたのですが、読み始めたら止まらなくなって一気読みしてしまいました。
    隠蔽捜査ファンにはたまらない1冊だと思います。

  • 隠蔽捜査3.5以来のスピンオフ短編集。解説でも書いてあったが、短編集ということで竜崎の私生活の描写が省かれており、長編の作品以上に竜崎に「超人」ぶりが際立っている。
    こんな上司がいたならばと思うと同時に、こんな上司はいないだろうと思わせる作品。
    ある意味、サラリーマンのバイブル作品。

  • 七人の警察官の視点で描く、隠ぺい捜査スピン・オフ短篇集。
    畠山警視、関本刑事課長、戸高、貝沼副署長、久米地域課長、伊丹刑事部長が活躍します。
    彼らが頼りにするのは、原理原則を貫く警察官僚、大森署署長竜崎伸也です。
    本編も読ませますが、スピン・オフ短編もイイです。

  • 初めての作家さん。出先で「検察側の罪人」を読み終えてしまって、急いで近くの本屋さんで買ったのがこの本。
    驚いたのが「検察側の罪人」が蒲田署所轄での事件で、こちらは大森署が舞台。
    どちらも私の住まいの近く。
    どういう巡り合わせだろう。
    蒲田署は何回か訪れたことがある。
    大森署は入ったことはないけど、結婚当初の住まいのあったところで、今もバスで通る道にある。
    読んでいくとまたまた大田区中央4丁目とかそこの酒屋とか中華そばやなんてまさに思い当たる(笑)仕事の時助けを求めて最初に飛び込んだのが酒屋さんで「手が離せない」と言われて次ぎに飛び込んだのが通りの向かいにある中華そばやだった。
    なんということでしょう?!それだけでもワクワクして、さらに大森西7丁目のアパートって・・・こういう展開だと読むのがますます楽しくなるね。

    大森署の竜崎署長がデーンと構えていて、彼の采配が無駄がなくて実に見事で惹かれるわぁ。
    また彼を取り巻く人々も個性的で一人一人魅力的に描かれている。
    初めての作品なので、みなさん初対面なんだけど(笑)すごく好きな作品になった。
    シリーズ初めから読んでみたい。

  • 隠蔽シリーズスピンオフ第2弾

    好きなシリーズなので手に取ってみた
    7編からなる短編集

    本作はスピンオフという事で竜崎以外の視点で物事が展開される
    基本的には、各々の登場人物が試練にぶつかった際に竜崎の一言で眼が開ける
    といった内容

    竜崎には芯があるのでブレない
    実生活では様々な兼ね合いから、
    なかなかこう上手くはいかないだろうからこそ、
    竜崎の言動に心躍る

    ストレスを溜めずに読める本

  • 隠蔽捜査シリーズの短編集第2弾。本シリーズの脇を固める脇役達の視点で描かかれる。
    主人公竜崎の魅力は相変わらず全開で、本シリーズの魅力である爽快感も健在。
    あまり描かれない脇役達の心情が深堀になり、今後も含めて物語に厚みが出たように思える。

  • みんないろいろなところで竜崎の冷静さに助けられている。竜崎の問いかけで「はっ」と我にかえる人多し。

  • 201705/隠蔽捜査シリーズスピンオフ。ワンパターンといえばワンパターンかもだけど、今野敏の刑事ものははずれない。面白かった~。

  • シリーズに出てくる登場人物を視点とした物語ももちろん楽しかった。それぞれも魅力的な人たちだからなせる技か。野間崎さんもいいね。

  • 安定の面白さ☆

  • 「隠蔽捜査」シリーズの7冊目。
    今回の主人公は竜崎ではなく、彼を取り巻く周りの面々がそれぞれに主人公を務める7つの短編からなるスピンオフ。GWの谷間に神戸へ出かけた車中でサクサクと読み進む。
    主人公は竜崎ではないとは言え、やはりお話は彼の判断=正論に従って動く。
    組織のしがらみや人間関係を忖度し落としどころを探るような仕事に終始している身にとって、話のテンポは小気味良く、まずまず面白く読んだ。
    短編なので竜崎の斬れる正論が中心で、<変人>振りの描写が少ないのは致し方ないとは言え、最初の頃にあった良い意味での毒気が多少薄くなってきている感じは前作でも感じたところ。

  • 安定の今野敏。
    面白かった。

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自覚: 隠蔽捜査5.5 (新潮文庫)の作品紹介

副署長、女性キャリアから、くせ者刑事まで。原理原則を貫く警察官僚・竜崎伸也が、さまざまな困難に直面した七人の警察官を救う!

畠山警視は実技を伴うスカイマーシャルの訓練中、壁に直面する。彼女は共に難事件を乗り越えた竜崎に助言を求めた(「訓練」)。関本刑事課長は部下戸高の発砲をめぐり苦悩した。そこで竜崎の発した一言とは(表題作)。貝沼副署長、久米地域課長、伊丹刑事部長。彼らが危機の際に頼りにするのは、信念の警察官僚、大森署署長竜崎伸也だった――。七人の警察官の視点で描く最強スピン・オフ短篇集。

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